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この巻で登場するのは13人目のヒロインである明石の方を元ネタにした明石夢告。……凄い名前だな
14股研究も終わりが近づいてきたけど、ここまで数多の女性と関わってきたというに、ほぼ行きずりの関係性を求めるような女性ばかりで独占欲を見せたのが六条だけって有る意味凄い。この巻では月子も嫉妬心や独占欲みたいなものを垣間見せたけど、凪子の登場によって有耶無耶になってしまったからなぁ
明石夢告は女だらけの家庭に育った占い師。……なんて書くとオーラ溢れる不思議な女性を想像してしまうけど、実際はあらすじにあるように田舎の純朴娘といった出で立ちだったね
光海はそんな夢告に珍しく癒やしを感じてしまったようで。女性だらけの環境に放り込まれたせいで性欲処理も出来ず悶々とするが、かと言って自分から夢告に手を出そうとはしない。それどころか真っ当に交際を申し込もうとまでしてしまう
ある時期はすぐに性欲がどうのと言っていた彼にしては珍しい展開。
まあ、そこから先はいつもの展開の如く、一時の関係が描かれるのだけど。
そしてまさかの机に負けてしまった光海。頑張れ、超頑張れ
第322話で葵の上と明石の方は源氏の君の子を身ごもったと元ネタが紹介されたけど、えっと、本当にそこまでのことを香子は考えていたりするんだろうか……?
今の所、夢告とは体の関係が生じれば良いみたいな事を言ってるけど、本当にそれだけで済むの?というかこの研究ってどこが着地点になるんだろう?
14股出来たら?香子の研究欲が満たされたら?それとも源氏物語の出来事を再現できたら?
どうやら香子は光海を使って女性陣に降りかかる問題を解決しようとしていたフシも有るし、14股の先に何が有るのかどうにも気になってしまう