本書の理解だけでも良し、本書をきっかけに読むも良し
2019/08/04 15:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネス書の言わんとすることを3つに大胆に絞って解説。
いわば、まとめサイトのビジネス書版といったところ。
広く浅く理解するも良し。この本をきっかけに実際に紹介されている本を読むも良し。
投稿元:
レビューを見る
◆感想
本の読み方をアップデートしたいと感じた本。
現状の自分の読み方は、本を読んで、ログを取るぐらいだが、この本の著者は、
本を日常の生活の中で生きる「オリジナルの知恵」に変換している点が秀逸。
これを目指して本の読み方をアップデートしよう。
“書籍の内容はあくまでも他人の知恵。借り物にすぎません。大事なのは他人様の知恵を「自分だけのオリジナルな知恵」に変換していくことです。そのために不可欠なのが、「実践」と「対話」です。” P16
"まず、実際に本に書いてあることを実践してみる。そして、うまくいかないことやうまくいくことがある。そこから
「この本の知恵を使うためには、どうすればいいのか?」を考えてみる。そこから自分なりの原則が見つかる。"
“本の内容を踏まえて、仲間と読書会をしてみるのも、知恵を「変換」するための大事な行為です。…素朴な疑問に対して、自分の答えを出して見ましょう。”
投稿元:
レビューを見る
いろいろなビジネス書の紹介だけど、イラストで概念をうまく表している点が良い。
これで興味をもった本は原書を当たるなり、積読状態になっている本の内容を再確認するなり、さまざまな利用法がある。
投稿元:
レビューを見る
興味はあるけれど、とっつきにくそうで読んだことのないビジネス書のエッセンスを手っ取り早く理解できると思い、手に取った。(すでに読んだことのある本も数冊掲載されていたが、復習にちょうどいいと考えた)
結論からいえば、私のレベルではあまり参考にはならず、きちんと読んでみたいと思わせる本も少なかった。特に、後半に紹介されている本は、チンプンカンプン。
<紹介されている中で、これから読んでみたいと思う本>
①『ライフシフト』
②『隷属なき道』
③『GRIT やり抜く力』
投稿元:
レビューを見る
多くのビジネス書がまとまっていてコスパがとても良い。
また、本題のビジネス書の要約だけでなく、冒頭の著者による本の読み方使い方の解説が素晴らしいと思う。
すでに読了している書籍もいくつかあったが、まとめのクオリティとして問題無く感じた。
その上で挿絵がわかりやすくてかなりシンプルで、著者の気遣いを感じる。興味のある本をここから辿って読むための地図のような使い方ができる。
投稿元:
レビューを見る
本の読み方
①広げる
自分が今、何を求めているのか
自分の思考面(興味関心)、行動面(スキル)
で必要なことを明確にしておくとアンテナが立つため
良い本と出会いやすくなる。
②読む
基本的に1冊1つのメッセージを読み解く。
不要な部分への取捨選択も必要
③残す
なんらかの方法で残す
読むだけでなくアウトプットする。
④変換する
自分の思考面・行動面へ落とし込む
行動に変換する。
投稿元:
レビューを見る
こういう角度の本もあるのかと思った
DAIGOさんのやってることをより簡易的にわかりやすくしたような。。。
自分の読んだ本に対して
→たしかに!
と思う部分があったり
これを読んで気になる本ができ、
実際によんでみるとこの本のおかげで要点が掴みやすい!
これ、進研〇ミででたところだ!状態だった
投稿元:
レビューを見る
様々なビジネス書を短時間で読解できることはよいと感じました。ただ表面をなぞるだけなので頭に残るかというと強くは残らない。そのあたりを原書を読み深めるのがよいのか、実際表層だけ知っていれば十分なのかは迷うところである。自分自身はこれを読み、自分の関心のあるテーマの2冊を購入して読むことにした。
全体として個人の力から集合知の方に、ビジネスのスピードも加速度的に早くなっているため、そのことに対応していく必要があることを強く感じました。
投稿元:
レビューを見る
・ZERO to ONE
「独占しろ、競争するな」
・ストーリーとしての競争戦略
・V字回復の経営 →小説風?
