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この作品は孫ちゃんと妖精さんのすこしふしぎな日常を書かれたメルヘンチックな作品…だと思っていたので、まさかここまでガッツリ書かれるのは想定外でした。
思えば以前に妖精さんが関わっていないのに不思議な事件が起こったりと少し釈然としない気持ちがあったのですが漸くストンと納得。
タイトル回収も完璧でまた余裕があったら1巻から読み直したくなりますね。いろいろ見え方が変わってきそう。
この最期になって壮大に回収するのはああ、なんだやっぱりいつものロミオ作品だこれ、と思ったり。
あとどうしても真相の方ばかりに目を向けがちになっちゃいますが孫ちゃんの冒険記とその終着駅での描写には感情が揺さぶられます。
とても素敵で綺麗な終わり方でした。
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お見事、と言う他無い。
シリーズ最終巻として、積み重ねられてきた伏線がしっかり解かれ、綺麗にまとめきられている。
そういった伏線回収以外にも、SF要素も面白く、ストーリー展開では緩急が自在に駆使されて飽きることが無い。
飽きるどころか、どきどきしながらページを繰る手が止まらなくなってしまった。
とにかく完成度の高い世界観だった。短編集を読んだ後、また読み返してみよう。
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シリーズ最終巻。
今までの流れと違い、ぽわぽわな感じから一気にシリアスになりました。
最終巻にふさわしい、ちょっと悲しく、じんわりと感動する本。あぁ…終わっちゃった感が結構します。
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やはり素直に感想は書くべきだと思う。
今回の9巻を読んでいて感じたことは、この田中ロミオ氏なる作者は、読者の反応を本当に丹念に知ろうとし、また喜んでくれる作品を提供しようとする、プロ意識にあふれた方であるということだった。
だからこそ、読めば読むほどに胸が締め付けられる気持ちでいっぱいだった。
ここで私が野暮ったい感想を書いたところで、なんの力もないけれど、せめてそれだけは楽しませてもらった読者として、ファンとして、書き残さないといけないだろうな、と駄文をつらつらと残してみた次第。
やるせない。
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いやあ、まさか人類が衰退してるとは。びっくりでした。いやほんと。
孫…わたしちゃんの名前と助手さんの名前はあれでいいのかな?まああれだろうなあ。
読み直すといろんなところで胸が熱くなるタイプのしかけで困った…1巻から読み返したいぞ…。
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人類は衰退しました
8巻の子供も描写がおかしいとは思っていたが、予想を上回る驚きだった。1巻から読み直さなければならないようだ。
ただ一つ悲しいのは、我々旧旧人類は衰退しました ということだろうか。これまで読んできた楽しい話は、我々の明るいSFではなかった。無駄な感傷にすぎないが。
助手さん頼んだよ。
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・ワ・ほんぺんはぶじかんけつしましたです?短編集が出る予定のようですが、ひとまず大団円。前巻読んだのが結構前だったから話続いてたことすっかり忘れてた(笑)けどいつものテンションで特に問題なかった。遂に宇宙にまで出たと思ったら時空をも超越してSFに持って行くいつものトンデモ妖精さんパゥワーはさすがの一言。最後まで人退らしかったなぁ。短編集も楽しみにしています。ひとまず両人類、お疲れ様でした。
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金太郎飴のごとく長く続けてくれると嬉しかったが、完結してしまったか。
この人が本気でSFを書いたらどうなるだろうと期待させるに十分な一冊で、流行りに乗ってハヤカワJA辺りから刊行してもらえると嬉しい。
このシリーズの世界設定的なところは曖昧なままにしておくと思っていたので、説明されたことには驚きを感じた。
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2007年から続いた当シリーズも9巻をもって、一応の完結をした。完結してしまったのだ。
この作品はライトなタッチで書かれているが、やはりSFなのだと思う。SFだからこそ、こういうハードな結末を、ライトに着地させてしまえたのだろうとも思う。
さて、今回は『おじいさん』がロケットにのって月に行ったけど、帰ってこれなくなっちゃった!さて、『わたし』はどのようにして『おじいさん』を助けるのか。妖精さんを駆使し、多くの問題を片付け、そして『わたし』は月に到着する。そして、そこで知る事実とは!そして、どのように、ホッポリ投げるのか!!
作中に色々と仕掛けられた複線。これを見事にさらって、ここに着地したということは素晴らしい。出来れば、あの絶望のシーンを映像にしてみんなに見せてあげたい!
今作、発売時から追っかけていた。追っかけた甲斐のある最終回だった。
折角、素晴らしい形で、アニメ化したんだから、この結末をアニメの形でも見せてほしいとも思う。
が、やはり小説というトテモ力のあるメディアで公開されている以上、先に読んで欲しい。
最後に、この作者、田中ロミオ氏は出来れば、この小説と言うジャンルでもっと活躍して欲しい。
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やっと出た「つづく」という形で終わった8巻の続きです。
妖精さんに人類の歴史を見せてもらい、そこで得た情報をヒントに主人公が単身、行方不明になった祖父を追って月へ行きます。
今まで断片的にしか語られなかった情報断絶や、人類がどのように衰退したのかといったことについても出てきます。理解するのにちょっと時間がかかりましたが。
おじいさんが生きているかどうか、ハラハラしながら読みました。以前にあった都市遺跡を探検する話と似た感じです。最後はすっきりした感じで終わって良かったです。
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まさか完結するとは……
ストーリーはSF映画のようですが、人退ならではのゆるい語り口なのでさくさくです。
ライトノベルの中では殿堂入りレベルで素晴らしいシリーズだったと思います。個人的には現代社会を風刺的に(でも批判的にではなく、ゆるーくちくちくする感じで)捉えていたのが好きです。
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2014 6/24読了。Amazonで購入。
シリーズ本編最終巻(短篇集はまだ出るそうな)。
・・・衝撃の真相に朝から「?!」となった。
口絵から「みんな妖精さんになりましたー」的な展開になるのかと思ったら・・・。
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まさかの本編最終巻
月で行く行方不明になったおじいさんを助けにいくお話。
今まで語られなかった、ようせいさんと人類の歩みが明らかに。結構、重たい話になっているはずなのに、それを感じさせない雰囲気。さすがです。
次巻の短編集も楽しみ
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短編集も出るそうですがひとまずシリーズ最終巻。ずっと抱いてた「これ何小説って言えばいいんだろう…」という感じがここにきて「SFかーー!!」とはっきり形をもって現れたようなたしかなてごたえ。もちろん月に行くというこの巻のメイン軸のみならず全体通しての話で。終わってみれば凄くハヤカワっぽい話だったな…。
ここにしか無い魅力の詰まったシリーズでした。アニメでも最後まで見たいなあ。無理かなあ。
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やっと続きが!と、思ったら完結!?まだまだ続いて欲しかったな( i _ i )短編集が出るのがせめてもの救い?人退にしてはシリアスで、理解するのに何度か読み直しました。もう一度最初から読み直したい。アニメ2期もあったりして欲しいですが、あるなら、端折らないで細かく描写して欲しいかな?