すごいなぁ25歳雨野隆治
2022/10/08 23:28
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
研修医って……本当にすごい!尊敬するし、お仕事ぶりには、感動……です。主人公通称アメちゃんの出身は鹿児島、勤務先は東京牛之町ということは、鹿児島大医学部卒後、都立病院で研修した作者の体験が入っているのですね
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
実は良いところもあるんだよってエピソードを入れてるけど、
上司に当たる医者が嫌な奴ばっかりだよね。
自分がやられて嫌だったことを、そのまま研修医に対してやってる感じ。
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研修医が悩みつつ成長するお話。
患者さんごとに悩んだり、考えたり、
失敗したりしながら乗り越えていく姿に元気をもらえました。
私も新人だから、いろいろと重なる部分もあって、頑張るぞーって思いました。
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飾らない文章が医師としての誠実さを表していると思う。泣いてもいいんじゃない?こんな先生ばかりだと素晴らしい。
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研修医だけに経験等が足りずに、涙するような場面に出くわすことは多々あるでしょう。
そのリアルな感じがとても人間らしい部分が伝わってくるし、研修医とはいえ患者さんから言わせるとお医者さんの一人であるのは確かに変わらない中での対応などすごく読むとそうだよなーというのが感じれて学びになります。
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医師という仕事の重さ、人間の優しさ、弱さをスッと感じられる作品でした。
不器用でひとつひとつの壁に当たりながらも実直に努力している主人公に好感を持つのと同時に危うさを感じ、最後まであっと言う間に読み終えました。
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ずっしりと重みのある内容でした。
今まで読んだ、お医者さん系とはちょっと違うなって思いました。
作家さん、現役のお医者さんだし。
だから、書けた作品なんだなぁと納得。
お医者さんって、ほんと日々大変なんだなと思いました。
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以前に、雑誌の連載を読んでいて、とても気になっていたお医者さんが書いた小説ということで、とても楽しみにしていました。初めは少し読みにくく感じましたが、読んでいくにつれ、硬さが取れたように流れが良くなって、物語に引き込まれていました。本当に面白かった。
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Amazon急上昇で注目!
ガムシャラに命と向き合い成長していく姿を、 現役外科医が圧倒的なリアリティで描く物語。
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大学を卒業したばかりである新人医師ーー雨野隆治の、研修医としての新たな日々を描いた医療小説。医師免許を持っているとはいえ、社会人なりたては、学生に毛のはえたようなもの。困惑することも多い日々。実務でつかわれるカタカナの専門用語なんて当然わからない。それより、なにより、相手にするのは、教科書に載ってる症例などではなく、生きて血の通った人間、患者さんであり、そして雨野は研修医であっても医者である。ひとつのミスが、命という、いちど失われては取り戻せないものに直結してしまう。「ミスして仕事を覚えて、成長していけばいい」なんてことが許されない厳しい職域。そのなかで、雨野先生は、一生懸命、日々に向き合っていく。初めての手術、初めてのBSC、初めての御身取り、それから、初めての患者が無事回復しての退院。病院というのは、医師も患者も文字どおり、「命」をかけてたたかっている場所なのだと思った。続きもあるそうなのでぜひ読みたい。
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【泣くな研修医】
最近まで身近なひとの「死」を経験してこなかった自分にとって祖母が亡くなったときの悲しみは忘れられない。
怖かったのかもしれない。
目を背けたかったのかもしれない。
いのちを救いたいと目指した医師が
目の前で儚くも消えるいのちを受け入れなければならない無力感。
きっと自分が経験すると分かっていても言葉にならない悲しみ、苦しみを隆治という主人公の心で体感しました。
医師でありながらたくさんのもどかしさを感じるであろう研修医時代に思いを巡らせながらも、その中で出会う患者さんやその周りの人の笑顔のために今を精一杯頑張ろうと背中を押してくれた温かい一冊。
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泣くな研修医
同じ医療従事者なので、場面がほんとに浮かぶからとても面白い。主人公の雨野くんが幼い頃に兄を亡くしてから医師を目指しているっていう背景から、この主人公は本当に人を救いたくて医者になったんだな。。とつくづく感じた。一人ひとりの患者に真摯に向き合い、できないながらも誠実であろうとしていて、その姿勢に心を打たれた。私はひとりひとりの患者さんにここまで向き合えてたかな…?こんな熱い思いもてていたかな。。。と自分が少し恥ずかしくなった。後期研修医の佐藤の言葉「医者はね、ミスすると患者を殺す仕事なの。それも、一度のミスで…」「学生気分なら、辞めな。私も岩井先生も命懸けなんだ。医者が命懸けでやらなきゃ患者さんは助からない。」がとても印象的だった。そして医療従事者はこうあるべきではないかと痛感した。まぁいっか、どうにかなるっしょは通用しない世界。気を引き締めて、明日からもがんばろうと思えた。がんばろう。
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研修医になりたての主人公は素人に近く、色々と分かりやすい表現。鹿児島出身という設定なので、懐かしい。
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読み終わってから著者が現役の外科医だったことに気づいた。最初から重体の子供が救急搬送されてくる場面から始まり、実際に目の当たりにしたら卒倒してしまう様な容態が良くある日常の風景と思わせる様な軽いタッチで描かれていた理由が納得できた。
登場する医師達も命と向き合う日常が故に、患者の家族の深刻さとは対照的に冷静で粛々と応対をするプロの振る舞いが読み取れた。当事者でなければ出来ない表現だと思う。
ムンテラは辛い仕事だ。他にも幾つもの専門用語の略語が登場した。少しでも短時間の会話で多くの情報伝達をしたいと考える緊迫感が伝わってきた。
今のコロナ禍の病院では、医師達はずっとこんな毎日が繰り返されているのであろう。たかが自分ひとりが感染しない努力をしても、されど自分ひとりが無事でいることは大事だと思う。
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医師である前に人であることを前提とした,医師と患者およびその家族の関わり様を,その中間点たる存在の研修医として描く.描くことで,自らの思い描く理想論を明文化しようとする試みなのだと強く感じる.