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1・2部はまだ登場人物の背景説明のような感じで、そこで2回挫折していた。
今回は一気に読んだので、最後の方のワクワクドキドキな展開を楽しむことができた。
クローズドサークルっぽいホラーで、下巻はこのまま疾走感のある展開だといいと思う(●^o^●)
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20年以上前に読んだ本だが、ドクター・スリープを読みたいので、その前に再読。相変わらずキングの本は描写が細部にわたり、情報量が多い。しかも、原文(英語)の言い回しに引っ掛けた箇所(hereとfearをかける等)もあり、ずっと読みやすい和書しか読んでなかった私には、前半読み始めるのに少し労力が要った。しかし、いよいよ、惨劇の予兆が出始めてくると、ぐいぐいと読めた。父親のアルコール依存や暴力衝動とそのことに対する自己嫌悪と葛藤する姿、感情移入できるほど描けていた。後半へ。
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映画が気に入って、
文庫本の表紙が気に入って、読む。
さすがスティーブン・キング、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読了した。
そもそも映画は1度しか見てなかったんだけど、そのとき分からなかったことが小説では詳細に書かれていてスッキリした。
ただ、映画より想像してしまうのか、はたまた作家の力量か、小説の方が数倍怖い。
GW中ということもあって、深夜に読むのにハマっているんだけど、廊下の突き当たりにあるトイレに行くのに躊躇してしまう。だって、あの双子に出くわしたらどうしよう!
特に上巻のラストは鳥肌ものなので、ちびりそうです。
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怖い、怖い、まだ何も起きてないけど絶えず不穏な空気が漂っているよぉ。
冬の間雪に閉ざされたホテルで管理人?として家族3人で住む話し。
この旦那が今はお酒を断っているけど、飲むと凶暴になり息子ダニーの腕を骨折させた過去がある。
妻のウェンディは心配性で実母との確執があり息子の予知能力(かがやき)を感じてこのホテルから去りたがっている。
まだ5歳に息子ダニーがある意味この小説の主人公。
聡明で常人には見えないものが見える。
パパを愛していて、離婚しないで欲しいとおもっている。
で、いよいよ下巻。
とうとうジャックがお酒に手をだして凶悪犯になってしまうのか!
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映画未視聴。
それぞれに悩みと葛藤を抱える家族が冬の間ホテルの管理人になるところから始まる。
ホテルに不吉な影を感じるものの、外界とつながりがあるのでまだそんなに怖くないです。
雪でホテルが外界と完全に遮断される中、この家族をどんな恐怖が襲うのかハラハラしてしまうところで以下次巻。
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昔、小さい頃に観た映画「シャイニング」は衝撃だった。
エレベーターホールに流れ込む大量の血液、ぶち破ったドアから覗き込むジャック・ニコルソンのニヤリと笑う狂気あふれる顔、などなど。
映画史にもわたしの記憶にも刻みこまれる一作だった。
小さかったわたしは「シャイニング」というタイトルは、呪いとか恐怖といったようなものだと思っていた。
今ならわかるこのタイトルは“輝き”。
でも映画にはそのような要素は無かった。
何故あの映画が“輝き”なのだろう。
キングは映画を気に入っていなかったということも知ったため、もしかしたら映画と原作は内容に違いがあるのかもしれないと思った。それでも暫くは原作を読んでみようとは思わなかったけれど、先日「キャリー」を読んでみて、そういえば「シャイニング」ってどんな物語なんだろうと気になりはじめた。
ということで今回ようやく原作を読んでみようとなった。
読みはじめてすぐに、ただの恐ろしいホテルに取り憑かれて狂気に走った父親によって家族が恐怖に陥るという物語ではないと気づいた。
映画では主人公は父親だが、原作では息子であるダニー。
このダニーの持つ不思議な力、それこそが“輝き”。
家族三人が冬の間閉鎖されるホテルの管理として住み込む。
家族以外は誰もいない雪に閉ざされたホテルで、父親はだんだん精神を病んでいく。
ホテルの霊に取り憑かれ父親が変わっていくのを見てダニーは、自分と同じ“輝き”を持つホテルのコックであるハローランに救いを求めて思いを飛ばす。
ダニーと家族はどうなってしまうのか。
下巻へ。
