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アメリカ軍基地は軍事目的のために道をわかりづらくしている、という描写がよく書かれているので読んだ方がいい、と先生に言われて読んだ作品。
芥川賞なので文章はうまいし、ちゃんと物語としても成立していたが、一言で言うと思想が古くさい。
そのために、先の内容がわかってしまって説教くさく感じてしまう。
出版当時だったらさぞかし面白かったのだろうな。
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オーディブルで聴きました。
芥川賞を取ったし、短いし、ということで選びました。
蓋を開けると、カクテルパーティーという題名とは裏腹に、沖縄返還前、米兵に娘がレイプされ、父は訴えようとするが様々な障壁があり苦悩するという、重い内容でした。
軽い気持ちで聴き始めたので、内容の重さに気持ちも知識もついていけなかった。負けるだろうと分かっているが、それでも裁判に挑もうとする父親の葛藤を、さらっと聞いても理解したとは思えず、中途半端な気持ちで終わりました。
令和の今も沖縄での性的暴行事件は頻繁に起きており、平和外交のために隠ぺいしてしまおうという気質はずっと変わっていない。いつか変わる日が来るのだろうか…と悲観的に思う。
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audible 2025年8冊目
芥川賞受賞作は「紙のホンダ」の禁を破ってしまったのだが、戯曲らしく聴こえたので、それはそれでよかったかも。
でも、この作品を読まずに沖縄に行ったりしていた自分を恥じる。
もっと早くに知りたかった。
これから、沖縄の話題が出た場所では、必ず薦めていきたい。