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行動心理捜査官シリーズはおもしろくてさくさく読める。これは3冊目。でもだんだん行動からだけではなく、この捜査官のかなり突飛な発想力で解決している部分も多いように思う。どこからそんな発想が?とも思ってしまう。でもそれがスカッとしているからさくさく読める。
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やっぱりわかりやすい西野は絵麻といいコンビだ。
ペテン師のポリフォニーは現実でもなんか聞いたような話だったからこの世の中嘘がいっぱいあるのがわかります。
犯罪に纏わる嘘を絵麻に暴かれることはある意味赦しなのかもしれない。
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嘘発見器のような行動心理分析による取調べがウリのはずが、本書では楯岡絵麻の都合のいい閃きに捜査の最も重要なところを依存してたように感じられて少し残念。
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前2作と比べて取調室以外のシーンが多くなった。動きが出てきた分、取調室で相手を追い込む場面は少なくなった。解決に至るところはややご都合主義的な感じ。主人公と相棒の関係も変わってきた。
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シリーズ第3段。
【目は口よりもモノをいう】
・・・シリーズ既読者には「ああ、これこれ~」っとなる、良質のワンパターン。
・・・「はじめまして」の人には、世界観の紹介編ってところかな。
【狂おしいほどEYEしてる】
・・・事件の核心部以外はもはや、コメディ?その“間”が心地よかったりする。
・・・刑法第39条、、、う~ん。自分に置き換えたら他人事じゃないよな・・・と思うが、その切実な気持ちは、当事者にしか分からないだろう。
・・・「新たな敵」の影。被害者夫婦に詐病をほのめかした輩が、不気味。
【ペテン師のポリフォニー】
トリックもの。まあ、面白く読めはしたが、謎解き重視になってしまうと、どうしても軽く感じてしまう部分があるのは否めない。
・・・それにしても……、このネタ、“サムラゴウチさん”の関係者から訴えられたりしないのだろうかと、余計な心配が沸いて出てきた(笑)。初出が2014年でこのネタって……、タイムリー過ぎでしょ。
【火のないところに煙をたてろ】
詐病者による病棟支配……ってう、トンデモ設定、トンデモ展開に一瞬引きかけるも、逆に一歩突っ切って、エンタテインメントととしての臨場感とワクワクドキドキを高めてくれた♪
ーーーーーーー読了ーーーーーーー
予め、書き下ろしである最終編を逆地点と定めてあったかのように、連載分の3編を通して筒井刑事の人となりを描写してきてあるのが、ニクい演出だぁね。
クライマックスでの“誘導暗示”の手法のトンデモ具合は大きいけれど・・・メンタリストDaigoだののパフォーマンスを目にした経験もあれば、フィクションと割り切りつつも白けることなく展開を楽しめた。
★4つ、8ポイント。
2017.03.05.古
※シリーズ1作目のレビューに、「映像化希望」「映像化するなら、堀北真希で」的なこと書いた記憶があるのだが・・・ちょうど、この本を読み始めた翌朝に目にしたのが、“堀北真希、芸能界引退”のニュースだったという(苦笑)。
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実際にあった「世間を騒がせた事件」をモチーフに、
今回もエンマ様の読心術が冴え渡る(^ ^
キャラの(いい意味での)マンガっぽさは健在。
が、今回はちょっと真面目なシーンが多いか?
前作ほどのインパクトはなかった印象。
各短編が、少しずつ満腹感が足りない感じもあり...
