ビジヨナリーカンパニー4は視点が追加されている。
2012/12/14 18:25
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投稿者:つねちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジョナリーカンパニー3からさらに視点が追加され10X型リーダーを目指すべきとしている。南極探検隊の成功したアムンゼンと失敗したスコットの計画段階からの現地の環境にあわせ適合して行く為の準備を日常の行動の中で準備をしているリーダーと現地の環境を把握しないままに最新の設備で対応できると過信して現地に向かったリーダーの差が明確になった。又、登山家デビット・プリーシャーズのエベレスト登山隊の下山の決定とガイドのロブ・ホールの天候と行程の判断の差異が生死を分けたとしてリーダーの判断の重要性を述べている。経営組織運営の現状分析と情報収集、マーケティング把握とリスク管理の重要性を瞬時し判断しなければならない組織トップのリーダー゚の重責がいかに大切かを改めて確認できたことは今後の活動に参考になりました。
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投稿者:破魔ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジョナリーナリカンパニーの第4弾、ドラッガーがマネジメントシステムとマーケティングの東の横綱ならば、ジム・コリンズは西の横綱。すごいのは間隔ではなく、データーに基づいた指摘をできることだ。今回はまってました、サウスウエスト航空が入っている。
一線を画す経営学の本です
2018/05/09 12:23
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投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
経営学というと、教科書的な本、もしくはMBA何とかといった本が多く出てますが、この本はこれらとは一線を画す内容です。テクニックや定量分析と言ったものではなく、会社の根底にある、大切な何かがよくわかる本かと思います。
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「20マイル行進」、「銃撃に続いて大砲発射」は最高に参考になる。ちょっと深堀したいなぁ。
これって、アジャイルとかリーンの思想と同じ源流なんだろうな。
もっと、早く読んどけばよかった。
-引用-
誰か一個人が10X型リーダーであるかどうかに注目するべきではない。チームとして一致協力することに集中すべきだ。20マイル行進を設定し、達成する。銃撃に続いて大砲を発射する。「死線をさけるリーダーシップ」の建設的パラノイアの基本手法を実践するSMaCレシピを堅持し、必要に応じて変更する。運と正面から向き合う高いROL、つまり高い運の利益率を達成するにはどうしたらいいのかと自問するのだ。
偉大なリーダーは、
1.勝利と同じくらいに価値観にこだわる
2.利益と同じぐらいに目的に執着する
3.成功するのと同じぐらいに役立つことに注力する
活力や規律は、最終的には彼ら自身の内側から生まれたものだ。どこか非常に深い内側から、である。
企業が真に偉大になうかどうか決定づけるカギは人間の手の中にある。たとえどんなに無秩序で不安定な世界にあっても、である。人間に対して何が起きるのかではなく、人間が何をどのように創造し、実行するのかがポイントなのだ。
高いROL(運の利益率)を実現するにはどうしたらいいのか。運イベントに直面したら、それまでの人生を棒に振る覚悟で全力疾走することだ決して妥協してはならない。
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2012年78冊目。
おそらく世界で最も読み継がれているビジネス書の一つ。
シリーズ4作目の問いは、
「不確実な出来事の連続するカオスの時代の中で、飛躍できる企業(平均株価の10倍以上のパフォーマンスを出す『10X型企業』と名付けられる)とそうでない企業の違いは何なのか」
というもの。
その結論は、
■10X型企業は比較対象企業に比べて特別イノベーティブな訳ではない。
■10X型企業は比較対象企業に比べてハイリターンを狙ってハイリスクを取らない。
■10X型企業は比較対象企業に比べて、外部環境に合わせた内部変化が多いわけではない。
・・・など、一見すると意外にも地味であるが、
それらを「狂信的規律」「二十マイル行進」「実証的想像力」「銃撃に続いて大砲発射」など、
ユニークな用語や事例を用いて鮮やかに解説されている。
加えて本書では、
「予測不可能な幸運・不運は、どの企業にも訪れる。大事なのはその幸運・不運との向き合い方によって、いずれからも利益を得る姿勢」
と述べ、副題にあるように「自らの意志」の重要性にも触れている。