・HIGH OUTPUT
投稿元:
レビューを見る
グロービスがイラスト多めでビジネス書をわかりやすく教えてくれますが、読書後知識が残ってないのはなぜでしょう
投稿元:
レビューを見る
サピエンス全史、ティール組織、ゼロ・トゥ・ワン、銃・病原菌・鉄etc…あのベストセラーって、要するにこんなことを言ってたんだ!イラストで読みとく最新&定番ビジネス書35冊。(e-honより)
投稿元:
レビューを見る
グロービス荒木講師の書いたビジネス書紹介図鑑。
絵がとても楽しく、適切にポイントがまとめられた良著
メモ
・読書の4階層ピラミッド
広げる アンテナを立て、対象の裾野を広げる
読む 本の構造を理解する。つまり何が言いたいのか。そして、それを支えているロジック構成は何か。
残す 脳内に残す。イラスト化、メモ、まとめなど
変換する 自分だけのオリジナルの知恵に変換する。実践と対話。実践し、自分ならどう使うかを学ぶ。対話を行い、自分なりの素朴な問いをたてる。思考を落とし込む。
・ライフシフト 100年時代に必要な無形資産
生産性を高める生産性資産
健康や健全な家族関係 活力資産
人との広いつながり、変化に開かれた姿勢 変身資産
・キャリアデザインの問い
エドガーシャイン
自分は何が得意か、自分は一体何をやりたいか、どのようなことに意味や意義を感じるか
Mアーサー
自分ならではの強みは、自分があることをしたい時それをしたいのはなぜか、自分はこれまで誰とつながり関係をどう生かしてきたか
・ティール組織 目的の理解と共鳴、個人の能力、らしさの最大発揮、セルフマネジメント
3つのブレークスルー
自主経営、全体性、存在目的
・戦略的とは中長期的で目に見えにくいことを考慮して意思決定すること。
・リーダーシップの旅
LEAD THE SELF 見えないものがみえてしまった一人の決意からリーダーとしての旅がはじまる
LEAD THE PEOPLE フォロワーができたとき新たなフェーズにはいる。
LEAD THE SOCIETY この世界のため、次世代のためという想いに昇華していく
人間力を磨く上で大切なことは 人の営みに対しての理解と尊敬の念を持つこと。
・なぜ人と組織は変われないのか
自分を支配する裏の目標をあぶりだせ
あぶり出し方。
1不安から身を守る目標になっているか
2この目標があればこの行動を取らざるを得ないという合理性があるか
3表と裏がジレンマの関係性になっているか
言語化し、自己を客体化することで、固定観念を解き明かす。
人が変われないのは表の自分と裏の自分が紐を引っ張り合っているから。裏の自分を知り、真の人間理解を進めることが必要となる。
・夜と霧 いつかは決して来ない、今実践できるものだけが将来使えるものになる。自分の身の丈以上の学びを受け取り、自分ごとにまで落とし込んで、その学びを実践してみる この繰り返しでしか人は成長できない。
・空気の研究 空気とは状況から生まれる特定の解釈である。ほぼ思考停止状態でら生み出されるもの。
・ゼロトゥワン まずは独占を目指す。無駄に競争しないこと。
思考放棄につながる4つの考え方。少しずつ今を改善すればいい。そこまでのリスクはとれないし。このままでもいいじゃん。そんな重要なら誰かが見つけてるはず。
7つの質問
エンジニアリング、技術 ブレークスルーはあるか
タイミング 今が適切か
独占 小さな市場で独占できてるか
人材 正しいチームになってるか
販売 プロダ��トを届ける方法あるか
永続性 10年生き残れるポジショニングできてるか
隠れた事実 他社が気づいていない、独自のチャンスを見つけているか
夢は大きく持ちつつ、ひっそりと小さなところから確実に支配する。
・ハイアウトプットマネジメント マネジメントの技術というのは、一見比較して同じくらいの重要度をもつ多くの活動から、テコ作用の優れたものをひとつ、2つ、あるいはせいぜい3つほど選び出して、それに集中する能力にある。
