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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずな果物屋さん。転職して西武池袋線沿いに一人暮らしを始めたからか、池袋に行く機会も増えてなんとなく前作までを読んでいる気持ちとは何かが違う気持ち。相変わらずマコトは人が良すぎる。変わらない大切にしたいものを持っている人が素敵。
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎度同じパターンだけど、現代版の水戸黄門みたいなものです。こういう悪を叩っ切る!みたいなの日本人が好むパターンですから。飽きないってことは俺も日本人らしいってことか(笑)
シリーズ安定の面白さ
2020/10/08 17:16
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投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人になっておっさんの手前ぐらいになった?マコトの相変わらずのお節介の活躍劇。「上池袋ドラッグマザー」の女子中学生に対するキングとマコトのやさしさが好きです
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【四二〇万部超! 大人気ロングセラー第十三弾】闇サイトに載る怪しげな高給バイト情報。池袋の若者達が浮き足立つ中、マコトにはある財団から依頼が舞い込む。詐欺集団の裏をかけ!
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最初の児童虐待&SNS炎上の話に無理がありすぎて、もうダメかと思ったが、後はなんとか読みきった。購入は惰性だが、このシリーズ自体はなんとか見届けていきたい。過去ドラマの円盤を今さらでも買おうか迷っている。
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最新刊。安心・安定のIWGP。
なんか読んでいて思ったのは、IWGPのマコトはゲゲゲの鬼太郎の現代版じゃないかな、なんて思ったり。
池袋という都会なんだけどどこか混沌とした場所に住んでいて、困った人の依頼があって動き、仲間と共に個人の悩みを解決する。なんかどこかに居そうな感じが鬼太郎っぽいなぁ。
というわけで今回も児童虐待やスピリチュアルやドラッグや求人サイトやら色々と取り揃えていて盛沢山。あ、そうそう。怪しげなカード詐欺もあったか。
マコトとタカシが居れば大丈夫って安心感がすごいなぁ。久々にサルとかジョナサンに居座る情報屋が出てきて懐かしくも嬉しい。
アニメ化だというけれども変なヒロインは作らないでほしいな。IWGPの不動のヒロインはマコトのお母さんだと思うので!!
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このシリーズももう20年経つらしい。マコト今いくつだったっけと思いながら、相変わらずの安定して読めるストーリーでした。最近のシリーズは、どうしようなく底辺にいる人間に手を差し伸べるストーリーが多い傾向なのかな。暴力的表現が減ってきてるような。まあマコトもタカシもオトナやもんね。
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やっぱり真実は尊いし
正直も誠実も大切にしたい。
そういう世界で
生きていたい。
そういうふうに
生き続けていきたい。
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思ったのですが、このシリーズは一度終わって(確か『PRIDE』で終わりましたよね?)再開してから、方向性が少し変わった気がします。一つの物語として鮮烈な印象を残す、というよりは、「その時代を記録していく」方へ(対談の、朝井リョウさんの言葉で気付いた)。
だから割とサクサク進行して、必要以上に事件を掘り下げないのかなぁと・・・。
石田衣良さんがまた熱い物語を書きたくなったら、前のようなIWGPを読める時がくるかもしれないし、今のは今ので面白いから、どのみち読み続けるんですけどね。
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IWGPシリーズも13巻目。
いつもお彼岸の頃に読んでたけど、中古本屋で買うようになって、今年はひと月ズレた。
今回取り上げられるのは、子どもへの虐待、覚醒剤、エセ霊感商法、振込詐欺。
これまでも、良からぬ世相を切り取って、それに対する批評を加えてきたこのシリーズだが、今回はそれぞれの話の冒頭で、『ご清潔な人の道から、わずかでもはずれてしまえば、数の力を頼りにした恐怖のバッシングが待っている』とか『ニッポンの中年はいったいどうなってるんだろう』てな文章があって、取り上げたテーマ以外でも、今の息苦しい時代の色んな事象に対して、石田衣良、これまでになく憤っているもが良く分かる。その気持ちには全く同感。
話の作りはいつもの通りだが、最後のお話の解決策に「スティング」が出てくるところにはニヤリ。巨悪が逃げおおせたのは不満だが、ホロリとさせられる結末ではある。
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シリーズ13作目。もう20年になるか。
今回は、継父の子供虐待、シングルマザーの覚醒剤、信仰宗教、億単位の集団詐欺。
常にリアルタイムの社会ネタを扱ってきたIWGPシリーズ。
数の力か。大統領選挙もPPAPもフォロワー数、いいね数、数が金になる。
日本も先進国から外れりゃ、ゆっくりした良い時代になるのかな。
『PRIDE』で一旦シリーズが終わってから、新シリーズで書き方というか、方向性?が変わったね。
淡々と社会に溢れる問題を取り上げはするが、シリーズ1期の方が個人的には好きだったが...
