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2018009冊目
国貞氏の財務三表一体理解と比較しながら読んでみました。BSやPLの説明はどちらも丁寧に詳しく説明されています。企業の事例の数だと財務三表に比べて物足りない気がしました。分かりやすさを優先しているのでその分、丁寧に解説されています。
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とてもハンディでわかりやすいです。細かいところの解説は省き財務諸表の大まかな概要を掴むにはもってこいです。この本のおかげで基本的なことですが、繰延税金資産や株主資本・自己資本・純資産の違いが理解できました。
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専門職ではない一会社員として、最低限の知識を持っておきたいと思い読了。
ニュースや会計報告で見る単語へのアレルギーが軽減された。8章で実際の企業の財務諸表実例から分析をする演習があるが、数字からビジネスモデルや財務戦略を読み解く面白さも学べた。
概要を理解する入門書として良いと思う。一部は流し読みにとどめており、詳細は必要性に駆られた時に目的意識を持って再度読み込もうと思う。
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財務諸表の読み方やそれぞれの意味が解りやすくまとまった本。直接会計に携わってはいなくとも最低限理解しておきたい内容でもあるので、それをコンパクトにまとめてあり読みやすい。
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財務諸表の読み方が分かりやすくまとまっている本。初心者でもわかりやすい。他の財務諸表に関する本と比べると、文章ベースになっているが、基本的な用語が抑えられており、意味合いなども分かりやすく書かれているため、基礎知識の習得としては良い本である。
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財務三表=貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書。
BSの左側の構成だけが変化する、BSの左右が同額変化する、PLの利益が変化してその結果BSが変化するパターン。
売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益。
経常利益は、欧米では記載されない。
売上の計上時期はいつか。
BSはお金の使い道。バランス、変化を見る。
BSの棚卸資産=在庫。棚卸資産=商品、原材料、仕掛品の総称。
のれん代は買収金額と買収された企業のBS上の純資産の差額。日本では20年で償却。IFRSでは、償却は不要。
退職給付に係る負債=将来発生する退職金と積立金の差額。
内部留保は財務諸表にはない。一般には利益剰余金を指す。株主総会の利益処分決議によってのみ減少するので、自己資金でまかなった設備投資は現金は減っても内部留保は減らない。
後入れ先出し法は廃止された。
定率法と定額法。どのルールを採用しているか。
キャッシュフロー計算書の役割=倒産を未然に防ぐ。
営業活動、投資活動、財務活動、に分ける。
健全ならば、プラス、マイナス、ゼロまたはマイナス、がよい。
運転資本=売上債権+棚卸資産=仕入れ債務。圧縮は不要な借り入れの減少につながる。
ROA=総資産利益率、ROE=自己資本利益率、
株主資本<自己資本<総資産。
取得原価主義によって含み損含み益が生じる。
無形の資産を含めて適正に評価した場合でもPBR<1になる場合がある。資産を有効に活用されず価値がないと評価された場合。
リキャップCB=転換社債型新株引受権付社債。これを発行して自社株式を購入する=負債の割合が増える一方で自己資本が小さくなりROEが上昇する。
営業利益率は業界ビジネスモデルによって違う。
IFRSの財務3表=財務状態計算書(貸借対照表)、純損益およびその他の包括利益計算書(損益計算書)、キャッシュフロー計算書
M&Aを積極的に行う企業では、IFRSのほうがのれん代の償却が発生しなくていい。研究開発費も一定条件で資産計上できる。
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財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)について、基礎的な事項を確認した後、分析指標や、実際の分析手順について述べる。
説明は丁寧で分かりやすい。具体例や疑問点への回答も適宜入れてくれているので読みやすい。一方で、それぞれの表のつながりや、分析の一連の流れなどの、俯瞰的、大局的な見方を得るには、自分の手で実際に分析するなどの工夫が必要。
実際に数社の財務諸表を眺めた後か、より基礎的な本で幾つかの疑問点やもっと知りたい点を見つけた状態で読むと効果を発揮する本だと感じた。