おじさんのかさと娘の運動靴
2001/08/19 16:01
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投稿者:キッコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大切にしているものを使うのってなかなか勇気のいるものですよね。使うと汚れちゃったり濡れちゃったりする物は特に。
このおじさんも大切な傘を濡らしたくない、壊したくないと思い、ただ持ち歩くだけ。でもある時、子供達が傘に落ちる雨音と一緒に「ポンポロロン」と歌うのを耳にし、自分も聞いてみたいと思います。そしてとうとう傘を差してみました。本当に楽しい音が聞こえてきます。きっとおじさんはあの後も雨の日には傘を差しているのでしょうね。
もったいないと言ってなかなか履かず、とうとう履けなくなってしまった娘の運動靴がちょっぴり可愛そうに思えました。
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投稿者:鉄紺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とっても りっぱなかさを もっていました。」
佐野洋子さんといえば『100万回生きたねこ』。
でも私の一番はやっぱり、このおじさん!
あめがふったら ポンポロロン♪あめがふったら ピッチャンチャン♪
2017/06/14 09:59
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あめがふったら ポンポロロン♪あめがふったら ピッチャンチャン♪
かさをさすのがたのしくなってしまう絵本。
前半のおじさんはおじさんでたのしい。
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投稿者:kokoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在7歳の次男が赤ちゃんのころからレインコートが好き。
雨の日はコートが濡れるからいやだと言って、
晴れの日にばかり着ているところが
この本の「おじさん」にそっくりで思わず購入。
本人も似てることに自覚があるのか、
いつも母の私が「○○(←こどもの名前)おじさんのレインコート」
とふざけて読むと怒りながらも笑って照れくさそうにしてます。
この本をきっかけに、
雨の日にも気持ちよくレインコートを着てくれるようになるといいなと思います。
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はっきり「おもしろくなかった」と息子。
小学校3年生くらいからかなぁ。それも女の子なら。
大人は「いいなぁ」って感じるんだけど
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おでかけする時、しっかり傘をもっていくのに、多少の雨では開かないおじさん。大事な傘が濡れるのがいやなのだ。その傘は雨を受けて素敵な音がさせる。「あめがふったら ポンポポロン あめがふったら ピッチャンチャン」。生まれて初めて傘を保ったときの子どもの嬉しさが思い出される。
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厚生省中央児童福祉審議会
推薦
サンケイ児童出版文化賞推薦賞
全国学校図書館協議会選定図書日本図書館協会選定図書日本こどもの本研究会選定図書公文の推薦図書A-3
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あめがふったら ポンポロロン
あめがふったら ピッチャンチャン♪
ついつい口ずさみたくなってしまうこのフレーズ。
雨の日が待ち遠しくなるような、すてきな絵本です。
お気に入りのものは使いたくないっていう気持ち、小さいころはありましたよね。
そんな感情を、とても上手に描いている絵本です。
でも、お気に入りなものって使ってこそ楽しいんですよね♪
おじさんが、かさを使いたいと思うまでの気持ちの変化が、とってもステキです。
幼い頃を思い出しながら、子どもの気持ちを考えながら読むと、とても楽しい絵本です。
作者は「100万回生きたねこ」の佐野洋子さん。
最初に同じ作者だと知ったときは、とても驚きました。
力強いメッセージ性がある作家さんですね。
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雨の日におじさんが出会った素敵な出来事。りっぱなかさがぬれるのがいやで、かさをさそうとしないおじさん。ある雨の日、子どもたちの歌をきいたおじさんは、はじめてかさを広げてみました。すると・・・
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とても紳士なおじさんの、大事な傘のお話。おじさんは、出かける時はいつも傘を持って行く。でも、雨が降ってもささない―傘がぬれるから。もっと降ってくると雨宿りする―傘がぬれるから。雨がやまない時は、知らない人の傘に入れてもらう―傘がぬれるから。豪雨の時はどこにも出かけず家に居る―大事な傘がこわれてしまうかもしれないから。ある日、小さな男の子と女の子が「雨が降ったらぽんぽろろん 雨が降ったらピッチャンちゃん」と歌っているのを聞き、あまり楽しそうなので傘をさしてしまう。新しい傘を差したくない気持ち、わかるわかる!
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派な黒い傘を大事にして、雨が降っても指そうとしないおじさんが、子ども達が楽しそうに傘をさしてる様子を見て、自分も指してみます。
傘は濡れてしまいましたが、おじさんは・・・。
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佐野洋子といえば“百万回生きた猫”なのですが、息子が行っている公文の教材で、この絵本の一部が取り扱われていて、気になったので借りてみました。雨を表す言葉のリズムが良くて、よみやすかったです。
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n:おじさんは、頑ななまでに「黒い傘が好き」それを変えたのは、子ども達の雨音を楽しむ笑顔。人に感動する心があれば、その人は簡単に動くのだ…ということ。
どこぞのコピーですが「心に感動、広がる夢」学校教科書に載っています。
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小学校の国語の教科書に載っていました。
私のクラスには、担任の先生がもってきてくれた本の本棚があって、その先生が結婚退職されるときに、クラスのひとりひとりに本を選んでプレゼントしてくれたのですが、わたしはこの「おじさんのかさ」をいただいたので、とても思い出に残っている本です。
「雨が降ったらぽんぽろろん 雨が降ったらピッチャンちゃん」と歌うおじさんに、読む方もうきうきしてくるような素敵な絵本です。
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「雨の日、おじさんは持っている自分の傘を開きません。それは傘が塗れるのがいやだから。ある日、子供達の歌をきっかけに。。。。」
この絵本、物事の本質を見事に表現しているのに、押し付けがましさは一切ない。むしろ心がほんわかあたたかくなるのです。作者の佐野さんって、すばらしいんだなー。