シリーズ一作目から読み返してみようかね。
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本から遠のいて久しい。ふと本に戻ろうと思った矢先に目に入ったのがこれ。読書再開にはもってこいの一冊。本作はシリーズ13作目。池袋を舞台にマコトが活躍するのはいつも通りだが何か物足りなさを感じた。それはきっと,焦りだとか葛藤のようなもの。それだけマコトも大人になったということだろうか・・・それはそれでちょっと寂しい。
あらすじ(背表紙より)
真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆けめぐる。たった半日で報酬は10万円以上。怪しすぎる誘惑に浮き足立つ若者たち。隠された目的は何なのか。そして、募集に使われた闇サイトの運営をめぐり、マコトのもとにはある財団から依頼が持ちこまれる―。表題作ほか3篇収録、快速IWGPシリーズ第13作。
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IWGP最新作(注:文庫。2019年11月時点)。
気軽に楽しむエンタテイメント。
愛すべきワンパターン♪
【滝野川炎上ドライバー】
虐待された子供は、長じてから我が子を虐待…。
こんなシチュエーションを読んでも
「またこのパターンかよ」
とありふれたおハナシとしか感じられなくなってしまう現実社会が、やるせない。
【上池袋ドラッグマザー】
池袋の氷の王 の温度が下がる瞬間を読むのは、いつだって心地よい。母子家庭の悲劇に立ち上がるだなんて…王も人の子だってことね。
【東池袋スピリチュアル】
ゼロワンがこんなにも深く話に関わるのは、初めてだね。
嫌がらせ行為は部の先走りだったらしいけれど…一件落着で良かったね。
改めて、ネットって怖いなぁ、と。
……と、ワカバちゃんには、また出番が来ることがありそうな予感。
【裏切りのホワイトカード】
IWGPの中編(いつも、最後に入れられるおハナシ)は、やっpり読み応えあるね。長編1本に引き伸ばしても通用するような。
「格差社会」の拡大が騒がれている昨今であるが…
「生まれもっての頭脳」という、批判や制度の改正ではどうにもならない「格差」の存在が再認識させられるおハナシ。
「持てる者」と「持たざる者」とでは、天地が引っくり返ってもどうにもならない部分がある。
せめて本編のキーパソンのように、
"持てる者"が、「格差の拡大に抗おうとする心」を育める教育が、今の日本には必要なのかも知れない。
★4つ、8ポイント。
2019.11.15.新。
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IWGPシリーズ
子供虐待、覚醒剤、霊感、億単位の集団詐欺をテーマにした4作
現代を切り取り、記録するマコト節
久しぶりに「サル」がちょこっと出てきて嬉しい(笑)
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懐かしい面々のオンパレード! もう最終回、完結編かと思ったほど。
今回は暴力、強い仲間意識、緊迫した焦燥感のようなものは感じられませんでした。昔のIWGPは、引きこもりでさえヒリヒリしてた。
それでも★4なのは、この内容で満足している自分がいるから。ああ、マコトやタカシと一緒に自分も歳を重ねているんだなー。
巻末にある石田衣良と朝井リョウの対談も、かなり面白かったです。