投稿元:
レビューを見る
この表紙のインパクトがすごい……。
皇女和宮は女だった!(いや、女なんだけど。ややこしや)
というところで前巻終わったわけだが、この偽和宮こと親子も何やら哀しい生い立ち。
そしてお母さんけっこうひどい。
一方、和宮のお付きで京から来た公達たちがなかなか……。
次巻、彼女らがひと悶着起こす予告が。。。
投稿元:
レビューを見る
この巻もなるほどこう来るかー!という感じでとても面白かった。
家茂と和宮のたどる先は分かるけど、どうそこに行きつくのかが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
和宮の過去語りの16巻。いやがらせの偽物和宮かと思いきや、彼女が願い焦がれた幸せを得るための、決断だったのだとわかります。
母からの愛情を欲し続けるも、見向きもされなかった彼女が、ようやく手に入れた時間。いろんな歪みが重なっての結果で、自分自身のためだけに降嫁を利用した彼女だけど、カステラを母親に進めるときの表情のキラキラが、純粋に愛情を欲していたのだ、と知らしめます。しかし、母親が思うのは残してきた本物の和宮のこと。
自分へ向けられない愛情を恨むよりも、母親の悲しみを受け止めともに涙する。
悲しい人だ。
その和宮と向き合う家茂。一人の人間として彼女と親睦を深めようとする相手は、家茂が初めての存在ではないでしょうか。
少しずつほぐれてゆく和宮と家茂。
ただ、時代はささやかな幸せを過ごそうとする二人を押し流してゆく。
土御門が女?スパにいるおじさんかおばさんかわからない湯上りの人だな。
投稿元:
レビューを見る
待ってましたぁぁぁ!今年の新刊!
公武合体!公武合体!……と鼻息荒く読みましたが……何か色々と辛い話だったな……早く次の巻が読みたいな。希望があると信じて。
投稿元:
レビューを見る
最初の登場こそ 妖怪じみた和宮でしたが
もっきゅもっきゅと朝ご飯を食べる様子・・・
和宮は根は善良な人という感じをひしひしと伝わります
食いしん坊に悪い人なし
投稿元:
レビューを見る
和宮が女だった。
史実なら「当たり前」だけど、この『大奥』では、大事件。
それでも家茂の機転で、ことはなんとか収まるが、大奥内では大混乱。瀧山は奔走するし、穏やかに事を進めたい天璋院だか、なすことやること裏目にでてしまい、和宮に嫌われてしまう。
そして見え隠れしだす、江戸幕府終焉の足音。
次の巻では、とうとう家茂の上洛。
泣けるんだろうなあ……。
投稿元:
レビューを見る
和宮に邪険に扱われても全然へこたれない、ほんわか吸収してしまう家茂メンタルが凄い!史実も思いやりのある関係だったみたいだから、今後を考えるとそれだけが救い。慶喜は深い考えがあって幕府を締めくくった説もあるけど、家茂の人柄が良いだけに今のところの印象はチョッと悪いなあ。
投稿元:
レビューを見る
家茂の人柄故だろうけど宮さんツンデレでかわいいな…!
やりとりが微笑ましい
生い立ちが不幸なだけに大奥では幸せになって欲しい
家茂は短命の将軍のはずだけどここから病気とかするのかな…?
出来るだけ長く穏やかに過ごしてもらいたいなぁ
投稿元:
レビューを見る
和宮の正体は女性。
母さんへの執着に心打たれる。
怒涛の幕末…
家茂には幸せになってもらいたいが、すんなりはいかないだろうな。
投稿元:
レビューを見る
事情のある和宮と家茂.反発する和宮の気持ちが少しずつ少しずつ家茂の優しさに溶かされていく.そして幕末の嵐が迫っている.
投稿元:
レビューを見る
本作ならではの江戸幕府の終わらせ方に向かって、色々な伏線も張りつつ、盛り上がって言ってる最中、ってところですね。
投稿元:
レビューを見る
読了:2018/12/24
和宮の替玉関連の処理が割とゆったりと進む。この巻の最終話まで行ってもまだ替玉に起因する話をやっているとは思わなかった。最後が近いからじっくりやっているということかな…。
投稿元:
レビューを見る
嫁いできた和宮は女性だった。
って、15巻の最後といい16巻の表紙といいどんだけやなヤツなの、って思っていたら…。
<女>であることの重さよ。
男性が極端に少なくなって、女性中心に回っていた社会。そのバランスが崩れたとたん、利用される性になってしまう。つか、人が人を利用しようとする心根が、そもそも間違っているのだ。それが打破される次元には、まだまだいけそうにない。
家茂ちゃんが可愛い。
可愛いくて聡明で素直。周りにいい影響を与える光のような人。で、その光によって和宮もゆっくり変わっていく。
とはいえ、幕末なので…。
二人がひっそりと小さな光を守ろうとしている姿が、完全に嵐の前の静けさに見えてしまうのである。
うん。寝屋の小さな明りで語らっているのは、まさに象徴的なシーンだった。
投稿元:
レビューを見る
史実でも仲が良い夫婦だったらしい家茂×和宮を女同士にするなんて。
どうなるのかと思ったけど、素晴らしい改変ですね。
少しずつ心を許していく和宮と何かと気遣う家茂の女の友情が尊い。
でも、もし史実通りの展開があるのなら、彼女は…。
あぁ、無情〜。
投稿元:
レビューを見る
桜田門外の変や坂下門外の変が発生し、幕府の威信が揺らぐ16巻。幕府と朝廷との関係を修復しなんとか状況を改善しようとする懸命な努力が続く。江戸の終わりも見えてきて、いよいよ佳境になってきた。