ロケットマンは、最近また打ち始めた。
2021/03/24 18:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キクちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めに目次を見て、あー多分知ってることばかりだなー、と思ったが、コンパクトにまとめられていて、読みやすく、あまりこの辺の知識のない人に進めるには、とても良い本だと思った。ぜひ高校生に薦める。
読みやすく、さすがは予備校の先生だ、と思った。
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メディアでは決して語られる事がない内容だか、地政学をよく理解できる。東アジアの情勢に温暖化の観点も加えて分かりやすい。トランプ大統領の退陣後、管政権はどのように舵取りしていくのか、考えると面白い。
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韓国がアメリカを離れ、統一朝鮮を作ろうとしている。
ちょっと、前まで、いやいやアメリカがそんな事許さないだろぉって、思ってたけど。
トランプ大統領は世界の警察をやめて、アメリカファーストになりたいナショナリストである事は多分事実なわけで。。
なら、アメリカが世界の警察をやめるために韓国から、米軍を撤退させるために、韓国が北朝鮮に近づくのは好都合。。
この本あってるなー。
怖いなー。
なら、ロシアと日本が組んで中国を牽制ってのも
あるのかー。
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「地政学」をとおして歴史を眺めると、脈々流れる史実には、「なるべきしてそうなった」因果が常に糸を引いているように感じられる。
だから、この本の二十一世紀の第一四半期の予想シナリオは、現状からは見えてこないストーリーが描かれているが、読んでいると(各国の地政を俯瞰すると)、十分ありうると思えてくるから不思議だ。
「大陸史観」(ランドパワー)、「島国史観」(シーパワー)、「半島史観」という地政上の特性をDNAとして受け止めたうえで、それぞれがその地域、時代、リーダーによって志向する方向が変化していくのを観ていると、まるで生き物のように、それぞれの生存権を拡大したり、死守したり元の鞘に戻ったりしているのが判る。
考えてみれば、植物や動物にはその地の自然環境によって適応してきた種が生存している。人類は“種”という括りではひとつだが、その地の環境によって育んできたものがDNAに刻まれていてもおかしくはない。そう考えると「地政学」の重みもずっと増してくる。
そんなことを考える一方で、この本の描いた近未来(2025年)の先には、情報手段も、人の移動も、そして地球外世界との関係も影響を与えてくる未来がある。
そんな未来予想はこの「地政学」の領域を超えてくるのかもしれないとも考えたりした。
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起きてる現象を説明できる理論なのか、起きてる現象から都合の良いように説明しているだけなのか、イマイチわからなかった。
内容的には面白かったです。
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<目次>
はじめに
第1章地政学とは何かーリアリズムで読み解く東アジア
第2章地政学でひもとく東アジアと朝鮮半島ー野望の衝突
第3章統一朝鮮(韓国+北朝鮮)の戦略ー大国間で2枚舌
第4章中国の戦略ー大中華思想を貫く宗主国
第5章台湾の戦略ーシ―パワー連合の要となる親日国
第6章米国の戦略ーモンロー主義VSウィルソン主義で揺れる
第7章ロシアの戦略ースラヴ主義VS西欧主義で停滞する
第8章そして日本はどうすべきかーシ―パワー同盟結成
おわりに
P40西戎(せいじゅう)(西方の蛮族)出身といわれる
秦の始皇帝、鮮卑が建てた隋、唐、~ツングース系の
女真(後金、のちの清)
P42北朝鮮 朱子学(小中華思想)X社会主義=主体(チュチュ) 思想
高句麗の出自は北方ツングース系で、本来の朝鮮族で
ない。新羅を倒した高麗は高句麗人の末裔。
P90小中華を自認する朝鮮にとって、夷狄の倭人が洋服を
着て世界の道理を説いたところで、受け入れられない
東アジアの地政学と言って、朝鮮半島の話が多い?
