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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会学の授業も選択していたけれど、社会学とは何ぞや?と言われると答えられない 苦笑
この本を読んで、眠れない程楽しんで、社会学をもう一度学びたい。
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戦争、憲法、貨幣、家族、結婚、正義、宗教、資本主義、幸福など基本的な命題を平易だが説得力のある解説で説明してくれる。
若い人あるいは中高校生向けとのことで、自分のレベルの低さを改めて認識するハメとなったが、こういうアプローチを受けていたらも少し真面な大人になれていたかもと悔やまれる。
巻末のお薦め本もぜひ読んでみたい。
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幸福の原点は人と比べないこと。
言葉が現実をつくる。言葉には執行、パフォーマティブという性能がある。現代哲学では言葉の研究もしないといけない。言葉が現実を作り出しているから。
文字を視認することが読書。言語は社会を可能にし、豊にする。大切な人間の活動。言語の性質をよくわかり、言語をうまく使いこなして、この世界を豊に生きること。文字はどんな知識でも書き留めることができる。そこに社会を生きる知恵が凝縮されている。
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社会学の本当に基本的なことを分かりやすく説明している本。話し言葉で書かれているので、講義を聞いているような感覚で読めた。
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扇情的なタイトル名はシリーズの名前でほかに数学、物理、化学など自然科学の各分野のシリーズがあるが、その社会科学版の初めのようだ。想定されている読者は中高生のようで、柔らかい文体である。難しいことを易しく説明することはとても大変なことである。その点、さすが斯界の第一人者の著作と言える。
本書は「資本主義」「私有財産」「家族」「宗教」「職業」など社会学のキーワードについて、項目別にまとめてある。大雑把な物言いだがそれぞれのワードに対する初心者向けのエッセイ集とも言えるだろう。初学者に読者対象を絞っているため分かりやすい。
術語の意味を説明するためには適切な比喩が大切だろう。本書ではたとえば「憲法は、手紙です」、「宗教は、・・・コンピューターの「OS」みたいなものだ」など、不意をつくが分かりやすい比喩にあふれている。
もちろん本書で社会学がわかるわけではない。社会学と何かを考えるきっかけを与えられるものという位置づけの本であると思う。若い世代にはこれで十分であり、物足りなさを感じる者がいればそれこそ筆者の投げた網にかかった将来の社会学者候補なのであろう。
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社会学の入門書ということで書かれているんやろうけど、けっきょく社会学っていう学問がどういうやり方でものごとを突き詰めていくのか、ということはわからなかった。それが知りたかったのだけどもなぁ。ほかの本では、当たり前を疑う学問というふうに書いてあったように思うけど。んー、なんかなぁ、まだまだ社会学とは、と聞かれたら、よくわからないというかんじ。
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あとがきにありました。これは中学生、高校生が読者の想定なのね。どおりで物足りないと思いました。ただだからといってここに書かれていることは知らないこともいっぱいありましたよ。
とても分かりやすく社会学に興味をもってもらいたい想いをかんじました。
正義とは同じものを同じに、異なるものを異なって扱うことというのが印象的でした。著者の言葉ではなく引用でしたが。
巻末のお薦め本リストが嬉しい。これをきっかけに読み漁っていきます。
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まだ途中
はじめに
社会学とは…
社会学は難しい。どう工夫すれば社会学をやったことになるのか、はっきりしないから。
社会科学は、社会から法則を取り出し、解明する。
大勢の人々の共通性にこだわる。
まだ発展途上の学問←つまり誰でも権威になれる
おわりに
昔、社会学の本を読んだとき、使えない言葉が並んでいた。
自分の言葉で、自分の社会学を築くことにした。
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とても簡単なテーマからちょっと深い話が出てきて、かなり勉強になった。
個人的には仕事のテーマで、ああなるほど、と思った。
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2015.5.4
社会においてのあれこれが、わかりやすく書いてあります。興味のあるところは、もっと深く調べたりすればいいのかな。
読書案内もあるので、今度読んでみようかな。
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社会学とは、社会の1部を切り取る代わりに、社会を丸ごとを考察する。
人間が社会を生きていく時、誰もがぶつかる問題を、残らず正面から受け止める。
中国流の資本主義、社会主義市場経済、
共産党が資本主義をやる、と言う政策。
市有財産性を否定する等、国有化集団所有日になる。
国有にせよ、集団所有にせよ、共産党の役人が、資本を管理すると言うことを、資本家に変わり、共産党の役人が大きな権力を持つ。
カースト制は不合理か、奴隷制度とカースト制度の関連 奴隷制10カースト制は、どちらも小田医院に生まれた星の
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言葉で表しにくいものを、あらためて言葉で述べられると、自分を見つめ直すきっかけになる。
あ、眠れなくはないです ^_^;
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社会に関しての様々な物事を、分かりやすい言葉で解説してあって面白かった。社会学の面白さが少しでも分かったような気がしたし、橋爪さんの人柄も伝わってくる文章だった。巻末の読書案内も今後の読書計画の参考になって楽しい。
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中高生向けに、戦争、宗教、歴史、幸福について等の言葉をただ単に砕いて説明したものじゃないかと思うが、読んでいくと深みが分かってくる。ふむ、確かに中高生に読ませて、感想などを話し合ったら勉強になりそうだなぁ。
【もっと知りたい!】
アメリカの独立戦争、南北戦争
フランス共和国、ナポレオン
【心に残る】
他の人と自分を比べてはいけません。これは、幸福になる秘訣のひとつです。他の人なんてどうでもいいと思うことです。それは、自分を大事にすることに通じます。他の人とくらべるなら、皆のために頑張って自分の苦労をいとわない人と比べなさい。
【読みたいと思ったおすすめ本】
赤坂真理 愛と暴力の戦後とその後
大澤 思考術
小室直樹 痛快!憲法学
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中高生向けに書かれた非常に分かりやすい社会学の入門書である。当たり前のことを解体して再解釈する術を学ぶことができ新しい物の見方をえることができる。巻末の社会学推薦書が興味深い。