一作減らして、その分各作品を丁寧に書き込んだ方が
全体通しての読後感が良かったのでは...と思いました。
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新たな敵の予感・・・と思ったらここで完結したなぁ。
エンマ様相変わらずで素敵っす。
法律ってなんなんだろうなぁ。。。
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おもしろかったけど、前巻のがおもしろかったかな。
行動心理学で追い込む緻密さが良いところなのに、ちょっと無理くりなこじつけがあったかなぁと。
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行動心理学を駆使し、容疑者のウソを見抜いて追い詰めていく、「エンマ様」こと楯岡絵麻。
謎解きは狭い取調室だが、スリル、スリル~。
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行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る、美人刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれる。離婚した元夫に刺されたという被害者女性の証言により、被疑者の取調べに当たった絵麻。しかし、ふたりの娘が三年前に殺されていた事実を知った絵麻は、筆談でしか応じようとしない不可解な行動をする被疑者から、ある可能性を感じ、後輩の西野とともに調査に乗り出すと…。
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評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る、美人刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれる。離婚した元夫に刺されたという被害者女性の証言により、被疑者の取調べに当たった絵麻。しかし、ふたりの娘が三年前に殺されていた事実を知った絵麻は、筆談でしか応じようとしない不可解な行動をする被疑者から、ある可能性を感じ、後輩の西野とともに調査に乗り出すと…。自供率100%を誇る美人取調官「エンマ様」シリーズ第3弾!
2を飛ばして第3弾を読んでしまったが問題なし。期待した1弾はわざとらしい描写と時々入る茶々の入れ方(鼻をつまむなど・・・)に同調出来なかったが、慣れたのかこちらは内容にのめり込めた。相手の本能に従った動きに目を向けるってのはおもしろい。
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シリーズ第3弾。
前作で絵麻が長年憎んでいた犯人との対決が完結し、今作からの展開を楽しみにしていたが、今作では絵麻を敵対視する同僚の筒井の目線を交えながら描いた4作を収録。
1作目は絵麻と筒井の取り調べの様子を比較して描いており、最初の頃の取調室のみの描写へのこだわりが復活したかと、個人的には嬉しかったけど、2作目からは憲法第39条を利用した強敵の犯罪者との対決が描かれる。
統合失調症を手玉に取る新たな犯罪者と絵麻の対決。
これはこれで見応えがあり、次作も楽しみ。
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行動心理学を駆使して、相手のしぐさからうそを見破る美人刑事 楯岡 絵麻。
「キミに訊いているんじゃない、キミの大脳辺縁系に質問しているの」...
相変わらずの楯岡節がうなる。
離婚した元夫に刺されたという被害女性の証言により、元夫の取り調べに当たった楯岡。
しかし、元夫は、筆談でしか応じない。...
取調室のシーンが多い本作品シリーズですが、今回は、後半、カーチェイスも含めて、派手な立ち回りがあります。
たとえ、法律に不備があるとしても、その法律には従わなければならない。
当たり前のことですが、被害者の関係者の方々には、割り切れないものがあるかも知れません。
最後のシーンで、本当の犯人は誰なのか、分からなくなりました。
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詐欺犯をおいつめる楯岡絵麻は、心理分析のプロ。
独特のアプローチで、嘘を見破る。
詐欺を組み立てるには、嘘の存在が大きい。
その嘘が、どこにあるのかを見つける。
本物の詐欺師は、自分の中でも、嘘を真実だと思う。
だから、自分を詐欺師と思っていない。
いわゆる 天性の詐欺師である。
「他人への共感を抱かず、自らの目的達成のために利用する駒としか考えない」
強い自己顕示欲と権力への信仰。
高級ブランドで身を固めることで、認知させる。
全ては、自分自身への自信のなさのと強力なコンプレックス。
殺人事件の解明。
目は口よりもモノを言う。狂おしいほどEYEしてる。
ペテン師のポリフォニー。病院がコントロールされる。
刑法第39条の悪用。
火のないところに煙を立てろ。
プラダ、合コン、赤いバッグ、カモメ。
から、無理やり謎解きをする。
謎かけは、謎解きがあって、初めて成り立つ。
楯岡絵麻。面白い。
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面白かった。
大脳辺縁系に問いかけ、なだめ行動をサンプリングしながら相対する人達の真意を汲み取っていきたい。