・失敗の本質 作戦の目的軽視が根源的課題。現場の判断遅延、独自判断、資源分散につながる。
・自分の小さな箱から脱出する方法 自分の本心を裏切ることが箱に入るということ箱に入る起きる4つのネガティブ1相手を貶めることが目的となってしまう2相手を箱に入れてしまう3周囲の人を敵味方に分断してしまう4居心地が良くて箱から出られなくなる。
相手を一人の人間としてみた時、箱から出ることができる。あるがままの存在として見つめる。
・プロフェッショナルマネージャー 積み上げ式の課題は下に引っ張られる引力に負けてしまうこと。逆算だと上からの推進力となる。
事実を見極めるため事実を揺すってみなくてはならない。そのためリーダーは日田mくきさ、知的好奇心、根性、無作法が必要。
・インターネットの次に来るもの
FLOWING 流動化していく4プロセス
1固定的希少 属人的にサービスを生み出す。普通の状態
2無料 どこにでもある。コモディティ化
3流動的 共有される。アンバンドル・リバンドルが生じる
4オープンになっていく 消費者が創作者に。オープンに市場参加
ACCESSING 所有しない世の中を支える5テクノロジー
非物質化(サービス化)、オンデマンド化、分散化、プラットフォーム化、クラウド化
投稿元:
レビューを見る
結構短い。普段ビジネス書をまったく読まないので、内容はちんぷんかんぷんなものが多かったが…
各本約6ページの構成で、イントロ、主なポイント3点、各ポイントについての要約が計3ページ、まとめといった構成。
最初は絵があって分かりやすそ〜と思ったが、絵は本当に落書き程度であまり理解の助けにはならず… (可愛いから癒されるけど)
要約3ページが主な本紹介だが、元々の本の内容が難しいからかふーん、なんとなく分かるような…で終わってしまう。
この本を読んで面白そうなものを読んでみよう!と思っていたが、魅力的に映る本は少なかった。
逆にこの本は読まなくていいや、つまらなそう、とフィルターするのには有益かも。
最近平積みされてるビジネス書がわりと載っているので、覗いてみる価値はあり。
Kindleで読んだが画像が含まれるページはそのままに、文体だけのところはテキストとして読めるので読みやすかった。
投稿元:
レビューを見る
やっぱ本書読まないと中身は入ってこないなと思ったけど、纏め方の勉強にはなるし。読書の習慣をつけるにはいい本だと思った。
投稿元:
レビューを見る
今から30年以上前に映画音楽のオムニバスCDで、いろんな曲の一部分を集録しているものがあり、私のお気に入りでした、エッセンスを効率よく聴けるからです。
この本はそういう意味で著者により選ばれたビジネス書35冊のエッセンスが各々数ページでまとまっています。そのビジネス書に取り組もうと思ったら数年はかかりそうなものを、数時間で終えることができるとは贅沢な気分になりますね。
本来なら取り上げられている本について抜き出したく思いますが、ここでは私が強く印象に残った激選された本に書かれていたメッセージを記しておきたいと思います。このような本の第二弾も出て欲しいなと切に思いました。
以下は気になったポイントです。
・読書における4階層ピラミッド:1)広げる:本の情報が自分にタイムリーに入ってくるようにアンテナを立てておく、2)読む:本の構造(主題、ロジック)を理解する、3)残す:大事な部分をコピペ、本当に大事な本はイラスト化、4)転換する:書籍の内容を記憶に残す、読書会で対話(P17、18)
・イノベーション・オブ・ライフ:戦略的とは、中長期的なことX目に見えにくいこと、を考慮して意思決定する、戦術的とは、反射的・短期的X目に見えるもの、だけを考えて行動する、反射的に行動すれば私たちの人生は長い時間をかけてゆっくりと不幸になる(P50)
