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ファシリテーターとして必須な点として、
まず、議論の出発点と到達点を明確にすること。
参加者は何を知っていて、何を知らないのかの認知レベルを押さえること、併せて、それぞれの意見や態度押さえる。
議論は、広げてから絞る=議論すべきもの、すべきでない物、確認するもの、おいておくものを分類していくこと。
なぜから始めるのではなく(この議論になりがち、、)どこが問題となっているのか、何が解決すべき問題なのかから議論を始めること。
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ファシリテーションに苦手意識があり、個人的なGWの課題図書とした。ファシリテーション技術を「仕込み」と「さばき」に分解して丁寧に説明してあり分かりやすかった。一読して一定の理解はできたものの、定期的に読み返して実践度をチェックしていきたい。
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本書は大きく分けて「仕込み」と「さばき」について説明されているが、うち
「さばき」の部分が本書の大きな価値ではないかと考える。
(「仕込み」の部分もわかりやすく役立つが)
仕込みは自分の考える量を減らしてオーバーフローを回避するものと心得る。
合意形成のステップ:
①場の目的の共有と合意(What、Where)
②アクションの理由の共有と合意(Why)
③アクションの選択と合意(How)
④事項プランのコミットの確認と共有
What→Where→Why→Howの順。
飛ばさない。途中から進めない。前提変わったらWhatに戻る。
以下はさばきについてのメモ。
・発言しないにも、論点や背景を理解できていない場合、関心がないなど様々な理由がある。
・聞く力が大切。
・対立をマネジメントする。
・論点から外れる人には、とりあえず意見を受け止め、本来議論するところに意識を向けてもらう。だめなら今話していることの必要性を問い、後で個別に聞くなどのフォローを忘れない。
・論理の三角形(主張<根拠<前提・情報)を意識。実際の議論では論理の三角形のいろいろな部分が欠落しているので、意識して整理する。
・締めで合意点、対立点を整理し、後者はどうすれば合意形成できるかを話し合う。
・感情の力を軽視しないこと。
・ファシリテーションは合気道に似ている。
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7 腹落ちとは。目的と理由を深く理解し、具体的なあるべき姿を自ら描き、ワクワク感や当事者意識を持てるレベルまで納得すると言うこと。
20「仕込み」とは。
自分の考えている結論に向けて仕込むのではなく、「その場で議論する目的を達成するために、考え、議論すべきこと」を考え、そこに参加者の思考を誘導する。
39 ビジネスにおける賛成反対の理由にはいろいろなものがあるが、
-やるべきか、
-やりたいか、
-できるか、
-わかっているか、
をチェックリストとして考えると賛否の理由を幅広く洗い出せる
127発言を引き出す具体的な言葉の例
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上司にファシリテーション能力を高めるようアドバイスをもらったので読んでみました。
準備段階の「仕込み」と会議本番での「捌き」の2段階に分け、それぞれフェーズを設けた上で事例を交えつつ分かりやすく解説してくれています。
事例から見る課題点、自身に思いたある節が多々あります胸が痛みますが笑、見方を変えるとそれ程応用が効くということかと思います。
また、会議の進め方だけでなく参加者の気持ちも配慮して角なく論点を修正する方法も語られています。ただ、その文例が結構キツめな言い回しの気もするので笑、自身にあった言い方は考えなければいけないです。
会議の進め方だけでなくメモの取り方や、仕事の進め方全般にも参考になります。
断捨離中のため物を増やしたくなく本は基本的に図書館で借りているのですが、これは手元に置き常に参照できる状態にしておきたい本です。
以下自分用メモ
●仕込み・・・決定内容の合理性/決定プロセスの納得性。高める
①場の目的の共有・合意
②アクションの理由の共有・合意
③アクションの選択・合意
➃実行プラン・コミットの確認・共有
●捌き
①発言を引き出す
②発言を理解し、共有する
③議論を方向づける(広げる/深める/止める/まとめる)
➃結論づける
相手の発言の分類の仕方
主張/論拠/その他の情報の3つに分け、不足しているポイントを確認しながら相手の発言を理解する。→相手の理解を完成させる
会話の中で全てのポイントが網羅されていないことは多々ある。
会議が目標点まで進められなかった(合意に至らなかった)場合、①合意できた点②合意出来なかった点→細分化し2-1 その中で合意出来た点、2-2 合意出来なかったら点に細分化、2-2の合意するための条件を確認
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《ファシリテーションの全てが1冊で学べる良書》本書は、ファシリテーターに必要な技術を、基礎スキルから上級テクニックまで、幅広く網羅している。これを読み、内容をもれなく実践できれば、完璧と言えるのではないかと思えるくらい、充実した内容だった。これほどに密度の濃い本は久しぶりで、これからも長く頼りにしたい、非常に心強い1冊である。ただ、ファシリテーションがいかに複雑で高い能力を要するものかもよく分かった。1回読むだけではとても身に付かないので、実践を繰り返す中で確実に身につけていきたいと感じる。
