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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
えーーって思ってしまった。ある意味ぶれないというか。成長していないというか。弟くんがかわいそう。それにあのそっくりな人は再登場ないのかな。
とにかく主人公が気持ち悪い
2022/01/21 04:45
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投稿者:テラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自己中、人の話を聞けない、好きな人の話すらきちんと聞くことが出来ない、斜め上のことをただただ自分の話したいままに話し続ける壁打ち主人公が気持ち悪くてしんどかった。
自分の恋のせいで皆を傷付けてるって悲劇のヒロインしてるけど、自分勝手だからだよ、としか。
純愛とは…?好きにしたら…?
ここまで認知が歪んでいる人物を最後まで突っ走らせられた作者がすごい。
そして結局ゼリーについてはぶん投げたまま。
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結です。
カノンは最後までカノンだなあ。
カノンらしい結末だと思った。
先輩はクズだなあ(笑)。
初穂さんは幸せでよかったね。
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まさか打ち切りではあるまいと思うが、そう思いたくもなるような駆け足での幕切れで、なんとなく物足りない、これほど心を騒がせた物語が、こんなにあっさり終わっていいのかというもどかしさを感じる。しかし数多の伏線や、キャラクターの行く末を投げ捨てて、全力で自分の「あげくの果て」だけを披露して見せたかのんという女は、最後まで彼女らしかったと言うこともできるなぁと思ったり。全ページがラスト1ページのためだけに存在したような、そんな最終巻だった。
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率直な感想として、自意識が低く、家族を喪失した哀しみを埋める為に依存症を発症させてしまった女の子の話。先輩の事は本当に好きだったんだろうが、好きな自分が好きで、他はどうでもいい、の「他」の中には本当は自分も含まれていないといけないのだが、そこまでの潔さもない。依存体質が何かのきっかけで加速されると、そのきっかけがなければ、と考える所を、それさえ放棄している主人公はひたすら依存体質なんだなぁ、と言う気持ち悪さが際立つ。
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どう終わるんだ終わるんだと…かのちゃん…
とりあえずヒロが最後まで可愛くて報われなさすぎて最&高でした。
少しは学んだのか?大人になったのか?と思ったけどかのんはやっぱりせんぱいが大好き。かのんは変われないし変わらない。強い…強すぎる…。もうよく分からない、好きってなんだろう?かのちゃんみたいに他人に依存できないのである意味とても羨ましい。いや、他人に依存する自分が救いなのかな?居心地の悪さの先を常に求めてたのかな〜放棄だけど彼女にとっては幸せなのかな〜
自己肯定感って環境に恵まれなきゃ育たないものね。
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人の心は、頑として変わらないところもあれば
原型を忘却してしまうほど、変わってしまうところもある。
どちらにも、醜さと美しさが混在している。
そんなことを教えてくれた、シリーズだった。
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世界を壊すカノンの恋が辿り着く先は?
高校時代の片想いから8年。境宗介に恋い焦がれ、想い続けた高月かのんの恋は、結果、永田町を大混乱へと導く。親を裏切り、兄弟を無視し、友達を失い、社会から疎外され、それでも…かのんの心は境へと向かうのか。「恋とは何か」その根源を問い続け、全国の共感を集めた傑作が遂に完結、第5集。(Amazon紹介より)
恋とは何か。私は「乗り越えるべきもの」だと思います。一度想った人は、病のようにいつまでも心の中に残り続けるもの。それを乗り越えることが「恋」という試練であると思います。
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完結巻。
物語は終わったけれど、恋に懊悩しながら生きることは続くといったところ。
ゼリーの細胞を用いて人体を「修繕」することで心変わりが起きる、という設定は、主題のひとつであったと思うけれど、その部分の掘り下げが、結局突き詰められないまま終わってしまった印象。第27話で、「修繕」を受けた隊員は、その副作用によりゼリーと同化した姿になることが明かされるが、それが「先輩」にどう降りかかるか、カノンがそれにどう向き合うか、という展開が描かれなかったことに消化不良を感じる。
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一度目、読み終わった時は「結局くっつくんかい!」と思って終わった。
だけど二度目を読み終わったとき、なんだか涙がボロボロ出た。