その場所は、ちょっと大変なので、興味深く読めた。
1カ月くらい前にTV番組で、著者が、橋本氏、なんとか氏と
バトルしていました。
朝鮮半島は北朝鮮がカバーする、という著者の意見には
納得ではあるのですが、現実的でないと言う人が多いよう。
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アメリカやイギリスなどのシーパワー、ドイツなどのランドパワーといった分類で考える典型的古典的な地政学を、現代アジアに当てはめようという本。
と言いながらも、18世紀以前からの歴史(掘り下げる歴史は、議論位都合が良い長さ)における各国の行動パターンに基づいて、中国は基本的にランドパワーがだ、時々シーパワーを目指す、日本と台湾はシーパワー、朝鮮とベトナムは半島国家、ロシアは西洋、スラブ、モンゴルの源流が混じり合うハイブリッド、と分類して、朝鮮は近いうちに統一朝鮮になるだろうと予想している。
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2025韓国は無くなっている、という副題は統一朝鮮ということだが、これには疑問。
でも考察としては実に明快でシーパワーとランドパワーのせめぎあいをわかりやすく解説している。
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いや、びっくりするくらい面白い。
前半は東アジア、なかんずく朝鮮半島を中心とした歴史を「地政学」の考え方を絡めて駆け足で語っているので私にとっては、「そうそう、この著者、博識。かつ分かっていらっしゃる(事実の捉え方が)」と思いながら読んでいたのですが、白眉は後半。その歴史を踏まえて、「今後の見通し」を「日本が取るべき方向」まで含めてここまで…失礼ながら予備校の先生が…踏み込んで書いて(語って)らっしゃるとは正直思いませんでした。
「地政学」というしっかりとした「軸」を持って今後を予測されているので滅法面白い。見方も冷徹。シビアだが扇情的ではない。
著者の書かれた本、もっと読みたくなりました。
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地政学という観点から、2025年に韓国はなくなっているという近未来を予想するだけでなく、韓国・北朝鮮、アメリカ、中国、台湾、ロシアそして日本の歴史を振り返り、各々の立場からとるべき国策、なるであろう体制等をも網羅しており、非常に興味深く、是非ともこういった戦略的な視点を、日本の政治家達にも学んで欲しいと思える一冊である。
自分が普段から思っていることだが、そもそも日本人というのは何事も「綺麗好き」でありすぎ、それは単に環境的要因の影響に形成された国民的性格というだけでなく、どうしても現実的なリアリズムよりも、本書でいうアイデアイズムに偏りがちであろう。
例えば中国の抑えのため、北方四島のことを考えすぎてロシアと近づくというのは歴史的に、気質的に反発が必至であろうため難しのであろうが、多種なことで決断すべき時機を逸しがちで、現実的な手を施すことが出来なくなる忘却的な現代日本人の悪しき国民性を怖れるのみである。
本書を読んでいるうちに安倍首相が総理を辞することになったことから、次の方には現実的で、かつ長期的視野に立ち、各国と対峙していける人にリーダーとなってほしいと少なからず思った。
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地政学の入門書としては悪くないが、いかんせん右翼的思想、嫌韓思想が気になる。中立な思想ではないので、内容を信用しきれない。
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朝鮮半島の認識を改められました。
大した知識もなく読み始めたのでさらに他の文献も探して深掘りしようかと思います。
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R2.12.20~R3.1.4
(あらすじ)
2025年までに南北朝鮮は統一される…ベストセラー著者・茂木誠氏、渾身の最新作は、激動の朝鮮半島を世界史と地政学で完全予測!米中覇権争いが本格化するなか、日本は中国・韓国・北朝鮮とどう対峙すればよいのか。日々のニュースだけでは、国際情勢の本質が見えてこない。国家の行動や国民性は、地理や歴史の制約を大いに受ける。今こそ、欧米エリート層が国際教養として学ぶ「地政学(地理+歴史+イデオロギー)」を武器に、日本の国益を考えよう!
(感想)
本屋で何か一冊買おうと決意し、つらつら見た結果選んだ本。
2019年刊行の本なので、コロナ以降の世界情勢が抜けているがなかなかぎりぎり面白く読めた。
TPPを軸に安全保障体制を…とか日米露の同盟構想など、未来についての提言も具体的で好感が持てました。
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茂木先生は天才です。 世界史の眼鏡で今後の世界を展望できる人はこの方しかいないのではないでしょうか。 イデオロギーで今後の世界を語る評論家はいても今一つ納得感がないが、茂木先生のように歴史を俯瞰しながら今後の世界を語れる方は珍しい。
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アオリ気味の副題だったので、眉唾で読んでみたが書いてあることは結構まともだと感じた。個人的には嫌韓は日本と韓国をひきはなしておきたいという某勢力の情報操作によるものなんじゃないかなーとなんとなく感じていたが、なるほどと思わせられるところあり。2025年あたりにもう一度読み返してみたいので登録。