投稿元:
レビューを見る
とても読みやすくあっという間に読めました。
タイトルのとおり、科学者という立場から、輪廻、前世、霊などの話をすることの注意深さから当たり前になっていく過程など理解しやすいです。
この本に書かれていることが真実かどうかは、確かめようがありませんが
それはこの世で起きていること全てにいえることで、大事なのはどう感じたか、自分はどう行動するかなのだと思います。
投稿元:
レビューを見る
神経症であるキャサリンの治療を行った著者がその過程において輪廻転生を信じざるを得ない事態となります。
前世を語るだけではありません。魂を教育するマスターと呼ばれる存在が時々出現、彼女を触媒とし、人間への警告やら輪廻転生の仕組みや目的を低く落ち着いた声で語ります。
"神との対話"という本を思い出しました。他のスピリチュアル系の本にも守護霊が宇宙の摂理を語る場面が出てくるので、ガイド、神、守護霊は同じ存在なのかもしれません。
前世を見ることで何故キャサリンの症状が良くなったのかは不透明なので、以前読んだ「未来世療法」ほど、ぐっと胸に迫るものはありませんでした。著者がまだ輪廻転生に対する自分の哲学を持っていない感じです。
投稿元:
レビューを見る
前世を信じる信じない、これが本当の話か作り話か、
それはこの本を読むうえでは全く不必要なこと。
死んだあと「自分の人生から学ぶことは何か」と問われたら、
自分は何と答えるだろう。
では今死んだら、何を学んだと答えるのだろう。
自分の行いを振り返り、反省から学ぶよいきっかけになる一冊になるのではないかと思います。
投稿元:
レビューを見る
母の死をきっかけに思うところがあり、読み返す。
全くもってスピリチュアルなことに関心のなかった精神科医が一人の女性の治療にあたることで、輪廻転生の神秘に遭遇、いや、巻き込まれていく。
彼がこんな体験を話したら頭がおかしくなったと思われる、医師としての生命もたたれるかもと恐れを抱きつつ、その神秘にふれていく部分は、スピリチュアル、輪廻転生なんてうさんくさいと思ってる人にも共感ができ、そして、説得力があるのではないかと思われる。
投稿元:
レビューを見る
ちょっと不思議な本。最初のとっつきは悪いが、読み進むうちに不思議と引き込まれていく。信じるかどうかは別にして、こうであれば良いなと思わせる本。
投稿元:
レビューを見る
【我々の使命は学ぶことである。知ることによって、神に近づく。】
【自分のバイブレーションと合わない人達と付き合うことも、必要なのです。このような人々を助けることが大切なのです。】
中間生からの、これらのメッセージが強烈に印象に残る。
現世での自分の使命は何だろうか。
投稿元:
レビューを見る
何の証拠も、そのような体験もないが、人の魂は生まれ変わり、肉体をもった娑婆での修業を繰り返すことで、最終的には神の領域に行くのでは、と思っていたので、この本に書かれていることにはすごく共感した。あながち自分の考えも間違ってなかった模様。自分も自分の過去生を知りたい。
投稿元:
レビューを見る
怪しげなタイトルじゃな〜と思いつつ手にとってしまいました。読み終えた今、内容の全てを信じるわけではないのですが、夢のある話だなとは思います。この本を読むと日頃の行い良くしなきゃ!ってなりますね。
投稿元:
レビューを見る
米国ではキリスト教の影響によって、転生という考えは基本的に否定されている訳だが(元々、転生は肯定されていたが、教会の現世利益による影響力強化のため、転生はないことにされた)、本物の精神科医が書いたこの本によって、前世を肯定する人が決定的に増えたのではなかろうか。
ある意味、西洋世界における前世の(再)発見ということになると思う。
前世で刻まれたトラウマという刻印が、今生でも鈍く光を放ち、特定の状況における、原因不明の恐れや怒り、悲しみといった特定の感情や、パターン化した行動を誘発する。
