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一番響いたのは、巻末の「あとがきにかえて」です。この2ページだけでも、読む価値はあります!
本文に関しては、一貫して文章全体の根底にあるのは「感受性を育む」ということです。さまざまな日々の出来事への対処や、時間軸を持った子育てについて述べられていますが、とにかく感受性が豊かであれば、生きる力を備えた女性に育つこと間違いなし!
共感します。
本書は、新刊案内で知りました。ちょうど8歳を目前にした娘がいるため、軽い気持ちで読んでみました。
特にわが娘は、口が立つ子なので、まさにこの8歳前後の変化は顕著に表れるだろうな~、と思っています。
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女の子の成長に合わせて、育て方(教育)の方針を変える時期として8歳としている。そのころに女の子は内面的な成長により生まれてから今までの育て方のシフトチェンジをする必要があると説いている。
育て方として重要なことは、感受性と品性(行儀のよさ)や整理能力と言っている。
特に、品性についてはしっかり教育する必要があり、また、何度も言って伝えてもよいと言っている。
なるほどと思う個所は多いが、基本的にお母さん向けに書いている本なので、父親の自分はどこまで品性について伝えるタイミングや回数などの微調整が必要だと思った。
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やはり母の力は偉大ですよね。
男にはそれを支える事でしょうね。
母の力でできることがあれば父は楽しんで支えましょう・・・
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他の人が記載してある通り、おかあさん向けのメッセージ。
ただ父親としても共感は出来ました。
今まで子どもを甘やかしてたと少し反省。
これからも美しいものには美しいと共感出来る、そんな子育てをしていきたいです。
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エビデンスベースで無く、著者の経験則で書かれた女の子の育て方を指南する本。受験プロである松永暢史氏の本は役立つ情報も多いですが、この本に関しては読む必要は無いです。
まず、大前提として、著者が望む女性像、生徒像が
・女性は”愛されるべき”おしとやかな存在で、忍耐力と品性が必要
・教師は敬われるべき、教師から好かれるべき
という所からスタートしているので、諸所納得できる箇所はあれど、それより違和感が強く残る内容でした。
(あとがきを読むと、理想の女性像は著者の妻だと分かりました。)
以下の点には同意します。
・品性の獲得は、環境が大きく左右する
・人に対して礼節を持って接するべき(私が同意するのは、教師に対して、ではなく人に対してです)
・母親の夢を押し付けない
・子どもを支配しない
しかし、
”そもそも何故それが必要であるか”という大前提が著者とは相容れないので、著者が勧めるアプローチ方法には同意できず、根拠も薄いので疑問が多く残ります。
これからの時代、必要とされるのは、教師や上司から好かれる力でも、ましてや、男性から愛されるために、おしとやかさや品性を身に付ける事でもありません。
あくまでもそれは、相手と関係を良好に築くため、自分がよりよく生きるためのツールだと私は考えます。
女児の育て方について知りたいのであれば、
・「女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方」(竹内エリカ著)
は、エビデンスベースでしっかり書かれており、著者の価値観の押しつけが無く、余程有益です。
また、同じ教育者という立場から書かれた書籍では、
・「教え上手」(有田和正:著)
は視点が180度異なり、「教師に好かれる子」ではなく「自ら考えられる子」になるような知識が得られるでしょう。
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●女性特有のホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、どちらも分泌が増え始めるのが8歳頃。その影響は体だけでなく、精神面にも出る。