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閉塞感の漂う話で、どう落着するのか不安になりながら読んでました。終盤にかけての展開はなかなか読み応えがありました。タイトルになりながらも描かれない最後の三日間は、ものすごく濃密な幸福に満ちているんだろうと確信できる終わり方でした。
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一気に読んでしまった!最後は感動しました!周りの目を気にしない主人公の勇気は凄い!幸せの価値観を考える様になります
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前作もそうだったが、この作者の作品はボコボコに主人公を堕として、最期には救いを差し伸べるんだなー……。と。「幸せ」は意外と身近なところに居るものです。
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「いなくなる人のこと、好きになっても、仕方ないんですけどね。」
どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の'査定価格'が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せをつかもうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気づく頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。(原題:『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』)
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2013年12月30日読了
久しぶりに、こんなに優しい話を読んだ。人生に絶望した青年は自分の寿命を売り払ってしまう。設定は突拍子もないが、文中の端々に含蓄が有り、前半部分は多少退屈だが、後半は出来過ぎと言ってもいい程自分好みの展開だった。ラストも決してハッピーエンドではないが、この作品の終わりに最適な終わりだったと思う。
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時間、健康、寿命を売買出来る店がある。
主人公は、その店で自分の寿命の大半を売ってしまう。死ぬまで何するかって話。
こんな、ありがちな設定。
なのに、ありがちな話ではなかった。
ミヤギが可愛い!主人公も可愛い!
このおわりで良かったのだろうか。
考えてしまう。読み終わったころには、このふたりのことをちょっと好きになってきてる。
当たり前のことを、ものすごく分かりやすく書いてる物語なんだけど、なるほどそうだよなってなる。心に少し、何かが残った。
読んでよかったかな。
また、ゆっくり時間をかけて読みなおそうと思う。
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感動しました。
とても素敵な作品でした。
自分も人も大切にしたい。
そんな人間になりたいと思いました。
自分の大切な本として、何かあった時いつもそばに置いておきたい一冊になりそうです。
2014.02.03 読了。
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読み始めは変わった話だなぁと思っていました。
でも、途中から徐々に先が早く読みたいという気持ちになっていき、
最後は泣きそうになるぐらい感動しました。
幸せを感じれた気がしました(*^^*)
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寿命を一年一万円で30万円分買い取ってもらい、余生を生きる話。
最後は、めっちゃ切なかった。
いつも忘れがちな自分にとって大切なことや人、大切にしたいな、と思った。
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最高でした。
もっと薄い話かと思っていたのでいい意味で裏切られました。
この短編があるらしいのでそっちも読みたい
まぁなによりミヤギが可愛い
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内容は悪くないのですが、何だろう?
陳腐な感じが否めないのです!
一年がいくらになるか査定して、余命三ヶ月を残して30年分を売った主人公。
余命三ヶ月で何をするのか?
発想は面白いのだけど、場面展開が唐突で「はぁ⁇」っと思うこと数回。
もう少し心理描写が丁寧だったらなぁと思うところもあり、残念です
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あっという間に読み終わって、もう読み終わっちゃったっていう感じがした...
寿命が決まってから色々やり始めるけどそこでもうまく自分の望んだ通りにはいかない...
そんな中でも最後には自分にとって大事なこと、大事な存在ができてそれのために生きれたってことがなんかよかった気がする。
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人の価値を決めるのものとは・・・。
少なくとも人の価格を決めるものとは違う気がしている。
そして、人生の価値とか、時間の値段とか、そういうものでもないと思っている。
自分の生き方や生き様について、本当に評価できるのは自分だけだと確信している。
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よかったです。
終わり方は好みの問題もありましょうし、テーマを考える手法として、この流れはどうなの?って意見もありましょう。
しかし、この文庫の出てるこのレーベルで、このテーマを扱うとしたら、この文章はこれで正解だと思うし、充分考えさせてくれるし、気持ちも動かしてくれる。
表紙買いしそうな良い出来の装丁で、作り手の愛着も解る。
読んで良かったです。
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続きが気になって一気に読んでしまった。迂闊にも最後でちょっとウルッとした。リズムが良く、どんどん引き込まれる。だから、ストーリー上や設定上の矛盾、未回収の複線、ご都合主義の強引過ぎる展開には目をつぶりましょう。