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2015/1/18Kindle版読了。
今野敏、誉田哲也、福田和代、貫井徳郎の4人が描いた、4人の警官とその担当した事件の短編集。
誉田哲也が書いているので、読んでみた。
人情あり、グロテスクな事件あり、で、バライティーに富んでいる。
「警官」にも、いろいろな役職や仕事があるのだとわかったし、お得感があり楽しめた。
どれが一番良かったかと問われたら、もともと目当てだった誉田哲也が、やはりぎゅっと濃縮されていて、一番濃い話で好きだった、と答えると思う。
「犯人」は、うわぁっと叫んでしまうほど恐ろしいけれど。
最後の貫井徳郎の話も重いので、読後感はあまり良くないかも。
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あらあら、、、、
どれも、読んだ事のある物ばかり。。。。。
今野敏 「常習犯」―― 萩尾修一警部補と、竹田秋穂とのコンビ。
誉田哲也「三十九番}―- 留置担当官の性癖。
福田和代「シザーズ」―― 警視庁通訳センターの通訳捜査官と、保安課のコンビを、2枚の刃が、噛み合うハサミに例えている。
貫井徳郎「見ざる、書かざる、言わざる」――とても、悲惨な犯罪で、死殺と生活困難までの重傷害違いの差が、法改正にまでなった事を、深く知った小説だった。
しかし、「誇り」と「痛み」の再編集とは、、、、
道理で、読んだはずだった。
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今まで読んだ短編集ともかぶっていたから、最後の2つの話は読んだことがあった。
貫井さんの話、実際あんな状態にされたら、今後どうすればいいんだろうとか考えてしまう…。
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今野作品は安心して楽しめるのだが・・・・・。
後の方々のは、なんかちょっと、後味なんかがイマイチ・・・。
読み慣れてないせいかな。
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オフ会、献本で頂きました!警察小説のアンソロジー。
福田さんは初読みでした。
今野さん、いいコンビ(誰と?)
誉田さん、コワ面白い。
福田さん、もう少しスピード感があってもよかったかな。
通訳捜査官という立場はとても興味深かった。
貫井さんは強烈でした、
ただただ、強烈。
楽しみました、いい出会いに感謝。
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『常習犯』今野敏ーこんな世の中だといいのに、と願ってしまう敏ちゃん節。
『三十九番』誉田哲也ーうぁー、あるのかもー。抑圧ってこうはじけるのか。
『シザーズ』福田和代ー長編向き?城氏の家庭の事情がそうとう邪魔な気が。
『見ざる、書かざる、言わざる~ハーシュソサエティ』貫井徳郎ーふむ。設定がこうだとしたら、こう進むかもな。でも海外に弱いから、日本人。
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貫井徳郎さんは初読。犯人の手口がちょっとグロくて苦手な感じでした。今野さんの『常習犯』は別のアンソロジーで既に読んでました。アンソロジーは色々な作家さんの作品が読めるので好きです。
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警察小説の第一線を走る四人の著者による、新鮮な驚きに満ちた珠玉の短編集です。
それぞれの切り口で描かれていますが、やっぱり誉田作品がピカイチでした!
読み手に想像力を働かせながら、うっすらと感じさせながら展開する構成は、読み終わっても、ある意味、心地よい余韻が(^^;)
※内容はいつものように必ず人が死にます(笑)
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四人の語り部による警察小説。
捜査三課、留置係、保安課と通訳捜査官、強行犯係。
あまり馴染みのない仕事もあるだろうか。
捜査三課は窃盗犯を扱う。プロ対プロ。
職人気質の警察官が多い部署だが、本作では、よれた(イメージで、本人はちゃんとしているつもり、らしい)服を着た警部補と、32歳という中堅どころの女性警察官がコンビを組んでいる。
女性警察官は武田秋穂、警部補は萩尾秀一。
長編も出ており、ドラマ化もされているらしい。
タイトル通り、常習犯と対峙するのだが、果たして「牛丼の松」は人を殺したのか?
謎解きもしながら、プロ意識、職人という言葉に想いを馳せたい。
胸糞悪いのは『三十九番』。
留置係というあまり面白くなさそうな(真摯に仕事をしている警察官には申し訳ないが、あくまで物語として、だ)仕事からどう話が進むのか。
あえて刑務官にしなかったのは、出たり入ったり、というところに物語を動かす鍵があったようだ。
とにかく後味が悪い。
『見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ』は少し変わったタイトルだ。
冒頭から、おぞましい光景が広がる。
そのやり口や、犯人、目的はすぐにわかりそうなもの。
なんだそれだけか、と思ったら、それは違う。
ひねったタイトルとは言えないが、主題を端的に表している。
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警察小説の短編集4作。
はじめて読む方もいたけどどのお話も面白い!
今野敏、誉田哲也は裏切りませんな。
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警察小説4篇。警察小説といっても色々なんだな。あまりにグロテスクな描写は苦手だ。お仕事小説が好きな自分は組織の内情がわかるような内容がいい。警察といっても仕事は色々なんだな。その内部事情を知るにはもっともっと読まないと。
4篇の中では今野敏『常習犯』が良かった。
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警察官目線の話は、面白いけれど、犯罪者は勿論だが他の人々も見下したような表現がある。そこに違和感を感じるのは、私は警察官とは反りが合わないからかもしれない。
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図書館で借りて読んでみたものの、 全部読んだことがありました。
でもレビューが残ってない?ような。
それぞれ、別のものに収められていたのでしょうか。可もなく、不可もなく。
つまらなくないけど、「面白い!」というほどでもなく。
警察小説好きの方の退屈しのぎにはなると思います。
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警察小説、読み切り4編アンソロジー。
警視庁捜査三課という華のある捜査一課に比べると地味な存在だか、魅力的コンビを登場さて読ませる今野敏。
浅草署の留置係員の初老巡査部長でラストにはこう来るか!と読ませる誉田哲也。
警視庁通訳センターの通訳捜査官と保安課の二人は独身寮時代は相部屋、現在は官舎の隣同士の縁。二人が合わさるとキレキレの活躍をするというお話の福田和代。
残忍でショッキングな傷害事件で始まる、近未来的設定の貫井徳郎。
何れもちょっと眺めの短編なので読見応えありのアンソロジー。