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いまや、「言わずと知れた」と形容しても構わないでしょう、あの「文豪ストレイドッグス」になんとなんと、綾辻行人、京極夏彦、そして辻村深月というこれまた「言わずと知れた」現代の人気作家たちが登場です!
しかも脇役や端役じゃなくトリプル主演級の扱いというんやから、これは読まずに死ねるか!(by 内藤陳←古いっ!ww)という気分で単行本の刊行当初から心待ちにしていた文庫化が実現し、さっそく手にとった次第です。
3人のキャラ設定は次のとおり。
〈綾辻行人〉
「その推理により、事件の犯人と指摘・糾弾されたものが真犯人だった場合、必ずその直後に事故死する」という異能を持つことから、〈殺人探偵〉の異名を持つ。
推理が当たってるかどうか、一目瞭然(推理が間違ってたら指摘されたものが事故することはない)ながら、その異能の発動条件が確定してしまうと、探偵本人にも発動を止めることができないという超危険な能力(さらに、まずその推理を外さないという有能さ)のため、内務省の異能特務課に常時監視され続けている。
〈辻村深月〉
綾辻のそばに常に寄り添って、監視任務に就く、内務省は異能特務課の新米エージェント。
故人となっている彼女の母親の死には、なにか曰くがありげです。
〈京極夏彦〉
「人に(向かって)憑き物を落とす(つまり憑かせる)ことによって、人の心を誑かし惑わせ、罪を犯させる」異能の持ち主で、自らの手を一切汚すことなく、数多の犯罪を引き起こしている怪老人。
この異能とキャラ設定だけでも面白いのに、冒頭からラストまで、ミステリ好き、そして綾辻・京極・辻村ファンの誰にとってもたまらん謎めいたストーリーが展開されるのです。
文スト読んだことなくても大丈夫(読んでれば、なお面白いやろうけど)ですので、お三方のどなたかのファンなら、まあ読んでみてください(^-^)
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あらためて文豪ストレイドッグスは、作家をモデルとした登場人物たちが活躍する話ではなく、あくまで作家から連想を得て作り出した架空請求の人物が活躍する話なのだと実感した。綾辻さんの作品はまだ読んだことがないので、機会があればぜひ読みたいと思った。無茶な願望だと思うが、著者による他の活躍中の作家さんの話も読んでみたい。京極にまとわりつかれる綾辻や、綾辻に翻弄されっぱなしの辻村のその後の話とかも読んでみたい。もし綾辻が太宰と組んだら、全く噛み合わなくて、大事なことは以心伝心して、辻村ちゃんが究極に苦労しそう。
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ちゃんと読んだ初文豪ストレイドッグスがこれってのは、いいことなんだろうか。
生ける文豪たち、そしてお馴染みの文豪たちも絡んでくる。
スパロボだかスマブラだかみたいなわくわく感がありますね。
お三方の周りの人たちにも参加して欲しくなる。
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文豪ストレイドッグスの世界で、存命中の作家を登場人物にした異色の作品。文章にはわりと癖がある。いろいろな小ネタがあるので、綾辻行人と京極夏彦作品を読んでいるとより楽しめるかも。オチはわりと見えてしまったが、それなりに楽しめた。
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普通に面白かった。一番最初の文スト本に比べてめちゃくちゃ読みやすくなっていてびっくりした… 綾辻&辻村コンビはめちゃくちゃ見たことある設定(ツンデレ探偵&ドジっ子朴念仁系助手)だと思ったけれどキャラづくりとしては上手いなぁと思った。あと確かに辻コンビだ。京極関連の妖怪系も割としっかりしていたのでそこにもビックリした。
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お噂はかねがね…という作品でしたが、アニメも漫画も全く手付かず。どんなもんかと開きました。
最初は正直、舐めてました。異能なんて設定、もうラノベじゃないかと。いやでも侮るなかれ!めちゃくちゃおもしろかったです!!!ちゃんと推理小説になってましたし、よくよく考えられた展開で最後はもう睡眠時間削って読みました!
とにかく、出てくるキャラが実在の作家さんたちってのが良い。これ怒られないのかな…と思ってあとがき読んだら、なんと京極先生と辻村先生は自ら立候補したとのこと。
いきなり外伝から読みましたが楽しめました☆
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『文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人vs.京極夏彦』
朝霧カフカ/角川文庫
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文豪ストレイドッグスの小説外伝。綾辻行人さん京極夏彦さん辻村深月さんが登場。
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文スト本編とはまた違う視点で楽しめる小説。辻村さんの異能の秘密について明らかになった時なるほどとなった。綾辻先生は常に一歩先を読んでる感じがする。本編からも数人出てきて楽しめた。
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文豪ストレイドッグスが元から好きで今回メインの作家名が好きな方々だったのでわくわくしながら読みました。読みやすく一気に読みました。
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文豪ストレイドッグスはアニメから大好きになりました。
今回は外伝ということもあり、超有名作家3人のお話です。
外伝なので既存のキャラクターとか出てこないのかなぁと思いきや!!
坂口安吾!中原中也!(異能の紹介だけだったけどほんのり太宰や檸檬爆弾・・・)などが出てきます☆なのでアニメファンも楽しめるかと!
京極夏彦さんは母がめっちゃ好きな作家さんで今度会ったときに作品の話聞いてみようかな!と思いまいした。
個人的にはとても楽しめる作品でした!!!!
