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投稿者:黄色い刀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
勾玉三部作のなかで一番好きな作品です。主人公のカップルももちろんですが、藤太と千種の二人が大好きです。武蔵での四人の暮らしの外伝を書いてほしいです。
早く下巻が読みたいです
2023/01/31 15:20
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はらはらしましたが、無事に勾玉と巡り会えて、仲間と共にこの先を乗り越えて行ってほしいです。リサトとの別れは、とても悲しかったです。
敵か味方も判らぬまま、行末はどうなるのか、とても怖いです。色々な事が解決され、皆が幸せになれますように‥下巻を読みたいと思います。
なんど読み直しても良いんだよなぁ
2020/08/15 15:51
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投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿高と藤太のコンビは子供じみたバカっぽい事も平気でやる。
男同士で小さい頃からつるんでいる同士は大きくなっても実際こうだから救えないし面白い。
しかしふざけてじゃれ合っていただけの幼なじみ同士も成長とともに勝負に挑み、勝った負けたを乗り越えて大人の男になっていく。
望んで戦に出かける下りも含め『白鳥異伝』の遠子と対になっているのが面白い。
チキサニ、アテルイ、下敷きは本邦初の「征夷大将軍」(なお征"夷"は蝦夷の夷の字による)坂上おじゃるma…坂上田村麻呂にまつわる雑多な伝承である。
二十一世紀になっても“アテルイ”読みが合っているのか、本当はどう読んだのかすべて謎。
蝦夷・縄文・アイヌの三様も同一視されたりもするが詳しい事は完全に不明。
口伝口承がどうのとはよく言われるが、書き付けが残ってても読み方が分からねえのだからしようがない。
今の武藏國に始まり旅程を追いかけてみると相当な距離である。
『白鳥異伝』で小具那を東へ、その後の『エチュード春一番』でも美綾を大宮に向かわせたのは偶然とも思えないが後者の続編がないので詳しくは未解明である。
(ヤマトタケル命東征で「大宮」の有り難い地名を頂いたともいうが、当時すでに「古いお社」だったりとこちらも負けず劣らず未解明点が多い)
しかしオッサンになっても気が付くとこのシリーズに戻ってきてしまう。
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上巻は二人の魅力的な少年の冒険物語。
二連と呼ばれる藤太と阿高は、何をするにも一緒の同い年の叔父と甥。 二人とも、タイプは違えど、とても素敵な男の子です。それから阿高の両親のロマンスもいいんですよね。下巻はヒロインもでてきたはず。
以前読んだときよりずっとおもしろくて、前の2作より洗練された文章になってるんだなぁと思いました。十代に読んだときは前2作のほうが好きかなぁと思ってたけど、もしかしたら負けていないかもしれません。続きも早く読もうっと。
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二連がすごく好きだ。主人公藤太と阿高はまるで双子みたいだけれど、双子とはまた違う信頼のようなものが間にあるような気がする。
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ハードカバーが出たばかりの頃、学校の図書館で出会って以来の愛読書。待っていましたの文庫版。これで、どこでも読める!先の勾玉三部作の二作すっとばして、薄紅天女が一番好きな作品なので、先に読んでます。
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勾玉借りようと思ったら先にこれを借りてしまった…
面白い!!
二連も好きだけど、他のキャラも全部良いです
内容も素敵^^ 下巻早く読もう
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荻原規子さんの勾玉シリーズ第3作。第一部を収めた上巻は「阿高」を起点にした物語。
何があっても信じられる、そして相手も自分を信じてくれる、そんなかけがえのない相棒が自分の元を去ってしまうかもしれない。その動揺がつきささるほどに感じられる。
藤太と千種の恋がかなりあっさり書かれているので、その辺をもう少し読みたかったかも。
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出逢いは中学生の時に図書室で。
勾玉三部作 第三巻(上)。
ハードカバーも、ノベルス版も持っているのに購入してしまいました。
きちんと再読。
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「勾玉」シリーズ3部作の第3弾です。
今回はこれまでと雰囲気が大分違って、最初戸惑いました。
坂上田村麻呂なんて登場して、ぐっと現代に近づいた印象があります。
といっても、平安時代ですけれど。
豊葦原はなんとなく関西のイメージですが、今回は関東のようだし。
上巻は阿高と籐太の男の子ふたりのお話ですが、阿高の正体がわかると俄然面白くなってきました。
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東の坂東の地で、阿高と、同い年の叔父藤太は双子のように十七まで育った。だがある夜、蝦夷たちが来て阿高に告げた…あなたは私たちの巫女、火の女神チキサニの生まれ変わりだ、と。母の面影に惹かれ蝦夷の地へ去った阿高を追う藤太たちが見たものは…?“闇”の女神が地上に残した最後の勾玉を受け継いだ少年の数奇な運命を描く、日本のファンタジーの金字塔「勾玉三部作」第三巻。
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前半は物語の背景を知るための導入に紙幅が取れれるために、
結構な辛抱が必要。
ファンタジーは世界観を頭に入れるために、
こういう流れはどうしても逃れられないのよね。
でも、前の二作を知っているために後半の冒険が楽しみ。
どうやって、生きていくのか、懸けていくのか。
そして三部作が行きつく先は。
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ブクログで評判がよかったので勾玉三部作のうち三番目のこの作品から手に取ってみた。面白かったので、一部、ニ部も購入してしまった。
阿高と藤太の関係になんとなくBL的なものを感じとってしまいつつも、それぞれに愛する人を見つけることが出来て、めでたしめでたし、な終わり方がきれいでいいと思う。
それぞれの人生は山あり谷ありで、苦しいこともたくさんあるだろうけども、この物語に出てきた人たちは全員が精一杯生きているのだということが、みずみずしい筆致で描かれていて、こちらまで冒険心を掻き立てられた。悪者がでてこないのもこの物語ならではの特徴。人の心に巣食う闇にどう打ち勝っていくか、ということもテーマになっているのかもしれない。
人物の魅力もさることながら、個人的には日本ならではの自然の情景が美しく描き出されて思い浮かべるだけですがすがしい気分になれたのもよかったと思う。
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文庫を買うのを我慢できずに購入、再読。ちなみにサイン入り図書カードの懸賞ももちろん応募しました。最後の勾玉の話です。どのように勾玉と輝と闇の血筋が受け継がれてきたのか分かる地図がほしいと改めて感じました。そこでだれか作ってないかなと調べてみたら素晴らしいものを見つけましたので、コメントに貼り付けときます。ヒロイン登場の下巻が楽しみ。
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前2作とは違い、男の子主人公はあまりヘタレていない(鈍いのは同じだが)。女の子は活発でないとは言わないが、突飛、とまではいかない。その分、わかりやすいが物足りなくはある。