軽いタッチで読みやすい
2016/10/24 10:32
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
貫井徳郎氏の作品とは思えない、軽さのある作品でした。
ちょっとした空き時間などに読むにはいいかも。
それでも凝った作りをしているので、ミステリー好きの人は楽しめると思います。
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はじめての貫井作品。
連作短編集。(って言うんだかどうなんだか)
サクサク読めます。
機会があれば長編も読んでみたい。
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貫井さんにしては珍しく軽くて読みやすいテイスト。犯人あてではなく被害者だったり探偵だったりを当てるというのが面白いです。
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豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか?犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが・・・。警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。それを解き明かすのは、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦。痛快無比!本格推理の傑作。※明るい推理小説という感じ。なぞなぞっぽい。
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愚行録を読んだ直後だった為か
始めは 軽い感じに拍子抜けしたけど
全く別の本として読むと
純粋にサラっと楽しく読めたので
楽しかった
◎被害者は誰?◎
被害者が分かってから読み返すと
今まで読んできた内容がガラリと変わる
不思議な後味がした
◎目撃者は誰?◎
微妙に絡んだ2つの事件で
最後に笑った人の事件が痛快で好き
◎探偵は誰?◎
これは始めから分かった!
二時間ドラマ的で楽しかった
◎名探偵は誰?◎
これもおもしろい終わり方で
もう一度読み返すと二度おもしろかった
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貫井さんには珍しく(?)、コミカルで軽快な短編集。吉祥院探偵、面白い。短編自体が複線になってるとこなんか、細かい。(って、ネタバレかシリーズ化されてるのかな。
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吉祥院シリーズ。
頭脳明晰、容姿端麗、おまけに超がつく自己中。
それだけで気になってしまうキャラクタ設定ですね。
所謂フーダニットもので、彼は安楽椅子探偵。
そのため、事件のあらましを読む部分が多いけれど、そこは愛でカバー。
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連作ミステリー短編集。全4話。
主人公は、容姿端麗・頭脳明晰、そして売れっ子ミステリー作家でもある・・・人を先輩に持つしがない警視庁刑事。刑事が束になっても解決できない事件を、先輩はいとも簡単に解決してしまう。そう、彼は安楽椅子探偵なのです!!
設定はよくあるアームチェアディテクティブもの。それなのにおもしろい。それはなぜか?貫井さんの作品で、今までユーモア要素はほとんどなかったのに、これはユーモアたっぷりだったから。その意外性に完璧にKOされちゃいました(笑)
貫井さんって、変幻自在の作家さんだなぁ〜。ある時は本格ミステリ。ある時はユーモア短編。また、おどろおどろしい作品のときもあれば、この作品のように軽いよみもの書いてみたり。そのギャップが癖になる。
今回特におもしろかったのは、最後の『名探偵は誰?』ですね。ミステリーってたいていは短編だとやっぱり長編より劣ってしまいがちなんですけど、これはすんごい。綾辻行人さんの『迷路館の殺人』に似たものがあり、すっかり騙された!!
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【2006.11.09.Thu】
警視庁捜査一課の桂島刑事が上司公認で、事件の相談に向かう所は、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家吉祥院慶彦の家である。貫井徳郎の新しい世界を知ってしまった。今まで読んだものも登場人物のキャラクターがしっかり作りこまれている印象だったが、今回は違う方向からの切込みで強烈なキャラクターが登場した。こういうキャラは無条件に好きなのだ。美貌ゆえ頭脳明晰ゆえ、どんなわがままだって許されてしまう。とにかくなにもかもが嫌味にならないのだ。こういう愛すべきキャラクターはなかなか現実には存在しない。だからこそ、読んで楽しめるのだ。お得意の叙述トリックも巧みに取り込み、最後まで読者の目を離さない。二重の魅力を持った作品だと思う。
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ミステリものだったんで初めて読んでみた作家さん。
短編3集。どれも売れっ子イケメンミステリ作家が後輩である刑事の事件を話を聞いただけで、いとも簡単にからくりを読みとき、解決してしまうという話し。
事件の内容になると、そっちの犯人などが一人称になって書かれているので、作家と刑事が出てくる場面に違和感を感じたりする。
どうして、この作家がわざわざ解決する意味があるんだろう?って。
刑事も何もしてないし。って。
ミステリの格になってるカラクリじたいは、面白かったりするのに。
なんかマネっぽくて。
最後の1集はリタイア。
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貫井さんの暗くて重い作風が好きなんですが、これもこれで好きです。
吉祥院慶彦と桂島のキャラが面白かった。
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意外と面白かったです。
5つの短編から成るのですが、毎回同じ刑事と作家が出てきます。
肩の力を抜いて読めるミステリです。
個人的に1話と4話が好きかな。
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普通のミステリーと違って、章ごとにある人物を探すのが話の核になっていて新鮮だった。ミステリーとしてはイマイチだったけど。
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頭脳,外見を兼ね備えたミステリー作家・吉祥院慶彦。
大学同期の刑事から相談される難事件の数々を解き明かす。
「気分は名探偵」に収録されていた短編と同様の設定である。
犯人の手記から被害者を推理する表題作を含む短編集。
「目撃者は誰?」,「探偵は誰?」など趣向を凝らした設定。
この探偵は性格が悪く,その辺に笑いの要素も含まれており,
斬新な設定と併せて,気軽に楽しめる作品に仕上がっている。
惜しむらくは,読者の予想を裏切ろうとし過ぎて,
少し強引なプロットになってしまっている。
しかも,それに慣れると結末は予想できてしまい,
表題作以外は,結末をすぐに予想できてしまった。
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・エンターテインメントとしてとても面白く読めました。
・テンポ良く読めるので、気張らず読みたいときにオススメ。
・トリック好きなら直ぐに気がつくかな。