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ストーリー調だとやっぱり読みやすいけど、その分ストーリーに気を取られて分析についてきちんと頭に入ってない部分が多い。
今後、再読してある程度知識をつけていく。
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中身はごくまっとうで二転三転もありで楽しめた。こういう層向けのものに詳しくないので表紙やイラストに抵抗があったり、MMRは理解されるのか、ヅラが取れる必要あった?とか思ったりはした。
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ストーリー仕立てで「ブラック企業とはなんぞや」を解説している。ブラック企業の定義は書かれておらず、飲食・マスコミ・メーカー・銀行について業界分析やその業界の代表的な企業の分析を通して、筆者の視点のホワイト・ブラック企業像を描いている。
労働環境ややりがいではなくて、財務諸表から数値でホワイト・ブラック企業を図るのは興味深い。
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非正規労働者 1991年20% → 2015年11月40%
定年退職者の再雇用者の割合は、前回調査の2010年の15.3%から17.5%に増加
目的「賃金の節約」全体の38.8%と最大の理由。
IT化 グローバル化 —> 日本企業のコモディティ化 価格追求
外食産業
市場2割縮小(10年) 新規参入増加 競争激化
ゼンショー すき家(4割) はま寿司 ココス
三光 金の蔵 楽釜 チカラめし
営業利益率 1.5%
年間売上高 5118億円
吉野家 営利 11%(2001) —> 2%(2014)
すき家 一人勝ちしたが自己資本率が低い&大規模在庫
鍋で差別化
寿司業界 売り上げは伸びたが原価が上がって赤字
鈴茂器工 寿司ロボットメーカー
就活生に人気なのは toC toBでも商社や広告代理店みたいなミーハーが多い
テレビ
ビジネスモデルを築いたのは電通(元祖は萬年社)
大手 不動産業で成立するから真剣でない
Tokyo MX や WOWOW は優良な番組を作ってる
IT業界がテレビを取り入れない理由 代わりに球団というコンテンツを得た
制作会社はブラック 年収は局の1/4
ネットプラットフォームで中抜き(手数料)は少なくても消費が早い
ニコ動 有料会員の増加率逓減& 年間売上高は100億程度 (テレビ局の平均年間売上2000億)
日本の大学生の数 300万以下 アメリカ ミレニアル世代 8000万
日本の20代 アニメーター 平均年収110万
Netflix 会員6000万人 cf. Amazon プライム会員 5400万人
コンテンツ製作者の優遇が、海外競合が来る中でテレビ業界の生き残りのために必要
家電
大手家電メーカー リーマンショックで赤字化
東芝シャープ 2015に数千単位のリストラ
ソニー 携帯電話事業(赤字) ハード事業 ソフト事業 金融事業(売上4割)
借金をして投資している
テレビ事業は10年赤字だったが黒字化(円安だったから・・・?)
事業構成が複雑 外部の情報発表者が機能してない
分析スタイル 財務諸表読み込み→聞き込み
ビックバス効果 減損処理を集中させてV字回復を演出する
子会社を売却する 一時的な収益
メディアに多額投資&圧力。リーマンショックで広告費が減ると叩く記事が激増した
パナソニック 家電 住宅(市況悪化で減収続き) 車載(相次ぐリコール) ソル デバイス
→2018年度売り上げ目標10兆円にはほど遠い。
純利益がV字回復しているが、買収が終わっただけで営利は変動少なし
黒字も5年間で10万人以上の首を切ったから
2008年のリーマンショックで家電業界は利率が落ちたが、日立と三菱は2010年で回復 BtoCからtoBに方向転換したからか
スマホで強いサムスンも2015年で営業損失を計上
→中国が参入してきてコモディティ化が進んでいる→いずれは新興国に変わられる
日本は雇用形態を変えられない。3つの家電業界の進む道
- ファブレスメーカー コアの開発やデザインに特化 ex)apple
- BtoBへの転換 特許がものを言う世界では戦える
- ニッチでもユニークな製品を作る
売り上げ10兆を目指して規模勝負するのは苦しい
未来工業
超ホワイト企業
研究開発費率は1%以下
配線箱や電線管分野でトップシェア
銀行
地銀 ここ数年業績好調だが、今後の地方の衰退に合わせて首都圏勝負になり、血みどろの消耗戦になる
そして吸収される→地銀再編(人員整理と再教育)
メガバンク 謳い文句は社内制度を整えて新卒を育ててグローバルに打って出ている??
