私たちの家の屋根についているアンテナのシンプルな原理と意外に複雑な働きを解説してくれる書です!
2020/02/16 05:44
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たちの家の屋根についているアンテナを科学した興味深い一冊です。アンテナは私たちの家には必ずあるものですが、それを注意して見たり、考えたりされた方というのは非常に少ないと思います。でも、考えてみればアンテナはたった1本の金属棒にも関わらず、見えない電波をキャッチして捉えるというとっても高度な仕事をしているのです。一体アンテナはどのような仕組み、構造になっているのでしょうか。同書では、現代社会を支える重要なツールであるアンテナを取り上げ、そのとてもシンプルな原理と意外に複雑な働きをやさしく解説してくれます。
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良書。
さすがブルーバックス。
いろんなところにアンテナがあることに気がつかされた。
電磁波の辺りから難しくなった。
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アンテナは使用する電波の波長にあった長さにする必要がある。電波は波(振動)でヘルツは1秒間に振動する回数を表す周波数の単位。メガは10の6乗だから、380MHzは、1秒に3億8000万回振動する波になる。波のやmあから次の山まで、あるいは谷から谷までの長さが、一波長。電波は1秒間に約30万キロメートル進む。
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ブルーバックスのアンテナといえば、1987年発行の「アンテナの科学」が有名だとは思うが、最近のアンテナ解説書が多く出ているのか、満を持してのブルーバックスのアンテナ入門書。
理論解説からいきなり始まるのではなく、前半は、身近なアンテナ、隠れているアンテナの紹介から始まり、電波とは何か、電磁波は発見の歴史などから電磁波や電波についてにつなげている。後半は、手作りアンテナの作成からアンテナの基本を学び、共振型・非共振型、開口面、設置型、レーダー型などの有名なアンテナの紹介になっている。
ブルーバックスらしい良い本だと思った。
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ブルーバックスは、科学について専門家ではない一般読者のための書籍であり、難解なものを判りやすく伝えるところにその真骨頂があります。
本書はアンテナについて、一般の人がまさしく理解できる書き方がされており素晴らしい。
アンテナと関係の無いようなことも読み進めると、実はアンテナと密接に関係していることが読み取れます。そう。本書はアンテナといいながらアンテナに関わる周りのことも判りやすく説明することで、より深く理解できる上手な構成になっているのです。
本書の中にも登場する科学者ファラデーの晩年行われた講演は出版されており、難解なことを平易な言葉や身近なものに置き換え、また理解しやすい実験による説明などが、多くの方の科学を愛する心に火をつけたと言われています。
本書もそのようなきっかけになればと切に願います。
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ただの1本の金属棒や、1つの箱が、見えない電波を生み出し、捉える。現代社会を支えるアンテナのシンプルな原理と、意外に複雑な働きをやさしく解説。
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目に見えない電波を捉えるアンテナ。それもいろいろなタイプがある。電波とは何かからアンテナの種類まで分かりやすく解説する。
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非常時を考えると、自作のアンテナ、送信装置が必要かな。でも、周波数はどうする?どうやって、見つけてもらう?
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小暮裕明、小暮芳江「アンテナの仕組み」読了。スマホやWiFi 、テレビ、ラジオなど生活に溶け込んだ通信機器を支えるアンテナ。
でもそもそもアンテナの事よく知らないなと思って本書を手に取った。そうしたらたくさんのなるほどがあって驚いた。屋根の上のアンテナについ目が向くようになった。