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投稿者:m - この投稿者のレビュー一覧を見る
石田衣良氏の作品はエロティックな描写を中心読んでいるが(変な理由はない)、これはまた何とも似ていない、ヒトとの繋がりを考えさせられるストーリーだった。
世の中の様々なハンディキャップに悩んでる人に読んでもらいたい。
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幼友達というには深くつながり過ぎているカンタと耀司。お互いとつながることで自分を維持できる、自分を保持できる。そんな相手と出会えたことはまるで奇跡のようだ。社会の中で躓いてしまったけれど、さあ起ちあがって歩いて行こう!未来はまだまだ続いているんだから。
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2人の関係を羨ましく思いながら、これからどうなっていくんだろう!って読んでいる。
でも、まだ半分までしかよんでいないが既に帯に、『携帯ゲーム会社が大当たり』の文字!
そこが終わりじゃないんだろうけども、楽しみがちょっと減った感じ、、
最後まで読んで思わず涙ぐんだー!
でもなんかちょっと物足りないかなー
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毎年のIWGPがなくなってから、石田衣良を読むのは久しぶり。
幼い頃から固い絆で結ばれた二人、人気者の耀司と発達障害のカンタ。幼馴染みの絆が出来上がっていくエピソードが積み重ねられていく中で、いつの間にやらホリエモンを思わせる話になっていく…。
二人がマネーゲームに翻弄される中、どうケリを付けていくかがクライマックスだけど、いみじくも解説でホリエモンが言っているように、話の展開が脇の甘いお子ちゃまのゲームになってしまっている上に、最後も読めてしまって多少尻すぼみ。
読み口は悪くないので、まあ、いいけど。
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時代の寵児!!ネット長者??え~!!
もしかして、モデルはあの人?!
幼馴染の耀司と発達障害のカンタ
ずっと友達のまま生きていきたい・・
望みを叶えるためには、現実的にお金が必要なのだ。
・・・後は読んで感じてみて下さい((^┰^))ゞ 。
石田衣良さんの作品には、(IWGPは勿論の事)
物語の中に友情があり、魅力的なキャラクターが登場する。
一方で、日常に潜む残酷な影(現実的に起こりうる事実)も描かれているように思う。
ラストはもの足りない気がした。
だけど
カンタに出逢えただけで良いかな~とも思うのだ。
(作品を読む事で出逢えたわけだし)
解説がまさかの(やっぱりの?)あのかたでした。
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前半はかなり面白かったが、後半になると展開が読めてしまう感じ。
発達障害を取り上げたこの作者の心意気は認めたい。
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団地の隣に住む、発達障害をもつカンタと優等生耀司の物語。幼少期から互いに成長していく二人の物語は読んでいて心地いいものだった。
特にカンタの母が亡くなってからの展開は明らかに読めている内容でもいいものだった。
ただ、会社を立ち上げてからの流れは、なにかよくある話風で失速感が否めない。
また、姫、麗子、ノゾミといった魅力のある脇役も最後はほとんど焦点がないのがザンネンだった。
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昔から大好きだった石田衣良さんの本。発達障害を持つカンタと、優等生の耀司の幼なじみ2人が一緒に成長していくストーリー。いつかは、別れてしまう時が来るのかなと思いながら、読んだけど、中身は変わらない二人のお互いへの思いやり。
石田衣良っぽいような、ぽくないような。でも、IWGPの時とはちょっと違った純粋な「正義感」が心地よかった。
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新しい時代に存在するであろう
新しい価値観。
それを作り出すのは人の営み。
人と人ととのかかわりなくして生まれるはずもない。
人がどであるか、どう生きるか、
そこに尽きる。
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『人はみな自分の一番得意なところで苦しむものなのだろうか』という一文が一番印象に残っています。
得意なところ、苦手なところを補いあってる2人の幼なじみの関係がものすごく羨ましくもあり、苦しくもありました。
お互い縛りすぎじゃないかなって思ってしまう自分は親友と呼べる人がいないからなんだろうな。
前半部は好きですが、後半部は株とか買収の話が難しく、個人的には消化不良です。
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非常におもしろかったです。
いろんな方のレビューを参考に購入したが、期待以上の作品でした。
幼い頃から兄弟のように育った2人の男の子。共に母子家庭で育った2人は、お互いの強みを活かし、力を合わせてこの社会で自由を手に入れようとする。
しかし、幸せな生活を求める中で、2人はお金に翻弄されていく。社会的地位、巨額の富を手にした後で思う、本当の幸せとは何なのか。
堅い友情で結ばれた2人の成長物語です。
ストーリー全体を通して、「約束」が大切なカギを握ります。
巻末の感想を堀江貴文氏が書かれていたことも、非常に興味深かったです。
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こんな風にずっと友達で、ほぼいつも一緒にいるのはなかなかないだろうと思う。
2人の関係が羨ましくもあり、窮屈でもあり。
魂の双子とはよい表現だと思う。
後半の株式の話は詳しくないのでピンとはこなかったけれど、ビジネスとしてわかると面白いのだろうなぁ。
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ひと言で表現すれば陳腐かな。
それぞれの小道具、登場人物の個性やストーリー展開などか小説の世界ではありふれたものばかり。上手く組み合わせて読める作品に仕上げたのは流石だけど、石田氏にそんなものを求めていません。さらに解説を書いているのがホリエモンとは…
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前半の二人の友情を軸にしたエピソードの積み上げは意外性もあり、たのしかった。ただ、後半はよくあるパターンといえば言えなくもなく、今一つ盛り上がれなかった。
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在原耀司と土井汗多は、4歳のときに団地で知り合う。優等生の耀司、発達障害で算数と理科以外には興味を示さない汗多。汗多の母親の死により、いったんは千葉の親戚に引き取られ別れ別れになる二人であったが、耀司の母親の計らいで二人は一緒に暮らすことになる。
二人は成長し、アルバイトで稼いだ金を原資に、携帯電話でのゲームソフトの会社を作り、大金持ちになるが・・・命がけで耀司を守ることが、おまえの一生の仕事という母親の遺言を忠実に守ろうとする汗多。
人にとっていちばん大切なものはなにかを考えさせてくれるいい作品だと思う。