帳面さと責任感 覚えることは膨大
社会的地位は高い ストレスケアもある 休みが取りやすい 高級な社宅
現在の事業 法人/リテール/国際/市場
法人 リーマンから回復しない 大企業はまかなえる 中小はコスパの良い地銀
リテール NISA、富豪の資産運用
富豪 地銀が抑えている
ローン 金利が落ちていて厳しい 一般向けだとネット銀行が強い
セブン銀行は他の銀行からお金をもらってコンビニで扱う
国際 まだ業務提携段階 バーゼル規制(自己資本率の維持)で出資が難しい
市場 (商業銀行:預金で投資)国債の比率が高いから安定して推移 利益のコア
資産を国債で安定して運用しているだけ。それでもホワイト企業。人事抗争している暇もある。
ITベンチャーに投資しているが銀行はIT音痴
相変わらず新卒の大量採用 一般職の採用を増やしている 業務は今後減りそうだが?
→スルガ銀行 個人営業特化(90%:平均30%) ユニークな商品 外人や行員向け ネットバンキング
→ウェルズファーゴ リーマンショックで揺るがなかった地方銀行
→京都銀行 京都企業を見捨てなかった。今でもメインバンクをやっている
地銀は企業と寄り添っている。本当の銀行。
銀行業界の勝者 M&Aセンター why経営者の高齢化 すずもポジション
外銀 GS メリル
証券会社 投資銀行 資産運用 株式調査 なとの部門
投資銀行→企業の財務戦略のアドバイザリーやサポート
GS 年収が高い 体育会系 成果主義
パートナーシップ制度 少数の意思決定者による経営 トレンドを作って早めに手じまい
バブルで赤字化したゴルフ場を買いあさり、ゴルフ場再生に他の企業が目をつけたあたりで全て売り払い手じまいする。
2001年にBRICsを提唱。投資熱を煽って殺到したところで引き上げる。ディーラーとプレイヤーを同時にやっている。
インサイダー取引ぎりぎりのきわどい勝負をしている。ある意味で永遠のベンチャー。
内紛もある
日本の根本的問題
グローバル化IT化+少子高齢社会
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10年後にはまたこの本で書かれている評価が変わるのだろうなぁと。企業分析の仕方入門として読むと面白い。
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各業界で勝ち残るにはどういうところか?
といったことを分析してまとめている本。
知らない業界のことが多く書かれていたし、
小説仕立てで読みやすかったので、
最後まで楽しく読むことができた。
まとめると、
ターゲットを絞ること
ニーズがあるところを狙うこと
規模が一定程度以上あること
が出来た企業が強いということ。
当たり前のことだけど、そこをいち早く見つけて、
一気に注力出来る会社が強いということか。
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企業分析入門編。大学生が書いたということで、頭があがらない。現代学生に読んでもらいたい。ブラック企業かどうかとうのはあまりわからなかった。
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公開情報とインタビュー/潜入という両面作戦での企業・業界アプローチが面白かったです。あと、余談みたいなの。
日経グループにケンカを売っているように感じたのは、私だけのようで。
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大学生向け上場企業の財務諸表分析本。
就活中の学生におすすめ。
まあ必ずしもブラックかと問われると、そうでもない会社もあったり。
将来性とかそういう側面も見なさい、という意味では入門書としてはいいかも。
ストーリー仕立てで、読みやすいし。
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実際は企業研究同好会。ヒロインもう少し可愛くして
作者は現役の東大生(執筆時)とのこと。
いかにも儲かっていて人気のありそうな業界の闇を暴き、隠れたホワイト企業を見つけ出すというパターンをきっちり小説仕立てでまとめたもの。
導入と解説が半々という体裁ではないのは個人的には好印象。
でも、オチとなるホワイト業界においても、希望者が殺到したり、社会情勢が変動すると一気に傾きかねないといった、問題が絶えないと思った。
?外食産業
ロボット、需要一巡したらどうする?
?テレビ業界
すでに「不動産会社」というのは、言い得ている。
?家電業界
御用評論家的人種は確かにたくさんいますね(平積み見て分類してみよ)
日本の家電は安易にファブレスにはなれないよ。工場の人員どうするの?
?メガバンク
だから地銀とはにわかには納得できない。
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途中まで読んで積み本していたのをやっと読了。4年近く前の本だけれど今読んでも新鮮でした。銀行パートではスルガ銀行がニッチな優良地銀として紹介されていて(2016年当時),頑張りすぎてかぼちゃの馬車と心中してしまったのかなと思うなど。心中は言いすぎかな。
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東大のサークルがブラック企業を炙り出すという体裁で、企業、業界分析のイロハを分かりやすく説明している。