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文ストは古今東西の作家たちを特殊能力を持つキャラクターとして展開する異能バトルマンガ。基本的に著作権の切れている作家が対象だが、これは現存の人気推理作家がキャラクターになっているという豪華スピンオフ。殺人探偵綾辻行人と妖術師京極夏彦の対決にエージェント辻村深月が振り回されるというとんでもない豪華さw
偶然見かけたPVが声も含め良い感じだったので読んでみた。ちなみに本編のキャラたちはほとんど出てこない。
ミステリーとしてもちゃんと成立していて、謎解きもそうきたか!と思わせるトリックがあって面白かった。
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『文豪ストレイドッグス』でごさるよ!にんにん
いや、面白いやないかーい
はい、先日読んだ綾辻行人さんの『深泥丘奇談』で京極堂をパロってる文章があって、お二人仲いいんだなぁ…って思い、なんとなく「綾辻行人」「京極夏彦」でWEB検索したらコヤツがトップに出てきました!
驚きましたよそりゃ
えええ!こんなん出版していいの?しかもわいの大好きな辻村深月さんも出てるし
もちろんご本人たちの許可は出てるでしょうが、辻村深月さんに至ってはまさかの立候補w
京極さんは自らキャラ設定(悪役のおじいちゃん)と異能名を考える熱の入れようw
そう異能です
漫画ですやんと思ったら、もともと漫画なんですね
うっすらと噂には聞いてたんですが、今回ちょっと調べてみました
この先漫画とかに進むつもりは全くおきませんでしたけどね
んでも面白かったですよ
ミステリーとしてはだいぶ荒いんで、そう思って読んじゃダメです
つか異能を前提にしてる時点で謎解き目的で読む人いないか
ただなにしろこの設定をひねり出した時点で大勝利確定ですよ
綾辻行人:〈異能名〉Another〈能力〉自分の推理によって判明した殺人事件の犯人を事故死させる
京極夏彦:〈異能名〉憑き物落とし〈能力〉上から憑き物を落として相手に憑依させる
辻村深月:〈異能名〉影の仔〈能力〉???
そしてそして辻村深月さんには最終盤に明かされる辻村深月ファンなら思わずニヤリとしてしまう、ニヤリとしまくってしまう裏設定もあり芸が細かい!
ひゃー、そんでもってこの一冊って実は京極夏彦さんの夢が叶った一冊なんじゃないかな〜って思ったりもしました
いや京極夏彦さんあんま詳しくないんで全くの妄想だけどw
きっと「妖怪になりたい!」って普段から思ってそうだもん
そうなんです『文豪ストレイドッグス外伝』は京極夏彦さんが妖怪になる物語です
ネタバレごめんなさい!
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毎回毎回騙されて大どんでん返しをくらいまくってしまった…綾辻先生と辻村深月のかけあいが面白かった。(2023.8.)
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ストレイドックスを知らなくても、綾辻行人や京極夏彦を知らなくても、しっかり1冊の長編ミステリとして成立し、読み応えも十分。そしてそれらを知っていれば思わずニヤリとさせられるシーンも決してくどくなく、適度に散りばめられているのが心地よいです。
良くも悪くも(良い≫悪い)、シンプルで読みやすい作品です。本を読み慣れない方、ミステリ初心者の方には★5で良いかと。★−1は人物や背景描写が人によっては物足りないと思われる点です。舞台はアニメストレイドックスで描出されており、主人公である綾辻行人と京極夏彦は彼らの描く小説のイメージそのものです。それらのイメージを大切にするために敢えて描出を控えめにしているのか、漫画家である作者が文章による描写に慣れていないからなのか分かりませんが、彼らの作品を知らない人にとってはイメージを掴みにくいと思います。
以下初心者の方におすすめの理由を挙げますが、その性質上ネタバレを含みます。
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以下ネタバレ注意
綾辻行人氏、京極夏彦氏とも猟奇的な描写を厭わない作家さんす。この作品はある意味彼らをオマージュしているので、当然そういったシーンも出てきますが、最小限ですので苦手な方でも大丈夫かと思います。
また結末についても同様です。両氏とも後味の良くない作品も多いですが、この作品はハッピーエンドを予感させる流れで進んでいき、その期待を裏切りません。トリックそのものを見破るのは困難ですが、大まかな話の流れは、ミステリ慣れした多くの読者が予想できるものかと思います。だから詰まらないという訳ではなく「こうなったら良いな」という方向に話が進んでいく安心感と「でもどうやってここから巻き返せるの!?」というドキドキ感を満喫できます。
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文豪ストレイドッグス 6作目は外伝。
読了後の率直な感想は「あー!めちゃくちゃ楽しかった!!!!」でした。
綾辻行人さん、京極夏彦さんに関しては名前は知ってるけど 作品は読んだ事がなく、辻村深月さんは「ツナグ」「ツナグ 想い人の心得」の2作品しか読んだ事がない程度。
でも今作は そんなのは全く関係なく楽しめました!
今後 御三方の作品も読みたい、読んでみたいと思いました。
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怖いもの読みたさで読了。各作家の格によって作中のキャラ格の高さとミステリとしてのそれっぽさが底上げされていて、ずるい設定だな・・・と思いました。ミステリじゃないとは思うけど小難しめ文体バトルラノベとしてはまあ一定水準で面白かった。