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星3.5。
「Su-Suki」「クリィムシチュー」「まがり角を過ぎても」の3本は、一連のお話。他の話は入れずに、この話をもっと掘り下げて欲しかった。
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友人とずっと一緒に居ようと思ったら、相手を好きになって、好きだから一緒に居よう、と言う選択肢が生まれる、と言う物語が描かれている。これはBLの一種の原点とも言うべきシチュエーションで、そう言う物語がラフ画のタッチで描かれており、そのシンプルさが物語をじめじめさせていない。完治しにくいアル中と性依存症と言う心身ともにお医者の世話にならないといけないものを一生抱える相手を、自分の元へ置いておきたい健一が良い男になっていて、切れても繋がる二人の関係が微笑ましい。
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中、短編集、かな。
全体的にあまり好みではなかったですが、あとがきに『私にしてはBLっぽい』と書かれていた『LIFE』後編の快楽に弱いとありそうだな~ってシーンと最後のロボットが出てくる『Engel Herz』は何となく好きでした。
何であんまり好みじゃないのか… 多分、想像は出来るのだから問題はないかも(いやむしろ上手いのか)だけど、想像するところがすごく多い気がして、そこが好みではなかったのかもしれない。つまりはただの好みだなと。