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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の貫井さんの話がけっこう衝撃的。
話っていうか、危害の加え方かな。
あんなことされたら、死んだ方がよかったと思うと思う。
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・常習犯(今野敏)
捜査三課は窃盗などの捜査をする課、そこのベテラン刑事萩尾がいい味出してました。犯人と刑事の関係性が良い。
・三十九番(誉田哲也)
留置係の小西の周りに漂う不穏な空気。
終わり方がすごくてビックリ!
・シザーズ(福田和代)
福田さんは初めて読みました。読みやすかったです。
通訳捜査官の城と保安課の上月のコンビがいいです。
通訳捜査官という仕事が興味深かった。
・見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ(貫井徳郎)
とにかく事件が残忍すぎて、ちょっときつかったです・・・死刑制度について考えさせられる内容で、内容はよかったし、引き込まれました。
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今野敏さん「確証」のハギさん目当てで手に取ったけど、どれも読み応えあり楽しめた。
福田和代さんの「シザーズ」、ちょっと変わったバディもので面白かった。この二人でもっと他の事件も読んでみたい。
貫井徳郎さんの作品は、事件があまりに残虐で読むのがきつかった。
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競作?
アンソロジー?
……この手の本の良さは、まだ読んだことのない作家を試し読みが出来るという点。
過去、同じような競作本をきっかけに「では、長編も読んでみよっか」と、京極夏彦や柴田よしきを読むようになった・・・。
さて、本書。好きな作家2名と未読作家1名を含む全4編。
【今野便】
さすがの安定感。
安心して読めた。キャラの立った二人の刑事の長編も存在する模様。読むべし。
【誉田哲也】
彼の作品の中では、自分の好み的にはちょっと残念。
まあでも、誉田さん“らしさ”が健在な点は、安心。
【福田和代】
初読み。
面白かった。ぜひぜひ長編も読んでみよう……本書購入の、一番の収穫。
短編のみで終わらせるのが勿体ないキャラ造詣。ぜひ、続編長編も書いてもらいたい。
【貫井徳郎】
2・5冊目。
初読は「慟哭」。可もなく不可もなく……だったかな。いや、わりと楽しめはしたけれど、結末と仕掛けが気に入らなかった記憶が……。
1・5冊目……タイトル失念。読むに耐えなくなり本を閉じた。
本作……。全体的にはちゃんと読めた。しかし……、文体、台詞回し、仕掛け、設定、どれを取っても自分には合わない作家だと再認識。明らかな“いわゆる推理小説” には、どうしても醒めてしまいらしい。
★3つ、7ポイント半。
前半3編だけなら、
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警察小説アンソロジー。作家陣の内、福田和代以外の三人(今野敏、誉田哲也、貫井徳郎)はファンといってもいい程好きな方たち。感想としては誉田哲也と貫井徳郎の作品が良かった。貫井徳郎の短編は初めて読んだが、長編同様の深いテーマ(今回は死刑の在り方)と、驚きの真相は健在。さすが!
