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もしも千代菊ちゃんが女の子だったら―。
夢の中だからこそ叶えられた二弾めの展開でした。
今回のマルチエンディングには読者それぞれの意見や感想があることかと思います。
どの終わり方が最適かどうかは別として、小説作品というものは必ずしも読者の期待どおりに終わるとは限りません。
長年の愛読者としては、こういう終わり方になって欲しいという願望というか予想があるのは当然ですが、読者の予想を裏切る展開があるからこそ、小説を読む楽しさもまたあるでしょう。
読者の思うとおりの結末にならなかったからといって、それは作家の責任ではありません。
そういう意味も含めて、私はこのマルチエンディングは楽しませていただきました。
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妹より。
マルチエンディングってことで前巻同様ラストな話。
でも、夢オチはだめだよー‼
少年に意味があるのに、こんなの嫌だ(((-д-´。)(。`-д-)))‼
短編の二人藤娘が良かった。
本来なら☆4つだけど、夢オチはイヤだから☆3つ。
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マルチエンディングのうちのいくつか。
まず表題の『十六歳の花嫁』は、まさかの女体化エンドでした。
夢オチ? と最後まで読み進めましたがそうじゃなかったですね。
これまで少年舞妓をしてきたことが夢だった、という解釈でいいのでしょうか。
まぁサービスってことで(笑)
次に『高みを目指して』
こちらは紫堂エンドのその後です。
「障害』がなくなったのだから紫堂と縁を戻してもいいじゃないか、というところで、あえて「男だから結ばれることはない』とご都合主義じゃない選択肢をとったあたり、また少しホロリときました。
『「千代菊」最後の日』
ロウさんにも秘密を打ち明けて…。
後味悪くなることなく、千代菊劇場の幕引きというひとつの形がよく書けていたと思います。
『結婚披露宴』
これは夢オチ。
特に語るところなし(笑)
そして、おそらく次の巻への引きだと思うのですが、この巻の本筋であろう『二人藤娘』
以前女形の清衛門さんが登場して、千代菊の「その後」を暗示していましたからいつかは再会するだろうな…と思っていたら、その通り。
これで次も楽しみになりました。
本当の意味で千代菊と楡崎が今度こそ結ばれますように。
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最終巻その2
実は女の子で、
結婚式をあげて、
つつがなく初夜も迎える…
という夢を見るエピソードと
二人藤娘を踊って、
ニレ様に出会っちゃうエピソード
紫堂くんとのその後。
うーん
夢落ちは悲しすぎるかな〜〜
個人的には最終巻その3が好き