シリーズ通して読まないと理解できないということは全くないので、
本書④から読みはじめて、関心が強ければ前作も読む、という形が通用します。
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今回も、いつもにも増して読み応えのある良書となっています。客観的立場から分析なので、その論の信ぴょう性があります。今回は、何より勇気や確信の裏付けを自分の中で持つことができました。10X型リーダーそのあるべき姿や特性、なんだか…。そればかりでなく、「二〇マイル行進」「銃撃に続いて大砲発射」「SMaCレシピ(具体的で整然とした一貫レシピ)」「運の利益率(ROL)」と新しいキャッチも印象的でした。また、最後に、これまでの3書との、相互関係性を説明してくれているあたりも、これまでの復習にもなりよかったです。
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10X型企業、リーダーの思考、行動のスキームを分析し、論じた1冊。いきなり(4)を読んだため、半ば前提条件的な記述が見られるものの、わからないということはなかった。結局のところ、偉大な存在になるのは、「軸」と「意志」を持ち、愚直に実行した結果以外の何物でもないことに帰着するのだが、スキームなど実例が盛り込まれており、大変参考になる1冊だと感じた。
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ビジネス書の中でも世界的な大ベストセラーシリーズ、コリンズ本の続編。今回は不確実で波乱の時代に他を圧倒して成長するエクセレントカンパニーを、同業の有力企業と比較し普遍的な法則の考察をした内容。
独特のキャッチーな概念が印象的で、どれも事例を交えて分かりやすく説明されていて、なるほどと思うばかり。特にマイクロソフトとappleの比較の話は、身近でもあり読みものとして楽しい。
概念の中では「イノベーションは閾値を超えれば良い」という話と「運の利益率」という考え方が私は特に面白く感じました。偉大な企業の成功要因はイノベーションではなかった。
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ドラッカーの後継者とされているジム・コリンズのビジョナリー・カンパニー第4弾。
約500ページの分厚い本であるが、約2/3は引用や解説なので、実質は330ページ程度。
本の端々に心に刻まれる文章がある。
偉大なリーダーは、
勝利と同じくらい価値観にこだわる
利益と同じくらい目的に執着する
成功と同じくらい役に立つことに注力する
自分はまだまだだ…
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:ビジョナリーカンパニーシリーズの第四弾。出るって分かってから悩まず購入。
今回も期待を裏切らない内容になってる。テーマは「不確実な時代に突入しても躍進する企業が存在するのはなぜか。不確実な時代どころか、カオスの時代に直面しても成長し続ける企業が存在するのはなぜか。」
今のこの不確実な時代を生き抜く人にとっては誰しもが興味のあるテーマなのではないだろうか。
この人の本を読んで毎回思うのは、例え話がわかりやすくてうまいのと、キーワードのネーミングセンス。
それらがあるから、取り扱ってる内容の割には読みやすい本。
本書を通じて著者が言ってるのは、サブタイトルにも入ってる「自分の意志で偉大になる」ってこと。
厳しい環境?不確実な未来?確かにそれらはコントロールできないけど、その中でどう自分が生きるかはコントロールできるよねってことを終始言ってる。
そしてそれを実践できた企業がまさに10X型企業。
何が起きるかわからない変化の激しい時代だからこそ、その波に流されずに一貫して毎日コツコツ変わらずにやるべきことをやることが大事。
その中で変えるべきことと、変えずに貫き通すことの見極めが物凄く大事なんだということを教えていただいた。
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このシリーズは、内容の濃さのわりに(だからこそ、か?)、読むと元気になることができるのが良いです。それに加えて、常識的と言えば常識的ながら、通説を微妙に覆してくれる深さ。④も相変わらず面白かった。
外部の環境の変化に対し、20マイル行進:「良いときも悪い時も一定のペースを保つこと」、銃撃に続く大砲発射:「実証に基づく判断を行うこと」、建設的パラノイヤ:「常に突然の悪化に備えること」を備える必要がある。
これに加えて、「運の利益率」の話が面白い。これは会社経営だけではなく、普通の人生にも当て嵌められる理論だと思った。
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不確実性の時代に飛躍する企業に共通する法則が浮かび上がった。
どれも冷静に考えると納得のいくものだと思えた。
