意外と(スミマセン)面白いです!
2015/10/25 21:35
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投稿者:かんちゃんママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小気味良いテンポで、話の展開が進み、あっという間に読めます!! 読後感もよく、他の作品も読んでみたいな、と思いました。
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父が遺した謎の手帳を見るなり姿を消した憧れの先生.先生のあとを追いかけたら,何故か命を狙われるはめに・・・.
こんなにハラハラドキドキの小説,いつ以来だろう.後半はもう誰を信じていいのか分からないよ~って感じ.すごく面白かったです.
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特に斬新なテーマでもないし、ミステリーとしてさほど深いわけでもない。でもとにかくテンポがよくて、読んでいて楽しい。主人公である女子高生が、ひたすら振り回され続けるジェットコースターなジュブナイル小説で、決定的に悪人な人がほぼいないこともあってか、気持ちのいい作品でした。映像化されたら楽しそうです。
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いやいやいやいや、
大石さんだから「日常の謎」的なものを期待してたら
シドニィ・シェルダンも真っ青のジェットコースター(^ ^;
オレ様な「先生」とのやり取りはラノベっぽい?(^ ^;
主人公が純真無垢な女子高生なのは赤川次郎?(^ ^;
目まぐるしい展開はピート・ハミル的?(^ ^;
田舎の旧家のどろどろした感じは横溝正史か?(^ ^;
いろんな要素を読み取ろうと思えばできるけど、
展開の深刻さと比して文体や会話の乾いた明るさで
非常に読みやすい作品に仕上がっている。
肩肘張らずに素直に楽しめる一冊(^ ^
とても「映像化しやすい」作品では(^ ^
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誰が味方で敵なのか、ひやひやどきどきしながら読みすすみました。高2のおんなのこが主人公のサスペンス&ミステリー
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大崎さんらしいミステリーなんですが、後半がドタバタかな。スラップステックミステリーを書こうという意欲は買うんだけど、申し訳ない。最後はどの家が、どの家と関係があるのかわからなくなった。
恩田陸さんの『ドミノ』を目指しているような気もしたけど、あれくらい勢いがないと読むのがきついかもしれない。
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巻き込まれ型冒険小説・・・といってしまうと、何だか大崎さんらしくない気がしますが、登場人物に寄せる優しい眼差しは大崎さんならではのものですね。
▲人を殺す道なんか、最初から選択肢にあるもんか。人間、誰でもいろんなものをあきらめながら生きてるんだ。▲
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面白くって一気読みできちゃいました!
なかなか勢いもあってのめり込むストーリーなのに、途中でこの人誰だっけ?と思い返す自分の記憶力を恨みます。
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【あらすじ】
父が遺した謎の手帳を見るなり姿を消した憧れの先生。高校生の悠奈はたまらず後を追うが、やっと再会したのは別人のように鋭い眼の冷たい男。さらに「お迎えに上がりました」と現れた男達に連れ去られ…。次々と悠奈に降りかかる事件は、やがてある村の失われた神事と父の死の真相へと―。すべての鍵は私が握る!?超ドラマチックミステリー!
【感想】
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2014.08.31(日)
これまた「サイン本」に惹かれ、ついつい、購入。
ドタバタしてるミステリー。
だれが味方でだれが敵なのかわからずに進んでいくけど、最後はやっぱり、そういうことーー!
めでたし、めでたし。
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作者の名前、どこかで見たなーと思ってたら、3年ほど前に同作者の「スノーフレーク」という作品を読んでました。それを思い出して本作を手に取った次第。
昔からのしきたりを守って……というよりは、それに縛られている人たちが住まう村を舞台にしているという点は、最近読んだ「水底フェスタ」と共通しているように思います。そして、その人たちに振り回される高校生が主人公という点も。(本作は女子ですが。)
ただ、個人的には本作の主人公にはあまり共感とか同情の念を抱くことは出来ませんでした。
その理由は、主人公が自分の強い意志をもって行動する場面がとても少なかったから。
最初こそは見ず知らずの土地に単身乗り込むという、高校生にしてはなかなか勇気のいる行動をとります。そのあたり——序盤の序盤ですが……——までは期待感があったのですが、その後の主人公は周りの人物に流されるように、怪しい人物達を疑うことなくホイホイとついて行ってしまいます。
結果、いろんなトラブルに巻き込まれて行くのですが、その解決も周りの人物の言動によるもので、主人公が思案し、行動して解決していったケースってほとんどなかった(記憶に残ってないだけかもですが)と思います。
自分としては、苦難に直面したら自らの考えと行動でそれを打開してほしいという個人的な想いが強くあるので、それから外れていた主人公にはあまり共感できませんでした。
あとは不確定の情報があまりに多すぎて、中盤くらいは頭の中が混乱。徐々に明らかになって行くとはいえ、もう少し小出しにしてくれた方が脳内メモリの少ない自分には分かりやすかったと思います。
「スノーフレーク」は面白かったように記憶していたので、少し期待値が大きかった反動があって、微妙な印象になってしまったのかもしれません。
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グイグイと引き込まれて読了。
週末の連休の出来事とは思えない、濃密な時間。
個人的には先生にはツンデレでなく
最初のキャラを引っ張ってほしかった。
あ、個人的希望ですが。
ドラマチックな展開で面白く読みました。
さすがぁ。
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読み始めは、浅草や佃島らのキャラクターが好感持てて、少しだけワクワクしたのだが。
片耳うさぎとどこが違うのだろう。
やはりドラマ脚本だと思った。映像化を念頭に置いたような展開に、もう飽き飽きした。
片耳うさぎ同様、死んだ人間にとっては浮かばれない設定も好みじゃない。
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時々図書室で、高校の非常勤講師・津田先生と語り合っていた運動系少女、悠奈。その津田先生が急に学校を辞めてしまう。住所が父の手帳にあったメモと同じだったこともあり、追いかけて行った先では、学校と全然違う軟派な男が“津田先生(タカ)”だという。
おまけに、黒服の怪しい男たちに連れて行かれ、逃げた先では命を狙われ…
二転三転するストーリー展開、
父の死にまつわる謎、
脇役や津田先生のキャラクターなど、
興味深く読み進められました。
表紙と最初の数ページを読んで購入を決めた作品。
ただし主人公の女の子、悠奈の、
思考や行動がとても幼く感じるのが気になりました。
高校2年生という設定ですが、
中1ぐらい、あるいは小学生にも思えるくらいです。
急展開するストーリーについていけないという
表現の一端かもしれませんが、
気に入りませんでした。
ストーリーとしては☆4-5ですが、
主人公が気に入らなかったので☆3です。
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書店モノと並ぶ大崎氏の得意とする、地方に残る風習に子供が巻き込まれるシリーズ。
目まぐるしい展開の変化と、関係者たちの立ち位置がなかなかハッキリしないもどかしさとスリルに引き込まれます。
大崎作品の中でもかなり上位に入る面白さだと思う。