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ギルモアガールズでちょくちょく出てくるから、読んでみた。ラストが想像外で一気に読めました。これを機にスティーブンキングにはまりそー
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名作と言われているため、非常に評価しにくいのだが・・・。
物語自体は面白かった、特に前半は。じわじわと迫る恐怖と 少しずつ明かされていく 壊れていく人間関係。人間の怖さみたいなものを描いている。
しかし 私には長すぎた。
普段、まとめて読む時間が取れないので 読み終わるまで時間がかかり過ぎてしまい、いまいち入り込めず。
一気に読める方にはいいかも。
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◆きっかけ
『子どもが「読書」に夢中になる魔法の授業』で筆者ドナリン・ミラーが読まないのも損(p112)と書いていて。2017/8/18
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内容
"景観荘"ホテルはコロラド山中にあり、美しいたたずまいをもつリゾート・ホテル。だが冬季には零下25度の酷寒と積雪に閉ざされ、外界から完全に隔離される。そのホテルに作家とその妻、5歳の息子が一冬の管理人として住み込んだ。S・キューブリックによる映画化作品でも有名な「幽霊屋敷」ものの金字塔が、いま幕を開ける。
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映画を見て映像に感銘を受けて、小説ではどう書いているのか気になって読んだ。
作家、アル中(禁酒中)、癇癪持ち、勤め先の学校で生徒への暴力事件でクビになった父親。その父親を大好きな5歳の男の子。なんとか家族を立て直したい母親。冬季間、外界から閉ざされる風光明媚なホテルに家族3人だけで管理人として暮らすことになる。どんどん危うくなる父親の精神、その心の声を読めてしまう息子。
設定だけでもう十分ヤバいが、その状況説明にじっくり上巻が費やされる。長いなーと思いつつも読み進められるのは、豊富(過剰?)な比喩、妄想か幻覚か錯覚か怪奇現象か一瞬分からなくなる描写のせいか。
映画の方は映像美ありきの全く別物で、小説の方は家族の物語、といったところ。
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大学生時代に映画版は観てるけど、原作は初めて。ってかキング作品を読むの自体、これがはじめてかも。ちなみに”百年の誤読”から。ただ映画版で印象に残っているのは、もはやジャックニコルソンの圧倒的演技くらいで、内容は殆ど覚えてなかった。上巻では、父の内に秘められた狂気性とか、あちこちに不穏な雰囲気を纏うホテルの描写とか、これから起こる悲劇の予兆があちこちに… 登場人物が少ないせいもあろうけど、リーダビリティの高さも特筆もの。
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キングは年に1冊ぐらいしか読まないけど、今年はこのあたりで長編を、と思い選んだ。
実は映画を観ていないので、この先どんなことが起きるのか、ドキドキするー!
ダニーがいい子で可愛い。
私だったら、下巻ですぐハローランを呼びたい!いつ呼ぶんだろう!絶対呼ぶよね?
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コロラド州の雪山にある架空のホテルオーバールックを舞台にした恐怖小説。
父、母、男の子という構成のトランス一家が、冬の間外界から閉ざされるホテルの管理人を任される。
オーバールックは歴史のあるホテルで100年近い歴史の中でオーナーが何度も代わり様々な人々に利用されてきた。その中で様々な事件が発生して亡霊の住まうホテルと化してしまう。トランス一家もここに至るまでに問題を抱えていて管理人の仕事を頼みの綱としてオーバールックにやってきている。
閉ざされた世界で亡霊の住まうホテルの管理人を任された一家が辿る運命はいかにというのが本筋のお話になっている。
20年前に読んだ小説で、読み返そうと何年も前から手をつけて序盤まで読んで積んでを繰り返していた。最近になってやっと再読が完了した。スティーブン・キングの小説の中で一番好きな作品なので楽しく読めた。
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スティーブンキング原作の映画「it」「スタンディングバイミー」の2作を見て、スティーブンキングの小説に興味を持ち、読みはじめた。
なんとなく「it」に近いような、人間的な怖さをじわじわと感じるような作品だった。
ジャック達が感じる恐れの描写があまりにも長くて、少し冗長に感じてしまった。 下巻が楽しみ。