経営と会計がよくわかる一冊です!
2018/07/14 08:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、経営と会計のつながりを理解するための会計の常識を解説した最高の一冊です。各章には、我が国の有名企業の事例が具体的に引き合いに出されており、実際に企業の中でどのようにそれらの知識が活用されているのかが非常によく分かります。数字に強くなって、ビジネスモデルが理解できる人になるためには最適の書だと言えるでしょう。
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会計の基本的な要素が網羅的にわかりやすく記されている良著。気軽に読みやすい。
・借金による節税効果、経営の規律効果や、格付けの意味などROEを紐解くところからわかりやすく解説されている
・ソフトバンクとドコモの比較からの財務諸表分析などとてもよい分析
・守りのコストと攻めのコストというキーワード。非常に端的でよい表現。
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ビジネススクール教授の著者がROEやM&Aなどの際に参考にするテーマをもとに実際の授業で教えている内容をソフトバンクやトヨタ自動車など日本を代表する企業をもとに解説した一冊。
本書を読んでPLやBSを使った深い企業の見方やNPV法やIRR法などの活用法などを使った戦略の立て方を学ぶことができました。
また、企業分析では似た規模の同業他社と比較されており、非常に参考企業の立ち位置や課題などの理解も進みました。
そして、ROEも売上高当期純利益率、総資産回転率、財務レバレッジの3つに分解して解説されていて、各企業の強みをより深く知ることができました。
また、日本企業の弱点なども浮き彫りにされており企業の戦略を国際的な視点も広がりました。
本書を読んで、借金に対する考え方やコストにも攻めと守りがあることなど知らないことも多く勉強することもできました。
ただ、巻末にでも用語集があれば企業分析のところで復習ができ理解が深まると感じた部分は残念でした。
本書は売上の成長や借り入れがないといった一般的にいいとされていることもバランスが大事であるということが理解でき、ビジネスパーソンとして経営と会計のつながりを感じることのできる会計思考を学ぶことのできた一冊でした。
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教科書から離れて気晴らしに会計本読んでみたけど、このレベルの内容は何も得ることがない、と断言できるまでにワイは成長しておった!
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簿記の勉強をあらかたしていて、論理的に物事を考えることが苦手な人は良さそう。
会計を学んで、どのようにして実践に活かしていくか、ハンズオンで思考することができる良書。
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roe 純利益÷自己資本
株主の利益率
roe①売上高純利益率×②総資産回転率×③財務レバレッジ
①純利益÷売上高
②売上高÷総資産 総資産を使ってどれくらい売り上げたか
③総資産÷自己資本 自己資本からどれくらい資産を増やしたか
流動金融資産>借入金=無借金経営
格付け評価は借りた金が返せるかの評価である
企業の借金のメリット 節税
WACC 資本コスト→借入金のコスト(金利)+
株のコスト(株主の期待投資益)→capmで算出
リスクとは変動が多い不確実な状況のこと
コスト構造は固定費率がたかいほどリスク高い
変動費率が高いほどリスク低い
守りのコスト 管理費、物流コスト、メンテナンスコスト
攻めのコスト 研究開発費、販売費など
ABC関節費の割り振りツール
研究開発のゲート管理 ゲートごとの条件を設けてその条件をクリアすることで次のステップに進むやり方
サンクコストにとらわれない
フリーキャッシュフロー 会社が生み出した現金の総量
分析npv法現在の価値でいくら儲かるか
irr法投資効率のよさ
回収期間法投資額を回収できる期間
m &A の効能1コスト削減2売上高の増加3業務プロセスの改善4金融工学5節税
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借入のメリットデメリット
金利分儲けが減り、税金が減る
値引きはやめて「おまけ」をつくる
学べたことは少ないけれど大きなことを知れた
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とりあえず損益計算書の売上と各種利益
そのあと貸借対照表で資産と負債のバランス
最後にキャッシュフローで安全性
ROEが大事な指標