前世でのトラウマを作った出来事を思い出すことによって、そういった症状が軽くなることがある。
催眠誘導により過去世の出来事を思いだすのだけど、その出来事が本当に過去世のものなのかどうかは証明しようがないし、人によっては単なる想像で生み出した出来事かもしれない。そうであったとしても、患者の症状が軽減解消するなら、それはそれでいいよねと私は思う。
レベル:525
高得点です。納得です。
投稿元:
レビューを見る
催眠療法を用いたら本人が全然知らない過去のことを実際に生きているように話し、医師が驚くが、催眠療法を続けていく上で、本人の体調はどんどん良くなり、過去から解放さていく話。
とても読みやすい内容で、内容的にも良いと思うし、ためになることが多いと思う。
ただ、前世はあるかどうかわからないが、身体に記憶が残っていて、みんな気づいていない。特定の人は、何かをきっかけに前世を知ることがある。
人口は増え続けているが、魂も増え続けているのか?植物や動物等が減っている分、人間に代わっているのか?不思議なところだ。
投稿元:
レビューを見る
退行療法により、患者の過去世に触れることで、輪廻転生があり得ることを知った精神科医が著者。
我々は霊魂と肉体を持った物質界とを生き続けている。肉体を持っている時にしか痛みを感じたり傷ついたりしない。肉体を持っていなければ学べないことがあるから、物質界に生まれてくる。
我々は返さなければならないカルマがある。もし返済されなければ、次の人生に持ち越さなけらばならない。それぞれの人生で学ぶべきことが決まっており、それらを学び習得したら、その人生を終えることができる。
今、起きていることは返済すべきカルマ、学び乗り越えるべき修行と思えば、乗り越える勇気がわく。もし乗り越えなくてもまた次の人生でチャンスは必ず巡ってくる。だから死を恐れることはない。目の前の困難に対し、必要以上に不安になる必要はない。
投稿元:
レビューを見る
過去生を見ることが治療になる、というのが不思議。
日本での出発が20年くらい前だから、そんなに前にすでにアメリカでは前世療法が認められて、治療法として取り入れられていたと思うと、すごいな。
医者が書いた実話、というのが意味深いことなのだろう。全てを受け入れるのに抵抗があるにせよ。
輪廻転生は日本人にとって馴染みの深い考え方、といったことが解説に書いてあり、確かにそこの考え方でのつまづきはなかったなと思う。
自分の前世は…と思わず考えてしまう。
投稿元:
レビューを見る
ノンフィクション。
精神科医の体験から、実際にあった輪廻転生に関わるような事例が読みやすく描かれてて面白かったです
投稿元:
レビューを見る
【きっかけ】催眠療法とはどんなものか知りたかったから
否定的なレビューを読んでいたので、期待値の低い状態で読み始めた。そのためか想像していたよりおもしろく、もっと著者の本を読んでみたいと思った。
本書で伝えられるマスターの知恵を読み返したい気持ちを込めて⭐︎5にする。
投稿元:
レビューを見る
なかなかすごい本でした。色んな意味で。催眠療法によって前世の記憶が蘇る、現代の我々の感覚からすれば、やらせか詐欺か大川隆法かとしか思わないが、それはそれで硬直した思考なのかもしれない。輪廻転生を信じているわけではないが、人知を超えたものに対してどう向き合うか、「畏れ」の感覚をどう言語化するか、等の問題は残るのかなと。1980年代に出版された本で、この時代に宗教とかスピリチュアル系のブームが来てたんだなと再認識した。その後のオウム事件により、瞬く間に終わりを告げるわけだが。前世療法の被験者が、何百年も前の遠い国に生まれて育った話を語るシーンは舞城王太郎の「煙か土から食い物」で、頭部を殴打された中年の女が、天国へ至る道の手前でレイモンドカーヴァーに出会う場面を思い出した。