人はいつの時代になっても同じ過ちを繰り返す生き物であり、
企業(組織)もまたそうであるように見える。
飛躍する企業というのは、そういう基本的な過ちを繰り返さない、
この本に出てくるようなことを実践できるということ。
それって、人間でいうところの天才と近いものがあると思う。
(最近、天才という言葉はいい意味に聞こえない。。)
果たして凡人が努力して天才になれるのだろうか。
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ジム・コリンズのシリーズ4弾。
不確実・何が起こるのかわからない世の中で、なお偉大な企業として15年間大きな成長を遂げている企業と、もともとは同じ条件かより優位に立っていたはずなのにもかかわらず衰退した企業を比べ、両者の間に、何の違いがあったのかを浮き彫りにしている。
面白い物語を例にしているので、わかりやすく、読みやすい。そして読み応えのある内容でした。
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ドラッカーの後継者とも言われるジム・コリンズによるビジョナリー・カンパニーシリーズの第4段。副題は「自分の意思で偉大になる」。目まぐるしく変わる環境に多くの企業が翻弄され、消えていく企業も少なくないが、本書では荒浪の中でも成長し続ける「10X(10倍)型企業」にスポットを当て、その共通点を明らかにしている。これまでの著作と同様に比較対象企業との違いを精緻に分析することで、通念とは異なる知見を見出している。
本書が第1段「時代を越える生存の法則」、第2段「飛躍の法則」と異なる点は、企業と外部環境との関わりに着目していることである。第1、2段も示唆に富むものであったが、ビジョンやスタイルに関わる内容が多かったため、普通の企業が日々の経営に取り入れるのは容易ではなかったかもしれない。しかし、本書は環境変化の中で如何に行動するかが述べられているため、より実践しやすいだろう。
本書は企業活動について書かれたビジネス書であるが、一方で個人としてこの変化の激しい時代をどう生きるかについても示唆を与えるだろう。第1段の共著者であるジェリー・ポラスは、その後に研究対象を企業から個人に移し、「ビジョナリー・ピープル」を執筆している。本書をビジョナリー・ピープルと対比させながら読むと新たな気付きが得られるかもしれない。
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ビジョナリーカンパニー第四弾。
不確実でカオスの時代に圧倒して成長している偉大企業と、その同業の有力企業を比較することで、そのエクセレントカンパニー、エクセレントリーダの特徴を導き出している本。
今回のキーワードは
「10X型リーダ」
業界平均を10倍以上上回る成長を達成しているリーダー
狂信的規律、実証的想像力、建設的パラノイア、そしてレベル5の野心
「二十マイル行進」
長期にわたって「工程表」に準拠する。
厳しい状況下でも高い成果を出す。快適な状況下でも自制する。
「銃撃に続いて大砲発射」
実証的なテストを実施し、有効性を確認したうえで大砲を発射。
そして、そこに経営資源を集中。
「死線を避けるリーダーシップ」
状況悪化を常に心配する建設的パラノイア。
バッファを十分に用意するとともにリスクを抑える。
「SMaCレシピ(具体的で整然とした一貫レシピ)」
Specific(具体的)、Methodical(整然)、and、Consistent(一貫)
「運の利益率(ROL)」
Return On Luck
幸運だろうが不運だろうが運が訪れたらプラスのリターンを生み出す。
といったキーワードが今回のポイント
そして、偉大さは自分の取り巻く環境や運で決まるのではなく、自らの意思と行動によって決まるということをメッセージとして伝えています。
本作で面白いと思ったのが「運」についての分析。
運を定義して、企業にとっての幸運、不運を調査し、エクセレントカンパニーと対比企業との運に対する行動と結果を分析しています。
ビジネス書で運を分析するかぁ?っと思うわけです。
とはいうものの、偉大な企業も対比企業も同じように幸運に恵まれ、不運も訪れているということ。そんな中で偉大な企業は不運に直面しながらもプラスの結果を出してきているということです。
また、今回読みすすめて思ったことは、本書はビジネス書というより、よりリーダとしての自己啓発書といったように感じました。より人にたいしてのメッセージ性が強いと思います。過去の作品はどうだったか、読み返してみようかなっと。
そして、おまけ。
本書はハードカバーで492ページあります。厚さにして約4cm。
しかし、あとがきまで含めた本編のページ数は358ページ。残りの140ページあまりは調査概要(調査方法)や注釈です。3割近くある調査概要や注釈はぜひ、インターネット上にもっていってほしい。通勤電車で読むには重さもその本の厚さもつらい!っていうか、電子版が出版されればいいのか(笑)