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続編は面白くないということは相場で決まっている。
しかし、本書にはそれはあたらない。
前作よりも、写真をふんだんに使っているためか、読んでいてもイメージしやすいし、小気味よく読み進めることができる。
わが家は共働きで、小さな子がいるので、冷凍しないで平日の食事をまわすことは難しいが、肉をマリネして保存するなど、ちょっと試してみようと思えることも多数。
メニューから考え始めるのではなく、手元の食材からメニューを考える。前作でも紹介されていたが、ハンバーグが食べたいなぁとついついメニューから考え始めてしまう日が多い。たまにはいいが、こればかりやっていると冷蔵庫が期限切れのものであふれかえってしまう。
醤油味、塩味、甘い、酸っぱい、クリーム味、みそ味、カレー味の大分類。
食感、温度の切り口でメニューのバランスを保つこと。考えてはいるけど、なかなか思うようにはいかないね。
ただ、料理番組を見すぎて細かな手順を気にしすぎる姿勢は、少し治してもらえたと思う。
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今回は完全にレシピ本です。
ちょっとだけ手間をかけてシンプルに。
家で無理なく応用できそうなことが多そう。
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材料と調味料の名称しか書かれていないレシピ本。こさじ1とかカップ3といった表示もない。味の濃さには人それぞれ好みがあり、日々の体調によっても求める味付けはが異なるのだから、そんなことどうでもいいとバッサリ。著者が伝えたいのは料理に対する基本的考え方。何を目的に調理するかということ。献立で最も大切なのは味が重ならないこと。かりっ、くったり、冷たい、熱いのバランス。たとえば、おひたしであれば、シャッキっと感が命。だから、①事前に水に活ける②1株ずつ茹でる③茹でるのは10秒、がレシピとなる。ダイナミックな男料理がたくさん紹介されている。料理の醍醐味を存分に味わわせてもらった。