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まず腹落ち感をつくる。
そして、仕込みと捌き。シンプルにまとまっていて、読みやすく、さらに図解があるので、後で見返したときに理解が深まる。
ビジネスパーソンに向けて書かれているので例は自分とは関係ない感じだが、汎用性があるのでとてもためになった。
そして、1番言えるのは、やっぱり実践しながら、極めていくものだよなということ。
ファシリテーターとして、やってみて、振り返って、またこの本を見返して、自分を高めていきたいと思った。
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すごくわかりやすかった。
仕込み 日々の仕事で強く感じる。
論点の出発点 到達点 論点はきちんと抑える必要がある
さばき テクニックが多く、明日から使えそう。
STAYが難しい。。
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『今、話し合いの場に必要なのはファシリテーター型リーダー。』
タイトルの通り、ファシリテーションについて書かれた1冊です。
そもそもファシリテーションとは、議論の場にいる全員の意欲を高め、知恵を引き出し、腹落ちをつくること。その全員の意欲を高め、一人ひとりに自発的行動を促すには、問いかけて考えさせることが大切。
そして、ファシリテーター型変革リーダーになるには、事前の仕込みと、その場のさばきの技術が必要。
などの詳しい内容が書かれています。一つ一つの事例や説明がとても丁寧で長文になっています。ここは人の好みが分かれるところなので、冒頭部分を読んでから読み進めるか決めてみてください。
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『#ファシリテーションの教科書』
ほぼ日書評 Day576
いっとき随分とお世話になったグロービス本がKindle Unlimitedに出ていたので読んでみた。
タイトル通り教科書として、しっかり作られており、随分と場数を踏んだつもりの評者でも、改めて学びの多い内容だった。
一方で、ファシリテートする対象が、暗黙のうちに、課題解決のための提言を取りまとめるための会議に限定されているようなので、それ以外の利用シーンでは、若干の応用が必要である。
ファシリテータが守るべきガイドラインが、かなり具体的に語られており、これはこれで参考にしたい。例えば、
提案に賛成しない人は、反対なのではなく、まだ事象がよく分かっていないので、意思表明できない可能性がある。
ファシリテータが、時間が限られていることを口実に深まりつつある議論を切り捨てるのは、危険である。
Where(どこが問題か)を飛ばしてWhy(何が原因か)の議論を始めると、議論に収拾がつかなくなるリスク。
議論の最後には、「実行プラン・コミットの確認・共有」を忘れずに行う。それにより議論の結果が確実に実行に移されるように。
といった具合である。
ただ、これらは、かならず(指摘中にも触れられているように)時間の制約の中でコントロールしなければいけない。そのあたりの具体的なhowをもう少し知りたい気はした(個人的には、定刻通り会議を始めるのが、しっかり結論を出すための一番の近道と考えているが)。
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ファリシをするためにはクリシン力と論点の地図を事前に作って議論中に迷わないようにすることが重要。
まずは、議論の到達点を決める。
課題のブレスト
内容を理解して欲しいか
課題に共感して欲しいか
行動まで移して欲しいか
その到達点に向かうまでの論点を整理する。
議論すべきでない論点
確認する論点
置いておく論点
議論すべき論点
この作業をすることで、今何の話をしているのかを把握できる。
議論中は、論理の三角形を思い浮かべながら聞く。
結局、クリシン力が試される。会議のファリシにトライし続けることが大事。
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議論を取り仕切るファシリテーターの務めが分かりやすく書かれており勉強になった。
身につけるにはとにかく実践あるのみ。
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全ビジネスマンにおすすめ
ただし、クリティカルシンキングの習得が大大大前提だと感じる。
この書籍マスターし、社内でも力を持てれば、相当イケてる感出せると思う
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ファシリテーターの役目とは何か、どうやってファシリテーションしていけばいいかを、論理立てて文章化した本。
今まで何気なくやっていた会議進行。これが体系化されており、目からウロコな内容が多かった。
今の自分が出来ている事も多数あったが、全く出来ていないことももちろん多い。この本で学んだことを早速活用して、身に付けて行けるようにしたい。まあ何回も読み直して愚直に経験を積んでいくしかないな。
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グループが機能するためには、ファシリテーターのスキルがとても大事。事前の準備から実際にどのように場をさばくかまで、詳しく書いてある。すぐにできるとは思わないが、知っていると知っていないでは違うと思う。