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2021/03/07 16:13
投稿元:
将来いつ、どんな病気になるかわからない。仮に何か大病を患ったとして、治療費ってどれぐらいかかるんだろう、病気になってみないといくらかかるかわからないのかしら、指を加えて待つしかないのかしら…となんとなく悶々としていた私。
そんな不安要素をこの本は見事に晴らしてくれました。
この本を読んだ私の結論。
医療費が例えば200万円かかったとしても、高額療養費制度を使えば10〜50万程度で済むので、50万程度の病気予算を備えておく。
そして、病気系統の保険には入らず、その分貯蓄に回そうと思いました。
その他、財テクネタも多数記述があり、大変勉強になりました。
とても有益な書です。
※
●この本で学んだこと
・健康保険は原則3割負担
・自治体の独自検診は利用価値が高い。
価格もワンコイン(500円)や1000円などあり。
・納得のいく治療法を選択するためのセカンドオピニオン
30分~1時間程度、5000~1万円程度。
・高額療養費制度
自己負担限度額を超えた金額が戻ってくる制度。自己負担は年齢と収入により決まり、1~3割負担。一般的な収入(年収約370万~約770万円)の69歳以下の人の場合、総医療費が100万円なら自己負担額の上限は¥87,430。
・立て替え払いが不要な限度額適用認定証
高額療養費は、まず病院の窓口で医療費の自己負担分を支払い、あとで加入先(健康保険組合や自治体など)に申請すると、2~3カ月ほどで還付されるのが基本だが、治療が長引いたり、高額な医療費を立て替え払いするのがむずかしい人のために限度額適用認定証の制度がある。支払いが限度額を超えそうな時には事前に申請しておき、あらかじめ病院の窓口に提示すれば、高額療養費の限度額以上の医療費を支払わずにすむ。認定証は、69歳以下にのみ交付され、70歳以上は原則必要ない。
・さらに医療費がかさんだとき受けられる制度
1)世帯合算
高額療養費の自己負担限度額を計算する場合、月ごと、医療機関ごと(同じ医療機関でも医科と歯科、入院と外来は別扱い)、個人ごとの3つのルールがあるが、例外として同じ公的医療保険に加入している被保険者と被扶養者の医療費について、合計して申請できる制度
2)多数回該当
払戻しを受けた月が1年間(直近の12力月間)で3回以上となった壜台、4回目以降の限度額が、さらに引き下げられる制度。69歳以下で所得が一般(年収約370万~770万円)の人が月に100万円の医療費がかかった場合、限度額は8万7,430円なので、3回目まではこの金額を負担しなければならがいが、4回目以降は4万4,400円になるので大幅にハードルが下がる。
ただし、多数回該当は保険機関での療養に適用されるもの。そのため、会社を退職して健康保険から国民健康保険に変更した場合、多数回該当は通算されずに、リセットされてしまう。
・難病とわかったら特別な医療費助成を利用できる(難病医療費助成制度)
・まず最初に相談できるかかりつけ医を持つ。
かかりつけ医に紹介状を書いてもらえば特別料金を払う必要はない。
・確定申告で所得税が戻ってくる医療費控除
夫婦で所得の高いほうが申告すれば得。還付金は、自分が納めた所得税の範囲しか戻ってこない。住宅口ーン控除を受けて所得税がゼロになっている場台、医療費控除をしても還付金はゼロの場合もあるので留意
・医療費控除の特例であるセルフメデイケーシヨン税制
市販薬を購入した金額で控除が受けられる医療費控除の特例。従来の医療費控除とは併用できず、選択適用となっているので、どちらがオトクか確認してみる。
・メディカルローンを活用して医療費を用意する方法もある
・早期発見で医療費を節約する
進行がんに比べて早期がんのほうが再発率が低く、身体的な負担が軽いだけでなく、経済的な負担も大きく抑えることができる。
・装具などの製作や購入にも保険の補助が受けられる
コルセットや関節用装具を始めとする治療用装具や医師が必要と認めた治療用装具については、費用の全額をいったん支払いますが、支払ったことを証明して請求すれば、療養費として払い戻される。
・病例と金額
・大腸がん@内視鏡切除術
@治療2ヶ月@入院6日
医療費合計 45.9万円
自己負担額 14.2万円
・大腸がん@腹腔鏡手術
@治療2ヶ月@入院19日
医療費合計 185.2万円
自己負担額 26.4万円
・大腸がん@開腹手術
@治療2ヶ月@入院22日
医療費合計 180.7万円
自己負担額 27.8万円
・乳がん@乳房温存術と術後放射線治療
@治療3ヶ月@入院5日
医療費合計 116.7万円
自己負担額 23.5万円
・乳がん@乳房切除と同時に再建
@治療7ヶ月@入院10日
医療費合計 178万円
自己負担額 24.9万円
・脳梗塞@緊急搬送から開頭術
@治療2ヶ月@入院43日
医療費合計 359.9万円
自己負担額 40.6万円
…その他病気の記載多数あり。略
・保険料総額で比較してみるのが重要
