ラス・メニーナス目当てでした
2017/12/03 17:12
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
印象深いラス・メニーナス目当てで購入しました。絵でたどるハプスブルク家の青い血の悲劇とでも言うべき一冊。
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一度は見たことのある絵画から、ハプスブルク家が語られる。
栄華を極めたにみえるハプスブルク家。この時代の豪華なかんじって好き。
しかし、ハプスブルク家の人ってあごが異様に出てるって知らなかった!
絵を見るとよーくわかる。
世界史で皇帝の名前が覚えられなくて苦労したことも思い出した。
こういう本を読んだ方が覚えられたな……
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「怖い絵」が面白かったのでこちらも手にとってみた。600年間も繁栄し続けたハプスブルク家のはじまりから終わりまで学べます。おなじみの絵画の解説もあり、とっつきやすい。
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全体のつながりを把握しないと、なかなか難しい世界史。
わかりやすい系図と沢山の図版がとても親切。
世界史の入門書に最適…
前期に読んどけたら…
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ルイ十六世に女性への関心が薄かったのも、アントワネットには不運だった。フランス王にはこれまで「公式寵姫」なるものがいて、彼女がいわば緩衝材の役割を担っていた…おかげで代々、王妃は守られてきたわけだが、十六世はついに寵姫を持たなかったせいで、いやでもアントワネットが目立ち…憎悪は直接ぶつけられることになった。(p146-7)
そして個人的に多いに魅了されたのは、このフェリペ二世です。ティツィアーノ描く肖像の静かな佇まいといい、複雑極まりない内面性といい、ヨーロッパ史への喰い込みの深さという点においても、とにかく存在感抜群の上、やることなすこと実に実に興味深い。(p206)
著者の歴史上のエピソードを語る文章のうまさに改めて感心する。懐かしい王様たちと再会したうれしさもあり。著者の歴史本、美術史本をもっと読みたい!
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珍しく父親に薦められた本。
前半の、スペイン・ハプスブルクは高貴な血を残すために血族結婚を繰り返し、「呪われた血」は濃縮され……云々、カルロス2世が亡くなるまでの王朝の暗い感じに惹かれました。
「戦争は他国に任せて、オーストリア、汝は結婚せよ」って茶目っ気たっぷりに聞こえる言葉がありますが、この頃の王族の結婚は、当事者にとっては民衆にとっての戦争と同様に残酷だったのかもしれませんね。
あと素直に格好良いと思ったのはフリッツ親父だな。
ハプスブルクじゃないけど。
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ハプスブルク家については何も知らなかったのですが、結構面白かったです。最後の方はちょっと作者の主観が強すぎる気がしましたが、全体的には面白く読めました。
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ハプスブルグ家は大好物ですね。
東京と京都で開催の
THE ハプスブルグに行きたい!!!
なんで名古屋には来ないのよー
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ハプスブルク展の予習として読んだ本。
有名な絵を軸に、人物ごとに物語のように解説してある。
世界史好きにはたまらない本だと思う。
音声ガイドを借りて美術展を観たくらい満足感を得られた。
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ハプスブルグ展に行こうと思って、にわか勉強してみた。絵もきれいだし、説明もわかりやすいし、おもしろかった。ハプスブルクだけじゃなくて、関連ってことでフリードリッヒ大王も扱ってて、一面的ではない、ハプスブルクが見られます。
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ハプスブルグ展の会場で購入。読み終わって、あぁ・・・この本で予習すべきだった・・・といたく後悔した。ハプスブルグ家の主だった人物を時系列で解説していく。その人たちの肖像画も必ずある。ほんとに見事に面長・受け口が遺伝していて驚く。600年経っているのに!それが一番驚いたこと・・・かも。
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最近読んだ中でもっとも素晴らしい本のひとつ。名画がカラーでみられるし、わかりやすい解説。ファナが描かれている絵画、プラド美術館にいったときにみてくればよかった。絵画を入口として、どんどん歴史がつながっておもしろさ。繰り返し、読んでいます。
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いやー、高校の時に世界史を専攻しなくてよかった。
外国人の名前が頭に入ってこず、「ハプスブルク家系図」に何度戻ったことか。
しかも、複雑すぎる近親婚で、叔母であって祖母とか。
あー、誰だお前はーー!ってな感じ。
まあでも、楽しくハプスブルク家の概略が理解できました。
これで、満を持して国立新美術館のハプスブルク展に望めます。
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ハプスブルク家の人物の絵を歴史的背景と共に説明してくれる。家計図の流れに沿って、チャプターが進むので、読み進めるうちに、どんどんハプスブルク家の人物達の関連性などが分かってくる。これを読んでから、美術館に行けば、楽しみも確実に倍増。
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『ハプスブルク家の女性たち』という本と日を置かずして読んだせいかハプスブルク家への理解が深まった気がする。こういう読み方は他にも活かしたい。
それにしても、同じ事柄に対するそれぞれの著者の解釈や分析が正反対の部分ぼあったところがとても興味深い。特に王妃ファナに関する所とか。事実は事実としてあるけれど、その積み重ねから生じる歴史はきっと個人個人のものなんだってことなのかしら。