企業がどのように偉大になったのかを調査しています
2002/07/27 17:42
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投稿者:mimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
良い(good)企業が偉大な(great)企業になるための条件には何があったのかを、7年間にわたる調査結果をもとにまとめあげた本です。有名な「ビジョナリー・カンパニー」が偉大になった後の企業の調査をもとにしているため、著者のコリンズは本著がその前編にあたると位置づけています。日本人にはあまり知られていないが株価を飛躍的に向上された11社の経営を詳細に調査し、飛躍できなかった同業の企業との差をデータから分析し、解説を加えています。それぞれのテーマで、データからわかった意外な事実をあげているのが面白いで。
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私は2の方が好きです。より抽象的で自分のケースに当てはめやすいように思われます。ただ、ちょっとくどいような気がします。
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「ビジョナリーカンパニー」の方が面白かった。内容に関しては共に賛同できるが、読み物としては平凡。「面白い教科書」といった感じ。ただ、“針鼠の概念”や“弾み車効果”など、用語がわかりやすくて良かった。
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前作を読んでからしばらくたってから読みましたがとても良かったです。初めから偉大な企業ではなく、良い企業がいかに偉大になっていくのかを描いています。針鼠の概念がとても印象的。全ては基本原則に従うという大切さが理解できます。
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本書で述べられた全ての概念はデータから直接導き出されている。
「事実から出発し、事実から直接導き出す方法」に圧巻され、その調査に見合う整理方法に本書のすばらしさがある。
実際の内容は、疑問に思う箇所もいくつかあるものの、「事実」として受け止めざるおえず、説得力がある。
企業の経営層で働く者にとっては必読と感じるが、著者の言うように、
「企業で適用できなければ、社会活動に、社会活動で適用できないのであれば、少なくとも読者の人生に役立ててもらえれば・・・」と言う期待感で読まれるのであれば、少々無理があるかもしれない。
各所にあまり馴染みの薄いカタカナ企業名が登場するため、まず、調査対象企業となった企業情報を頭に入れて読み始めると、より興味深く、理解!ながら読書できるであろうことをお勧めする。
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まさに「Good to Great」。
書きたいことは山ほどありますが、外国企業の経営者といえば、派手で雄弁という印象がありますが、意外とそうでもない、ってのが印象的でした。企業だけでなく、人の生き方にも当てはめられる、人生の指針を与えてくれる良書。
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が「ビジョナリーカンパニーとは何か?」がテーマだったとするなら、
2は「どのようにビジョナリーカンパニーができていくのか」がメインテーマです。
確かに、1ではビジョナリーカンパニーのあるべき姿が明確に示されていましたが、そこにいたる方法論は記述されていませんでした。2では、そのビジョナリーカンパニーがどのようにして出来上がっていくのか、その過程の部分にフォーカスが当てられています。
個人的には、内容量が多すぎて読みきるのに非常に苦戦しましたが、ぜひお勧めしたい1冊です。
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変革を成し遂げることと、変革を永続的につづけること。
よいと偉大の境目はなにか?
一言でいえばこの違いについて書かれた本だといえる。
よくある経営者本は、変革をなしとげるスター経営者に焦点をあてる。
ではなくて、大事なのは、その変化は永続的になるように企業内部に定着したか、で企業の長期的な価値が決まる。
で本書は、どうすれば変化を永続的にやれるようになるのかを解説。
最初の1は前職で就職したばかりで読んだ。さっぱりピンとこなかった。2は何度か再読しその度に新しい発見がある。ビジネス経験の量の有無によって見えてくるコトが違う本なので定期的に読むといい。
ちなみにmixiの笠原社長の愛読書なそうな。
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自己啓発本ではないが、僕にとっては自分という個人レベルで捉えながら読んだ。
やはりハリネズミの概念と弾み車の概念はすごいが、
なにより
小成功は大成功の最大の敵であり、
何より適切な人をバスに乗せてから行き先を決める、というのには、
色んな思いが去来した。
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<きかっけあれこれ。>
ベンチャー企業にいる友人からある日、メールが来て。「目から鱗だったよ。とにかく読んでみてくれ」とあったんで読んでみました。
<コメント>タイトルを見てお気づきかと思いますが
「ビジョナリー・カンパニー」という本の続編です。
全米で100万部も売れたというこの本は
アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査によって作られたものであり、常にトップを走り続ける企業の内面を調べぬいたものです。
続編である“2”は面白い指摘から作られた。(以下抜粋)
「『ビジョナリーカンパニー』は素晴らしい本だ。調査も素晴らしいし、文章も素晴らしい。でも、役に立たないんだ」。ジェームズ・C・コリンズは、マッキンゼーのビル・ミーハンにこう言われ、本書を執筆するに至った。『ビジョナリーカンパニー』 に登場した企業は最初から偉大だった。そうでない企業が偉大になるためにはどうすればいいのか…。本書はまさに、その点に答えている。」
偉大でない企業が現在どうして偉大であり続けるかを調査したのが今回の「ビジョナリー・カンパニー2」
本書では、偉大になった企業がそれを継続し続けれた企業と偉大になったものの継続し続けれなかった企業との違いを調査することにより
どうすれば、普通の企業が偉大な企業へと変貌をとげ、さらには飛躍し続けるかということをまとめたのがこの本だ。
友人の何気ない一言によりお勧めさらた本だったわけですが
ここ最近で読んだ本のなかで群を抜いてためになったと感じた本です。
いろんなエッセンスが詰め込まれてます。
何かを始めたい人にはぜひとも読んでみる価値のある本だと思います。
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1冊目よりも、読みやすい。また1冊目よりも無名な会社ばかり紹介されている。
1冊目同様、様々な角度から分析した結果が書かれていて面白いです。
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ビジョナリーカンパニーへの飛躍するための内容が、11社を対象に描写されていて、読み応えがある。比較対照企業とのひかくでとてもわかりやすい。
内容まとめ
・第5水準のリーダシップ
・最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
(適切な人をバスに乗せる)
・厳しい現実を直視する
・針鼠の概念
(情熱をもって取り組めるもの、経済的原動力になるもの、自社が世界一になれる部う分)
・規律の文化
・促進剤としての技術
・悪循環ではなく弾み車
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本当にこの本に出会えて良かったと思っています。常にここに書いてあることは、思考、判断の礎になっています。
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最近読み直しましたが、やっぱりこの本はすごい。
仕事へのエネルギーをもらいたいときには前作が効きますが、実際に自分のいる他愛もない普通の会社をビジョナリーカンパニーにするにはどうすればいいのかを知りたい方にはこちらの2を推薦します。
といってもたんなるハウツー本にではないのがこのシリーズのすごいところ。 普通の会社からビジョナリーカンパニーに成長した企業を、莫大な費用と時間をかけてまたもきわめて客観的に徹底調査しているのです。
その結論は「いい人を道連れにできるか」ということ。
最初この本を読んだときは、この結論に納得できませんでしたが、3年以上たった今では、そのとおりだと確信するに至っています
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5/5
★ストックデールの法則★
どれほどの困難にぶつかっても、最後には
かならず勝つという確信を失ってはならない。それと同時に、それがどんなのもであれ、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視しなければならない。
★針鼠の概念★
・情熱をもって取り組めるもの
・自社が世界一になれる部分
・経済的原動力になるもの