・U理論:4つの学習障害、1)見たことを認識しない(=固定観念が強くて見たことを勝手に解釈する)、2)思ったことを言わない(=言うことのリスクを考えて何も言わずに黙る)、3)言ったことをやらない(=正しいことは言うが実行するのが難しくて行動に移さない)、4)やったことを見ない(=やったことの評価が怖くて見ることをしない)、X軸:見る→言う、Y軸:する→思う(P61)
・銃・病原菌:鉄:文明は東西に伝わりやすいが南北には伝わりにくい、文明の進化=文明発祥ポイントからのアクセスの容易さx多様性に基づく競争の存在(p93)
・選択の科学:多すぎる選択枝はノイズである、人間の情報処理能力は7つまで、7±2の範囲で選択枝を考えるのが理想、人生=選択x偶然x運命、この変数のうちどれに重きを置いて考えるかによって人生が持つ意味が変わってくる(p111)
・パラノイア(病的なまでの心配症)だけが生き残る:5つの力(新規参入、競合企業、供給企業、顧客、代替品)に補完企業の力を加えた6つの力のうちのひとつが桁違いに変化を起こすと、連鎖的に変化が怒り競争ルールが変わる、このタイミングを戦略転換点と呼ぶ(p123)この見極めの4つのポイントして、1)主要なライバル企業の銘柄の変化、2)補完企業が離反してきていないか、3)社内に突然「無能化」した人はいないか、4)現場からのメッセージの調子に変化はないか(p125)
・ゼロトゥワン:4つのポイント、1)ビジネスは小さく始める、2)独占してから拡大、3)破壊を狙うな競争は避ける、4)長く生き残る(p129)
・ジョブ理論:プロダクトのレンズ(サイズを大きく、味の種類を増やす、価格など)ではなく、ジ��ブのレンズ(この製品は、誰のどんなジョブを片付けるために雇われたのか)で、ジョブの本質をつかむ(p147)
・経営戦略の論理:借り物でない軸(手作り)をつくる、戦略を考えるとき、1)市場適合(顧客に適合しているか、競合に適合しているか)、2)インターフェイス適合(ビジネスシステムに適合しているか、技術に適合しているか)、3)内部適合(資源に適合しているか、組織に適合しているか)(p154)やってはいけないのは、1)目の前の現実からスタートする、2)短期の積み上げ、3)希望的観測(p155)
・バリュエーションの教科書:PBR(株価純資産倍率)=ROE(株主資本利益率)xPER(株価収益率)、ROE=利益/売上高(会社の収益性)x売上高/総資産(資産効率性)x総資産/株主資本(負債の有効利用)、各要素は独立しておらずトレードオフ、バランスの最適化が大事(p196)
・限界費用ゼロ社会:限界費用とは1つのモノ・サービスを生み出すのにかかるコスト、これがゼロになるということはそこで儲けられる人もゼロということ、己ずとGDPは減り、資本主義も終わりを迎えることになる(p215)エネルギー、コミュニケーション、ロジスティックという3つのプラットフォームがコモンズになれば、限界費用ゼロ社会が実現する(p217)
・インターネットの次に来るもの:所有しない世の中を支える5つのテクノロジー、1)クラウド化、2)非物質化(モノを軽量化、最終的にはサービス化=非物質化)、3)オンデマンド化(空いている、暇なモノをと見つけ出し、その場ですぐにサービス活用する技術)、4)分散化(バラバラに管理=ブロックチェーン等)、5)プラットフォーム化(売り手と買い手のマッチング、エコシステムとして)(p223)
・プラットフォームの経済学:バランスが大事、1)ゼロかイチではなく中間地点に最適値がある、2)その最適値になるまでには、ものすごいスピード変化がある、3)最適値がどこにあるかビジネスによって異なる、4)人間とマシン、モノ・サービスとプラットフォーム、コア(専門家)とクラウドの3つのレンズを使って最適なバランスを見つける(p230)
2020年5月4日作成