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それぞれ趣向を凝らした、警察小説アンソロジー4編。
今野敏「常習犯」は、小説ではあまりなじみのない捜査三課盗犯捜査の刑事が主人公。
誉田哲也「三十九番」では、留置担当官が主役。
福田和代「シザーズ」は、通訳捜査官という役職が登場。
貫井哲郎「見ざる、書かざる、言わざる」では、死刑制度に言及する。
長編の醍醐味はないが、いろいろな役職の発見と、各作者の作風を楽しめる。
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近年、大きなブームが継続中の警察小説の四人の作家によるアンソロジー。
読み比べると、四人の個性が出ていて面白い。特に今野敏氏はベテランらしい安心感と渋さがたまらない。若手筆頭格の誉田哲也氏はギラギラした野心を感じるし、福田和代さんの通訳捜査官という設定がユニークだ。貫井徳郎氏の作品は死刑制度の功罪が描かれ、社会性をテーマにする氏らしい。
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今野敏、誉田哲也、福田和代、貫井徳郎による警察小説アンソロジー。独立した四編の、趣きの異なる作風が楽しめます。
恥ずかしながら、誉田哲也以外の方々は初見で(^_^;)
警察小説の短編は難しいのか?・・・どれも軽く仕上げてる印象は否めません。
警察小説入門編としては良いと思いますが、私的にはチト物足りないですかね・・・
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2040707 今野敏、誉田哲也、福田和代、貫井徳郎さんの短編集。福田さんは初めてでしたが中国語の通訳捜査官を主人公にした作品で面白かった。
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【収録作品】「常習犯」今野敏(警視庁捜査第三課・盗犯捜査第五係 萩尾秀一警部補と武田秋穂もの)/「三十九番」誉田哲也(留置担当官の話)/「シザーズ」福田和代(警視庁通訳センター・城正臣、警視庁保安課・上月千里の話)/「見ざる、書かざる、言わざる」貫井徳郎
単行本で読んでいたが、題名が変わっていたので気づかず手に取ってしまい、再読。ちょっと悔しい。
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常習犯
今野敏は安定の面白さ
三十九番
なんか簡単過ぎるな〜と思ってたら、
まさかのゲイ。
シザーズ
なかなか面白い
中国人は本当なんとかして欲しい
見ざる、書かざる、言わざる
面白かった。
なかなか考えさせられる。
それでもやっぱり厳罰化、死刑制度賛成。
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(今野敏「常習犯」)
警視庁捜査三課で盗犯一筋のベテラン刑事が見抜く真犯人は?
泥棒のプロ。鍵の開け方で犯人がわかる。その泥棒が殺人事件の容疑者。
殺しはしない。逃げるところを見られた。
黙秘つづける。尋問すると語りだす。忍び込んだら、すでに死んでいた。
犯人は鍵を持っている。親族が犯人だった。
拘置所担当の警察官 誉田/哲也
疾走したヤクザ男の殺害を疑われている
ヤクザにゲイである事がばれ強請られていた 殺害後にバラしてトイレに流した
状況証拠を揃えた刑事も殺す
美人妻に逃げられた刑事 福田 和代
子供を預けながら中国語通訳
Sを使い偽物バック販売の隠し場所をつきとめる
場所は中国人ハッカーの隠れ家
大事件を解決する元刑事
貫井徳郎
デザイン会社社長を両面 全ての指切断 舌切断して放置
陪審員制度では犯人は死刑にはならない
いつも怒られていた社員が恨みから殺した
社長の引き出しからデザインを盗み転職の時に利用してばれた
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常習犯 今野敏 三十九番 誉田哲也
シザーズ 福田和代
見ざる、書かざる、言わざる 貫井徳郎
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今野敏『常習犯』ベテラン刑事と常習窃盗犯の信頼にも似た感情が面白い。誉田哲也『三十九番』誉田氏らしいダークな作品。まさかあれも伏線だったなんてと驚かされた。福田和代『シザーズ』バディものとしても面白いが、何といっても“通訳捜査官”なる存在が興味ぶかかった。貫井徳郎『見ざる、書かざる、言わざる』社会的テーマと仕掛けられたトリックがさすが。とてつもなく残酷な話。
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4編の短篇による、警察小説のアンソロジーです。
まぁ、短篇故に、
人物や動機の深掘り、トリック等は控えめですが、
短ぃ尺に、お話がうまく落とし込まれていました。
1点、特出するならば、
警視庁捜査第三課(盗犯担当)や所轄署の留置係、
警視庁通訳センター・通訳捜査官、などといった、
あまり馴染みのなぃ部署が、舞台となっている点。
ハードボイルドから人情モノまで、
警察小説と言えば、捜査1課(殺人担当)ですが、
人情モノの新機軸となり得る題材だと感じました。
長篇作品で、ガッツリ読んでみたぃな~なんて…。
また、最後の1編は、
死刑制度がより厳罰化された近未来を舞台とした、
異色作ではありましたが…、重くて難しぃ主題が、
短篇の枠に、過不足なくまとめられており、良作!
重厚感はありませんが…、程よぃ短篇集でした…。