投稿元:
レビューを見る
心葉くんとのお話かと思ってたので、少しびっくりしました。
半熟作家くんの事、最初は好きになれないキャラだなぁと思ってたのですが、少しずつ成長していく姿を見ていたらそんな気持ちもどこかにいってしまいました。
ただの愛すべきおばかさんだったんですね。
文学少女最後の作品、最高でした。
投稿元:
レビューを見る
文学少女はいいシリーズだったと思います。私だったらそうは表現しないなと思うこともあれど、出てきた本は読みたくなり、余韻が心地よかった。この巻で終わりというのが本当に寂しい。快斗編としてもっと読みたいのになと思った。
でも完結はめでたい。
投稿元:
レビューを見る
★★★★ 4 ”文学少女”シリーズ完結編。出版社の編集者になった遠子と高校生作家快斗との触れ合いが主な話のテーマ。快斗が密かに遠子に憧れ、一喜一憂する様は快斗も大人ぶっていてもまだまだ子供なのだなとしみじみ読んでいて思う。ラストは”文学少女”に成長した菜乃も登場し何というかこれからまた別の物語が始まるのだなという感がした。シリーズを読んで感じたことは、このシリーズを読むときにはモチーフとなる小説は先に読んだ方が話に共感できるかなという点。再読の機会があれば事前にテーマとなる小説の本を読んでから読んでいきたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
遠子お仕事編。文学少女シリーズ最終巻。これまでの重々しいストーリーとは対極のコメディベースで展開する。
大好きな心葉と共に生きる幸福感いっぱいの遠子の可愛さ、可憐さが大爆発。男(男の子かもしれないが)ならこんな風に愛されたいし、またこんな女性に愛されるような人になりたいと、素直に思ってしまう。
そして、やはりというか、なんというか、ラストの登場人物は彼女ですよ…、彼女…。
心葉は直接には登場しないが、著者は書かないことの良さを十分認識した作家さんなので、この方が良かったと思えます。サービス満点の最終巻です。
投稿元:
レビューを見る
新しい担当編集の天野遠子嬢は、清楚な美人だった。──が、いきなり本棚の前でグルメ批評を始めるわ、ほんわか笑顔で容赦なく原稿修正を指示してくるわ、売れっ子高校生作家たるオレが、どうしてこうも振り回される!? そんな時届いた脅迫状じみたファンレター。そこにはまだ刊行される前の小説の内容が書かれて……って差出人は、まさか!? 半熟作家・雀宮快斗とその担当編集者遠子が織りなす、物語や文学を食べちゃうくらい愛する"文学少女"の、最後の物語。