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投稿者:ひろせ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の姉などはあまり好きではないようなのですが、私は著者の描くほんわかとしたムードが大好きなんです。
カルバニア物語は年若い女王タニアと、未来の女公爵エキューを中心に展開します。日々おこる些細な出来事、女性というだけで軽んじられる現実と戦う姿、そして恋愛など。テーマはシリアスなものでも、カルバニアンな彼女たちはあくまでほんわかと、笑顔でそれらを乗り越えていきます。私もカルバニアに行ってみたいと思わせるような作品です。
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カルバニアの若き女王タニアと家臣のエキュー(女)の物語。というと硬い感じですが、女王と家臣なのにノリが女子高生。な二人の淡々とした日常のお話です。
絵はデザインぽい独特な感じ。
10代で父親をなくして、人間としてイタタなお母さんとは離れて、普通の女の子なのに一生懸命女王としてやっていこうとしていくタニア。(でもまわりは勝手に決めてしまったり、美容のことしかインタビューされなかったり;)
女なので大臣家をつぐことを邪魔されそうになってるエキューとか、宮廷のドレスのデザインをしてる大男とか。
「男らしく」とか「女らしく」とか。
日常に使ってしまうけど人をしばる言葉だ。
と、作中にでてくるように自分らしく生きてくっていうのが主題にあるのかなぁ。
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某誌に連載している王宮コメディ。コメディと言い切るにはシリアスだが。男装の麗人・エキューと可愛い女王様・タニアを中心とした物語。
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男装の麗人である公爵家の主人公の痛快ロイヤルコメディー。絵は好き嫌い別れると思いますが、巻を読み進めるほどに、作者のストーリーセンスに引き込まれるハズです。言葉の選び方やコマ割りのセンスが抜群。お勧めのシリーズです。ホモねた多いですが、主人公はいたってノーマルですよー
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単なる少女漫画とあなどるなかれ。 人が人と関わって生きると言うことは、マンガのように美しくご都合主義に進むわけでもない。 人を殺してでも生きなきゃいけないことだってある。 ほのぼのとしている絵と、ちょっとのんきなエピソードを書きながら、ものすごくリアル。
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うら若い女王陛下タニア&その乳兄弟の次期女公爵エキューが主人公の王室コメディ。
可愛い絵柄にところどころ混ざってるブラックジョークが病みつきになります。
ただ、一部BL要素が入ってる(主にギャグとして。あと、同性愛な貴族が出てきたりする)ので、そういうのを全く受け付けない人には残念ながらオススメできません。
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このマンガ・・・すごくマイナーなんだが、めちゃくちゃ面白い。
カルバニアっちゅう、仮想の国のお話。
笑えるし、ほろっとくるとこあるし。良いお話です。
正直、絵はそんなに良くない。
よくマンガを借りる友だちに、私なら気に入るはずとごり押しされ疑心暗鬼で借りたもの。
友のカンは当たり、巻が進むにつれどんどんハマッていってしまいました。
姉ちゃんも大好きで続きは出ないのかと聞かれるほど。
先日1巻が105円で売っているのを見つけついつい購入してしまいました。
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ジェンダーについて、すごく共感できる描かれ方をしてます。
気負いすぎず、ファンタジーなのに現代的でもある感じ。
男性にも読んでほしい漫画です。
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おもしろそうだったので買ってみました。
物語自体は一話一話で完結してて読みやすかった。
エキューいいです。
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このほわほわーっとファンタジーしてる雰囲気が好き。小さいときに絵本で読んだ「どっかとおい国のおはなし」っていうあのイメージそのまんまで、それ以上難しいことなど考えなくて良いのです。うーん、ありがたい。
権力者の娘が男に混じって男勝りに育って、年頃になっても女らしい趣味なんか持たずに男装なんかして男にも女にもモテちゃって更にはお姫様と仲良しっていうのは皆がだいすきな少女漫画の設定ですね。DNAに刻まれてるからね、しょうがない、そりゃすきになるわ・・・。
王族や貴族の娘や城で働くさまざまなひとたち、またはカルバニア内外に住む平民のお話まで・・・色んな人物たちが主役になって登場するから回を増すごとにどんどんすきな登場人物が増えていくのが楽しい。彼らが時々画面の端っこにでも再登場ととても嬉しくなってしまう。
使われる言葉も可愛いんだよなあ。「めろめろ」とか「ざぶざぶ」とか男装のキレーなお姉さんが使ってるの、すきになっちゃうよね。
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男性にはちょっと手に取りにくいかもですが
強力におすすめいたします。
カルバニアという国の女王タニアと公爵令嬢エキュー、
おおむねその二人を中心とした物語。
現在も連載中で物語は失速することなく紡がれております。
TONOさんの表現・考え方はとても好きです。
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おがきちかさんが紹介されてて読んだまんが。既刊12冊、大人買いだ!
すごくすごく面白いです。かわいくて笑えてちょっとほろりとくる。ランドリオール好きな人は好きだわこれは。
女の子で、むかしドレスのお姫様を落書きしてた人は多いんじゃないかと思うんですが、その延長みたいな世界なんですが、物語は意外と社会派だったり。血縁を重視する貴族の滑稽さとか、女性の社会進出の困難さとか。ファンタジーって案外シビアな現実を描いているものが多いんだよね。
エキューなんか見てると、自分の心のままに生きることを堂々と宣言できるってことがどれほど稀有かと思っちゃう。
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舞台は中世欧州のような架空の国。
王位継承を男性のみに認めていた国に、
女王が誕生し、時代や慣習を変えていくお話。
女王の恋愛・結婚、女性侯爵の誕生など、
現代の日本とは違うので
「男らしく」「女らしく」と教育されるも、
疑問を持って変えていく。
男女差って何なのでしょうか?と考えさせられます。(L)
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絵柄が好み。
ストーリーは行き当たりばったりに考えていると作者は言っているが、世界観はしっかり安定している。
可愛い絵柄だが、登場人物の残酷さがなかなかえげつない。
今のところ13巻まで
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カルバニア王国で暮らす人々のかろやかなマンガ。
どうしようもなくやるせない現実もありつつの、それを個々飲み込んで処理し軽やかに生きてるキャラクターがみんなかわいい。
誰も悪くないのに苦しんでたり、ちょっとした考え方の違いだったり。どれも少しだけ救いがあってなかなかいい感じに進みそうだなって思えるのがステキ。
なんだかんだ言って王冠を返すつもりなんてさらさらないタニアに大変ときめきます。かっこいいな、女王様。