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大正、昭和の両天皇の料理番として知られた秋山徳蔵氏による「味」にまつわる様々な面白い話を集めたエッセイです!
2020/08/15 11:13
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、生涯において、大正、昭和の二代天皇家の食事、両天皇即位御大典の賜宴、宮中の調理を総括された料理家・秋山徳蔵氏による作品です。同書は、「豆腐ほどプレーンな食べ物はないのではあるまいか」という書き出しで始まり、「そこに材料を生かそうという愛の心も生まれるし、工夫も生まれる」と続けられる料理家の意気込みが垣間見える傑作です。天皇の料理番として知られた著者が、料理人としての人生50年の経験から、街場の食堂や家庭料理に至るまで「味」にまつわる想いを語ってくれます。自筆挿画60点も見ものです。同書は、「食べごろ」、「鵜飼」、「鮎むかしばなし」、「宮中の正月料理」、「私の暦」、「エビの図」、「大人のための生活手帖」、「カクテル・パーティー」、「万人向きのカクテル」といったテーマで、面白く興味深い話がポンポンと飛び出してきます!
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