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日本最大の暴力団・菱口組系の組長が姿を消した。調査を依頼された元ヤクザの矢能の危険で明晰な推理が冴える。
被害者も容疑者も探偵も視線が鋭い物騒な男ばかり。そんな中で、矢能の娘・栞の存在の微笑ましいことこの上ない。決して幸せな生い立ちではない二人の寄り添う姿に、ちょっと目頭が熱くなる。ラストシーンの画用紙に描かれた絵に、矢能と同じく変な音が喉から漏れた。
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20170910
ビーバップ世代ど真ん中の自分にはどストライク!
とにかく悪い奴らの会話の応酬が秀逸で、あっと言う間に読了。
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日本最大の暴力団、菱口組系の組長が姿を消した。殺されているのは確実だが警察には届けられない。調査を依頼された元ヤクザの探偵・矢能。容疑者は動機充分のヤクザ達。内部犯行か抗争か。だが同じ頃、失踪に関わる一人の主婦も行方不明になっていることが発覚する。最も危険な探偵の、物騒な推理が始まる。
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矢能探偵シリーズ3作目。相変わらず、栞ちゃんは可愛いし!矢能さんはカッコいいし!事件は在り来りかも知れないけれど(^^;;脇役達も面白く、台詞回しが私好みで飽きずにシリーズ読めます♪「優しい方の探偵さん」も忘れずに出してくる所もウルッとします。4作目は図書館予約待ち。早く読みたーい!
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前作out&outよりは上手くなっている/ ヤクザの失踪事件にまつわる諸々が問題化していて、登場人物もクズばかりで、とても良い/ 実際の犯人をつきだすよりも、よりクズな方を犯人に仕立てるのも、まあ元ヤクザの探偵って感じでイイネ/
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面白かったです。
元ヤクザが探偵でみなしごになった娘の義理の父親という設定も意外でしたね。
読み易くテンポも良かったと思います。
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面白かった
矢能シリーズ、第二弾?第三段?
「水の中の犬」を読んでいないのでよくわかりませんが、少なくても、「アウト&アウト」の続編
元ヤクザの探偵の矢能と栞との物語。
今回もハードボイルド+ミステリーの展開です。
ストーリとしては
暴力団菱口組系の組長が失踪。矢能のもとに調査依頼が舞い込みます。殺されていると思われるも、警察には届けることができません。
内部犯行か?抗争なのか?
そして、同時期にやはり失踪した一人の主婦。
どのようなかかわりがあるのか?
容疑者は4人
矢能は聞き取りを進め、一人、また一人と容疑者から外していきます。
そして残り2人となったところで...
といった展開
ヤクザVs元ヤクザの会話の応酬
明らかになっていく真相
そのスピード感と疾走感が素晴らしい
そして、最後の最後でスッキリ終わって、栞との関係もほっこり!
大満足のエンターテイメント展開でした。
栞との会話がキュートです(笑)
とってもお勧め
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そう来たか。続編でも楽しませてくれた。
「謎解きはどうでもいい、犯人は俺が決める」
これ秀逸。端的にこの本をよく表している。
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これも再読。少し覚えていたが充分楽しめた。
以下作品紹介・あらすじより------------------------------
「謎解きはどうでもいい、犯人は俺が決める」
容疑者は全員、アリバイなし、動機ありのヤクザたち。
日本最大の暴力団、菱口組系の組長が姿を消した。殺されているのは確実だが警察には届けられない。調査を依頼された元ヤクザの探偵・矢能。容疑者は動機充分のヤクザ達。内部犯行か抗争か。だが同じ頃、失踪に関わる一人の主婦も行方不明になっていることが発覚する。最も危険な探偵の、物騒な推理が始まる。
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相変わらず歯切れのいい文章。『次三郎って言うなよぉ』・『ツンデレかこの野郎』。主人公矢野と娘栞、会話。美容師との会話。映画で観た遠藤憲一がハマり過ぎで、すっかり矢野=遠藤憲一になってしまった。
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矢能シリーズ。どう頑張ってもカタギにゃ見えない元ヤクザ矢能の今回の事件、容疑者はアリバイなし動機ありありなヤクザたち。
謎解きなんざ知ったこっちゃねぇ、と普通の探偵では到底できない矢能流儀で事件を解決へと導いていく姿がたまらない。
それにしても、足を洗ってカタギになったのに、信じてもらえないのがおかしい。オーラが違うんだな〜。そんな矢能が栞に対して、ちゃんとしようとするのがとても良い。
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矢能シリーズ、元ヤクザの探偵の矢能と栞の新しい
親子構築物語、日常にヤクザと情報屋が行きかうの
で家庭環境は悪いが、幼女の栞が超絶良い子なので
逆に義父の心配をしてさり気なく美容師の姉さんと
結び付けよう(邪推?)とするほっこりストーリー
・・・嘘です、ヤクザの抗争に巻き込まれる話w
暴力団組織における矢能の存在・実力がパネェから
無謀な行動も辻褄があってしまう解決能力たかい
根本、頭が良いので個々の思惑で生まれた謎を単純
に紐解くのではなく「どうあるべきか?」という現
実的な解決策を演出できる、時々非合法の探偵さん
はハードボイルド以外の世界には暮らせないねえ