武士スタント逢坂くん！ 1 みんなのレビュー

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投稿者：ぶーん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

処刑直前に現代に転移した逢坂殿の衝撃の登場シーンに、時代劇で捕縛された人こんな縛られ方してた？と脳内で語りかけた後に爆笑してしまいました！
チーフもアシスタントもキャラが濃いくて逢坂殿に負けていません！漫画家宮上さんが苦労していそうなイメージでしたが宮上さんもなかなか…！
面白い設定でとても楽しかったです。
次巻の予告も面白そうでした！楽しみです！

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投稿者：読人不知　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「まんが道」や「バクマン。」など、漫画家の仕事を描いた漫画は色々あるが、これは時代劇×お仕事モノ（漫画と春画）と言う異色の作品。
　江戸時代と令和の時代を行き来するタイムトラベラーの武士・逢坂総司郎。
　逢坂くん自身は、非常に真面目で一生懸命。画の道を志すが、彼が真剣にやればやる程、何とも言えない笑いがこみあげて来るギャグ。

　初登場からして、白足袋一丁のほぼ全裸。先端着衣で亀甲縛りと言うなんともマニアックな風体。
　処刑寸前で、何故か令和の時代にワープ。そこで出会った「漫画」が、彼の人生を大きく変える。
　逢坂くんがエロ漫画読んで号泣する理由がいとあはれ。

　逢坂くんの熱心なファンである武士の日下部さん。
　令和時代の漫画家・宮上先生とアシスタントの緋村さん＆瀬戸さん。
　逢坂くんを取り巻くキャラも、かなり濃い面々揃い。
　担当編集者の丹内さんには同情を禁じ得ない。頑張ってー。

　逢坂くんが、つけペンで線を引く練習をした際、エッジ付きの定規を表裏逆に使い、インクを滲ませる描写が秀逸。
　春画を描く時に背景をロクに描かず、キャラ絵ばかり描いていたのが如実にわかるさりげないエピソード。江戸時代にも「溝引き定規」があった。背景を描く時も、手抜きして定規を使わなかったらしい。
　描くところをガン見する割に、肝心な部分がちゃんと見えていない辺りも、修行不足感が漂う。

　逢坂くんは立派な漫画家になれるのか。