平均寿命までの保険料を計算し、その結果保険料分を医療費に備えるお金として貯蓄する方が合理的。
●目次の記載がなかったので記します
1章 病気にかかるお金の基礎知識
01 公的医療保険制度とその種類を知ろう
・コラム75歳以上の人は全員が後期高齢者医療制度に加入
02 国民健康保険とは地域型の公的医療保険
03 勤務先を通して加入する健康保険や共済組合など
04 転職、退職、起業したとき必要な手続きなど
05 保険診療と保険外診療とは併用できない
06 先進医療は厚生労働省に認められた保険外の治療
07 国民健康保険料を払えない!そんなときは相談や手続きを
08 医療費以外の入院費用費用がかさむのは差額ベッド代
09 費用が積み重なる入院費出費は全体で把握する
10 自治体の独自検診は利用価値が高い
・コラム入院するときに知っておきたいお金以外の大切なこと
11 病院選びの考え方とセカンドオピニオンについて
・コラム受けたい治療を申請できる患者申出療養制度で選択肢が増えている
2章 病気にかかるお金の補助と節約
01 医療費は全額自分で払うわけではないが
02 医療費が高額になったら、高額療養費制度で対応
03 さらに医療費がかさんだとき受けられる制度は大きく3つ
04 国保でも負担を減らせる保険料の減免制度
05 難病とわかったら特別な医療費助成を利用
06 公的医療費助成制度は対象者や病気によって多様
07 まず最初に相談できるかかりつけ医を持つ
08 むやみにはしご受診をしないことも節約に
・コラム 病気になってもあわてずにできるだけ仕事を続けることを考える
09 時間外や夜間の診療は医療黄に加算がある
10 薬で医療費を節約するジェネリック医薬品
11 確定申告で所得税が戻ってくる医療費控除
12 医療費控除の特例であるセルフメディケーシヨン税制
13 療養中の生活費を補てんする会社員、公務員の傷病手当金
14 会社を辞めたあとに受け取る雇用保険の基本手当について
15 病気の場合でも障害が残るなら障害年金が受けられる
16 一定の障害が残ったときは障害者手帳の申請を
17 病気と介護には高額医療・高額介護合算療養費制度で
18 最先端治療を受けながら医療費を抑えられる治験
19 クレジットカード払いにしてポイントをかせぐ節約法
20 メディカルローンを活用して医療費を用意する方法
21 医療費が払えないときの生活保護と無料低額診療事業
22 海外でも安心して治療できる海外療養費制度について
23 早期発見で医療費を節約治すから防ぐ時代へ
24 装具などの製作や購入にも保険の補助が受けられる
・コラム定期健診でより健康におトクに「健康増進型保険」で保険料割引
3章 病気にかかるお金の事例
01 病気の進行によって大きな差が出る医療費
02 主治医に相談したい治療や医療費のこと
03 医療費の支払いと還付の流れいざというときのお金を復習
04 事例の見方と利用法
・大腸がんで入院して手術を受けた場合の医療費
事例A 大腸がん(内視鏡手術を受けた場合)の医療費の例
事例B 大腸がん(腹腔鏡手術を受けた場合)の医療費の例
事例C 大腸がん(開腹手術を受けた場合)の医療費の例
・胃がんで入院して手術を受けた場合の医療費
事例D 胃がん(内視鏡切除術を受けた場合)の医療費の例
事例E 胃がん(腹腔鏡手術を受けた場合)の医療費の例
事例F 胃がん(開腹手術を受けた場合)の医療費の例
・乳がんで手術を受けたり、乳房再建をした場合の医療費
事例G 乳がん(乳房温存術と術後放射線治療を受けた場合)の医療費の例
事例H 乳がん(乳房切除術を受けて同時に再建を行った場合)の医療費の例
・心筋梗塞や脳卒中などで手術を受けた場合の医療費
事例I 心筋梗塞(ステント留置術を受けた場合)の医療費の例
事例J 脳梗塞(開頭術を受けた場合)の医療費の例
事例K くも膜下出血(開頭術と脊髄ドレナージ術を受けた場合)の医療黄の例
・コラム人生100年時代に生活の質を左右す§整形外科や眼科、耳鼻科の治療について
4章 病気にかかるお金に備える
01 病気になったときにかかるお金に備える方法は
02 死亡保険につく医療特約と独自の医療保険の違い
03 基本は医療保険に加入がん保険は次の選択肢
04 家族構成で変わる医療保陣プラン会社員の医療保障
05 家族構成で変わる医療保障プラン自営業者の医療保障
06 家族構成で変わる医療保陣プラン女性に必要な医療保障
07 家族構成で変わる医療保陣プラン定年&高齢期の医療保障
08 病気にかかっても入れる緩和型医療保険について
・コラムこんなときは、保険金を受け取れない可能性がある
09 自分から申請するのが原則保険金の請求方法
10 かゆいところに手が届く新しい少額短期保険も選択肢
11 医療保険の付帯サービスはできるだけ活用したい
12 病気やけがで働けないときは就業不能保険や所得補價保険
13 病気を克服したあとは家計の立て直しに取り組む
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