宇宙についての教養
2014/08/28 20:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tomoche - この投稿者のレビュー一覧を見る
Big Questionシリーズ(数学、物理、宇宙)の中では一番。
宇宙に関する教養的な一冊。
宇宙の本は最終的に量子力学に落ち着くので、後半は少しツライ箇所もあるが、
それは宇宙本の宿命なので、手始めにこれを読むのは悪くない。
また、「量子力学のすべてを正しく理解できる人はいない」といったスタンスが大事。
ローレンス・クラウスのNHKの宇宙白熱教室(全4回)を観た方が、宇宙についての教養は早く習得できると思う(ほぼ同じ内容)。
義務教育課程の学校の先生には、ぜひこのシリーズを一度は読んでほしい。
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宇宙の基礎知識を習得するには本書で決まり。ケプラー・ニュートン・アインシュタインの発見。
http://on-the-road.co/?p=731
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スチュアート・クラークのビッグクエスチョンズ 宇宙を読みました。
現在の科学で判明している、または研究されているテーマの解説書(宇宙版)でした。
現在の物理学・天文学の最新の研究の成果がわかりやすく解説されています。
宇宙がビッグバンで始まって現在も膨張を続けている、地球外に生命が存在する可能性はあるのか、銀河の動きを調べていると空間に何か観測出来ないものが存在しているはず(それを暗黒物質と呼ぶ)など、おもしろく読みました。
日々の生活には全く関係ありませんが、距離的にも時間的にも遠い世界のことを想像するのも楽しいものです。
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宇宙は人類のロマンだ。古来より壮大なる空間に想いを馳せ神の叡智に触れるとともに真理の解明を夢見てきた。
本書は偉大なる先人たちの知恵と、いまなお残る深遠なる謎を学ぶことができる。「物理」「数学」より難しく感じたが、個人の事前知識や興味の問題だろう。他2冊と引けは取らない完成度である。
・・・といいつつ天文学の予備知識がない私にとってはやや難解な本であった。
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読売新聞の何かの欄に推薦的な記載が有ったので読んでみた(宇宙モノの読み物・TV、ネタは何でも好きなので)。
結果、うーん、残念ながら「例外なく数分以内に睡魔に見舞われ、一度に10ページとまともに読み進められない」結果となった。
洋書に必ず見られる冗長で比喩的・回りくどい表現。
結論に至っていない為に、各種の理論を紹介してくれるのは良いのだが、グダグダと道のりが長い。 面白いと言えば面白い内容ではあるのだが、見事に眠気を誘う。
好きで類似の書籍や、面白半分でないまじめな科学番組、ネット上の記事などを読んでいれば、驚くような有力理論は出て来ないと思う(多分。なにせ半分寝ていたので...)。
宇宙科学・物理学風の小説・歴史小史を楽しむような姿勢であれば、或いは相性の良い人ならじっくりと堪能できる素晴らしい1冊!、.....なんだろうけど。
残念でした。
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【西村治先生】
ビッグクエスチョンという科学や哲学の大きな疑問に対し一流の研究者が回答するシリーズの宇宙についての本である。宇宙について、身近な太陽系の火星や木星の話からブラックホール、銀河、宇宙の大きさ、さらに暗黒エネルギーという最新の研究の話に至るまで幅広く解説されている。研究者がどのようにして宇宙について解明してきたかという視点でも書かれており、研究者の気分で読むこともできるであろう。また、分かったことだけでなく、いまだ分からないことについても書かれているため、現在の宇宙の知識だけでなく、これから解明していかなければいけないことは何なのかについても知ることができる本になっている。宇宙に関してそれほど知識がない人にもわかりやすく、読んでいてわくわくするような説明になっており、それぞれが独立した章になっているので、興味のある部分だけでも読んでみると楽しめる本になっていると思われる。
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誰しも一度は疑問に思った事があるだろう宇宙のビッグクエスチョンに対し、概略的に俯瞰的に記載している本。
宇宙はまだまだ分からない事ばかりなことも相まって、かなりふわってした内容までになってたのが残念。
シリーズの数学、物理と合わせて読むと、これらの学問が関連し合っているのがわかる所は面白い点だと思う。