皆さんは一目惚れというのをしたことがあるだろうか。
私はある。その人は私にとってとても美しい人で、その人は既婚者だった。私は20でその人は29で、私はあの時ほどの恋を知らない。なんにも相手にされなかった。その人は奥さんのことが大好きで、その奥さんは見た目も性格も私と正反対の人だった。そりゃ相手にされない。相手にはされないが、優しくはされた。
それが救いだったし、呪いだった。今もまだ執着のようにその人のことを思うことがある。なぜなら一目惚れだったから。一目惚れというのはまったく厄介だ。だって頭じゃなくて心で恋をするのだ。本当に心が踊るし、その人から溢れ出る美しさに救われる。作中に出てくる先輩はまさに美形だったけど私が一目惚れした人はそうではなく、太っていたし目は細かった。一般的には美形ではないだろう、でも一目惚れだった。電流が走るというのはたぶんああいうことをいうのだろう。
私はもう29になる。あの時のあの人と同じ年だ。それでもまだ思い出す。呪いがとけていないのだと勝手に感じる。
でも中学生の時に一目惚れした相手のことは20のときの恋で忘れられたので(たまにTwitterで現状確認してるけどそんなもんは可愛いもんなので許してほしい)、やっぱり必要なのは新しい一目惚れなんだと思う。恋じゃない。一目惚れ。婚カツが上手くいかない理由がよく分かる。だって一目惚れなんて中々しないから。そう簡単に心に電流は走らない。
私もカノンと同じストーカータイプなのでよく分かる。分かるんだよなぁ。狂気でしょ、もう。自分は第三者目線で見るとこんな怖いんだと知ったんだよ、この漫画で。気持ち悪いほどの執着。周りの意見聞かないし。自分のことばっかりだし。何か才能があるわけでもない。だから距離を置くしかない。私も一目惚れの人と離れる為に仕事やめてその人着信拒否したし。物理的措置。
だからこそラストで泣いてしまったのかな。一度目で泣かなかったのは自身の一目惚れの過去を忘れていたからだ。二度目でそれを思い出した。すると涙が出てくる。理由は分からない。あのラストに自分は救われたのか、それとも死ぬほど羨ましいのか。ただ心がえぐられるように泣いてしまった。
この作品が刺さった人には綿矢りさの「勝手に震えてろ」も読んで欲しい。小説だけど。そっちはカノンより現実的だ。でもどっちも読んでる時に恥ずかしくて死にたくなる。共感性羞恥ってやつかもしれない。
私たちのような人間は本当に生きづらく、人を好きになりにくく、いざ好きになったら気持ち悪くなる。それでも死ぬまで生きていかなくちゃならないんだから大変だ。私のあげくの果てを早く見たい。楽になりたい。
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2011年以降でこの避難所の描写はいかがなものでしょうか?盲目的な恋を焦点にして描く作品でSF設定を導入するのは全く問題にならないが、現実に接近するべきではなかった。短慮なセカイ系ほど世界の実相から隔たるものはない。
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「最終兵器彼女」以来のセカイ系をガワにして、なんと不倫ラブコメに仕立てました、という。
一気読みしてしまった。
また「勝手にふるえてろ」「寝ても覚めても」「ラ・ラ・ランド」などを思い出す、「恋愛(についての)漫画」だった。
一体恋愛って何なの、最終的に何がゴールなの。もうわからない。
人は変わるということをこういう描き方をするのは面白い。
作者本人のインタビュー、編集者を交えた座談会、女子たちによる座談会、村田沙耶香との対談、大童澄瞳との対談などの記事も面白い。
「推し、燃ゆ」が流行っている今にもつながるか。
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タイトルがまさに、という感じの作品でした。ずっとヒロくんを応援していたのであ〜そうかぁ、いやそうだよなぁ…とやるせない気持ち。そこでヒロくんにいくカノンちゃんだったら話はこうも複雑になってないんだよなー…。先輩がずっとずっと怖くて不気味だったし結局どんな人かわからないままだったのも怖い。だけど色々衝撃な漫画ではあったし途中のヒロくんの感情描写がとても好きだったので読んで良かったです。
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自分中心で人の話が聞けないストーカー主人公がずっと一途に一目惚れから惚れ続けていた先輩と不倫するSF。
コンビニ人間と同じ関わりたく無さを感じた。
あなたが周りを不幸にしたり傷付けてるのは恋をしてるからではなく、その自己肯定感の低さと自己愛だよーって誰か言ってあげて。
先輩の気持ちを代弁するな、からの先輩の気持ちの決めつけとか先輩すごい人発言のズレっぷりとか清々しい。よくここまで友人との交友が続いてたな。
ラストは2人にとってはハピエンちゃう?知らんけど。
妻の人が逃げられて良かった。
ここまで描ききれる作者がすごいけど、イライラしながら読んでたので星は低目。
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あげくの果てのカノン…なるほど。
最終的には何も変わらず。
周りからいくら助け船出してもらっても、
周りが見えてない時はもうどうしようもない。
カノンは遠くへ逃げだせたけど、普通に暮らしてる人は逃げ出せない。でも遠くへ逃げても結局一緒だったのか。
良かった抜け出せて。