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舞台は20世紀初頭、ヨーロッパ。箱庭的日常の物語。
お嬢様育ちの過去を持つアパートの大家、ジゼル・アランは何でも屋。
この雰囲気、実に良いねぇ。時代と風土が感じられる描き込み具合とか、
ミュシャっぽい柔らかな曲線美を持つ女性のささやかなエロチズムとか。
似ているがゆえに、ポスト・森薫と言えばそれまでだけど、氏とはまた
一味違った「笠井スイ」という作者ならではのストーリーティリングが
感じられる、上々の一冊。
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話は違うのに、絵や舞台などから「エマ」を思い出しちゃう。
なんでも屋を始めたお嬢様とそれにつきあわされる青年、という構図もどこかでありそう(ぱっと思いつくのは遠藤淑子の作品であったなと)
これだけ初めて読むなら普通に面白いと思えるとは思うけど・・・
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以前fellows!を購入した時に、気になった作品だったので今回購入。
お嬢様でアパートの大家さんのジゼルが、何でも屋として活躍するお話。
世界観は、20世紀初頭のヨーロッパだそう。
ジゼルの真っ直ぐさや、作品から伝わってくる温かい雰囲気が素敵。
絵もきれいです。
ジゼルの相棒で、年齢と身分違いの恋に悩むエリックくんもいいキャラ。
乙嫁語りと並んで、この雑誌で人気が出そう。
続きが楽しみな作品がまた一つ増えました。
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雰囲気が森薫先生に似てました。ジゼルのお嬢様ぶりがかわいい!この描きこみようがずっと続いて欲しいです。
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1~4巻
以前、冒頭だけ抜粋したチラシを読んだ時に面白そうだな~と思って、その時から購入は決めてました。で、やっぱり好みの作風でした!
舞台は違いますが、雰囲気が近いので「乙嫁語り」お好きな方にはオススメです。
ところで読了後に気付いたんですが、表紙カバーには1巻内容(各話)に関連するものがそれぞれ描かれているんですね。好きです、こういうの♪(´v`)
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応募券目当てでfellows!を買った時に、綺麗な絵描くなぁと思って気になってた作家さん。新人だそうで。
舞台は20世紀初頭のヨーロッパ(イギリス?)
家出してアパートの大家をやっているお嬢様・ジゼルが、何でも屋を開業。家賃滞納で頭が上がらない住人のエリックをお供に仕事をこなしていきます。
この時代のイギリスの雰囲気大好きな自分にはたまらない一冊でした!何しろ細かい書き込みが綺麗なので、絵を見るだけでも楽しめます。特に洋服が可愛い!ジゼルが洋服タンスを漁るコマは壮観。
ストーリーはほのぼの系。一瞬百合要素ありですが…w個人的に一番好きな話は五話でした。
2巻が出るのはいつなんだろう…?次も早く読みたいです
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好き好きあるタイプのストーリーだが、丁寧で存在感のある絵柄がとても好み。乙嫁語りの隣にならんでいたけど関係があるのかな?
強気で世間知らず、しかし枠に囚われない賢いお嬢様。好きなタイプです。
読みやすく、後味も良かった。
登場キャラクターのファッションも緻密かつお洒落。仕草や表情で訴えかける表現が素晴らしい。
初の単行本とのこと、今後がとても楽しみな作家さんです。
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なんでも屋をやっている大家のお嬢様と、お嬢様にひっぱりまわされる住人とのなんでも屋の仕事の描写を描いたヨーロッパな雰囲気が漂う作品。
ヨーロッパ風な世界観だったり、線の濃さ、書き込み具合などが
どこか幻想的で現実離れなイメージをうまく作り出してると思う。
似たような作風の作品も結構ある印象があるんだけど、
ジゼルとエリックをはじめキャラの個性だったり、表情だったりがうまいな、という印象を受けたかも。
序盤、中盤と平和な描写が続いたことで気持ちが安心しちゃった所にまさかのシリアス展開をうまく1冊にまとめてる、という構成も印象的。
いきなりシリアスな作品だったり、最初から最後まで平和なヨーロッパ風味な作品、という展開にしても有りな気はするけど、
こうすることでシリアスシーンをより重く感じることができて、深く作品の世界観に引き込まれていった。
百合キス描写があったりと、さりげないサプライズもあって楽しませて頂きました!w
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近代のヨーロッパ(イギリス?)の町並み。
元気なお嬢様の何でも屋家業はちょっと綺麗すぎるけど、読んでいて気持ちがよいので、好きだなぁ。
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森薫の『乙嫁語り』に入っていたブックレットで知る。
近代ヨーロッパ(国は不明。人名はフランス、言語は英語)を背景に描いており、文化的、歴史的背景に重きを置いていない点で森薫とは異なる。
絵や話作りはそれなりに上手いので、近代ヨーロッパの雰囲気を楽しみたい人や腕白お嬢様が好きな人には向いている。
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これは当たりだった。
雑誌掲載時に、ちらっと立ち読みしてはいたけど。
ジゼルが魅力的。これから新たな出来事が起こりそうなところで1巻が終わったので、次が楽しみ。
この作者さんも、絵を描くのが本当に好きなんだろうなー。
細々としたところまで、よく描き込まれている。
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森薫さんが好きな方には好まれそうな絵柄の作家さんだと思う。ただ、ストーリー自体はさほど目新しいものではない。また、一話完結型のスタイルをとっているせいか、1巻ではまだ今後物語を繋ぐ一本の筋が見えていない。2巻以降の展開を楽しみにしたい。
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森薫と入江亜季が混ざったような感じ。絵が綺麗だし書き込みすごいしで魅入る。
でもなんだろう…読んだ後に絵が綺麗だったな、しか残らなかった(´・ω・`)
読んでる途中でなんとなくエマとか思い出しちゃうからかもしれない。
続巻でどうなるのかは気になる。最後のあたりに出てきた執事さん好きだー。
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ときは20世紀初頭のヨーロッパ。
お嬢様育ちのジゼル・アランが暇つぶしに始めた“何でも屋”で起こる騒動を描いたお話。
世間知らずなので失礼な発言や危なっかしいことに首を突っ込んだりしてますが、持ち前の芯の強さと真っ直ぐさ、時折見せる子供っぽさがカバー。大変魅力的なキャラクターに仕上がってます。
お嬢様育ちでありながら現在はアパートの大家。どうやら大豪邸らしい実家とは何やら確執がありそうてすがその辺は巻末でチラリと触れただけで次巻へ。
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まず表紙に惹かれて、なおかつ立ち読み用の小冊子が面白かったので購入。20世紀初頭のヨーロッパという世界観や、主人公である好奇心旺盛だけど世間知らずのお嬢様・ジゼルがとても魅力的でした。エリックがドギマギするのもかわいいし、各話の後についているサイドストーリーもほほえましいです。これからジゼルやエリックの背景もあかされていくのかな。ちょっと気になるところで終わったので、二巻が楽しみです。