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教育的には重要な示唆がいくつかあり、これすらもできない上司(マネジメント職)は1度読む必要があると言える。ただ、第3章以降、組織へ帰属させるために個人のビジョンを根掘り葉掘り聞き出し、個人の内面を「組織に貢献させる」方向へ最終的に持っていこうとする部分はやはり巷の「ビジネス書(笑)」「自己啓発本(笑)」と変わらぬマインドであったのが残念。
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気づきの多い本。オケで言うと練習時の指揮者の言動、指示に当てはまるかも。個人的な体験としては、そう言われてみると、心折れた職場には、心おる上司がいたなと思い出した(自分に対してとは限らず)。最近、この手の本でよく見かける「24時間働けますか?」という言葉は、今やネガティブな過去の時代を表すときにしか使われない気がする。
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「コンテキスト・パフォーマンス」と「ワーク・エンゲージメント」。この二つは覚えておきたい。
管理職の仕事は、管理すること―その固定観念が部下のやる気をそいでいます。急速に人が減っていく時代、上司に求められているのはむしろ「育成」。2万人のビジネスパーソンと向き合ってきた著者が、組織力を上げる上司の姿勢、実践方法を伝えます。
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著者の「心が折れる職場」「上司が壊す職場」がためになったので購入。この本が一番響いた。
自分が過去に経験した失敗について、ずっとこちらには正当な理由があって非はない、と考えていた。しかし、この本の具体的な事例を読んで自分に投影するうちに「非常に効果的なことをした」つもりだった自分の言動が的外れなものであった、ということに気づかされた。
「こう思っているなら、あなたは上司として失格と言わざるを得ない」というフレーズが出てくるたび、痛いところを突かれた思いで、なかなか辛いところがあったが、
こうして反省することができた自分はまだ運がいいのかもしれない。
著者の他の書籍と同様、タイトルからは「何について、どういう視点で書いているのか」は察しづらい。だが、内容と主張はやはり他の書籍と同様「上司としてしてはいけないこと、誤った考え方」を指摘してくれるもの。
この本は他の本よりも事例に沿って具体的であり、また、はっきりと「上司」に向けたメッセージとして書かれているように思う。
「自分は問題ないから」と思っている上司の方ほど、騙されたと思って読んでみてほしい。読んだうえでも自分は無関係と思ったのなら、あなたは上司として失格と言わざるを得ないかもしれない。
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上司に大切なのは共感と理解であるということが身にしみる本です。上司(先輩)目線でも部下目線としても読める。自らの行いをさまざまな立場で振り返るきっかけになります。ワークエンゲンジメントの項は特に役に立ちました。自信と価値は大事だなあ…
「こういう人は上に立ってはならない」「困った上司のタイプ別対処法」については著者の「上司が壊す職場」という本に記されています。こちらもオススメします。
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よく見受けられるマネジメント論。
コミュニケーションを密に取り、部下と上司がアウトプットを如何に共有できるか。
管理=支持、指導と考えているにはダメというもの。