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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作は、未読だったのですけど……ドラマはよかったし、まぁ読んでみるか……くらいの軽い気持ちで読み始めました。ドラマで、あらすじは、ほぼ知っていましたが、原作は……やはり…………。
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何となく結末は分かってしまったけど、なかなかおもしろかった。ただ、過去と現在が頻繁に入れ替わって、これはドラマを見てないとこんがらがりそう。
湊かなえの文庫化された作品はすべて読んでるけど、ここまで切ないのは他になかった気がする。西崎がかわいそう。シャーペン4回カチカチの意味が分かった時、泣けた。。
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楽しみにしていた文庫化!
なんだか色々疑問にも思うのだけど、Nとはと考えると、なるほどなーと。
ある意味恋愛小説なんだなと実感
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2018/1/20 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2023/10/5〜10/7
高級マンションの一室で起こった夫婦二人の殺人事件。その事件に関わる全員がNのイニシャルを持つ登場人物の視点から描き出される事件の真実。多視点から見た立体的に浮かび上がる真実とは。
切ない話であった。
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『Nのために』というタイトルから、Nとは誰なのか?を探っていく話だと思いきや、全員のイニシャルがNであり、それぞれがそれぞれのNのために献身的な嘘をつき、故意に言わなかった証言があった。
探すとすれば、このNの矢印はどのNに向いているのか?だった。
スポットが当たった人物の目を通して見た事実を重ねていくと、事件の真相がわかる。
暴力や虐待精神が壊れた人との付き合い方など、うっとなる描写は多々あるが、本をパタンと閉じたその時に『あれ?テーマは【愛】だったのか?』と思ってしまう。
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それぞれのNのための純愛が描かれているようで、実は自分のものさしでしか他人をはかれない人たちの自己満足の愛の形が招いた悲劇の物語にも思えました。
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湊かなえというと、真梨幸子や沼田まほかると同じくイヤミスに分類される作品が多いが、本作ではやや作風が異なる。
登場人物がそれぞれの視点から証言を積み重ねて行く構成は他作品とも共通しているが、それらが人間の悪意や保身を目的とした証言ではなく、言うなれば『いい話』系。こういうのも書くんだ、と新たな印象を持った。
単行本の版元は東京創元社だったが、文庫は双葉社。てっきり創元推理文庫から出ると思っていた……。
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様々な視点から語られるストーリー。ゴシップもそうだが、視点が異なることで想いも変わるが、結果は一つ。
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以前読んだことのある作品に比べて、全然イヤミスじゃなかった。
これは、1回読んだだけじゃ分かりにくいけど、もう一回読むかどうかはビミョー。
ひとまず、ドラマを観てみようと思います。
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お金持ち夫婦が亡くなる話。
真実も嘘も主観と客観で変わってくるってことなのか。
切なさとは何か違う気がするけどな。
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201408/湊かなえらしいようならしくないような。読後感がすっきりしない…。それぞれがそれぞれのNのために。ここまでできないので共感しにくいけど、哀しい話。
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誰かが誰かのために行動を起こすとき、それが相手のことを思っての善意だとしても不幸な結果になることがある。人の心というのは複雑なもので、「言わなくてもわかる」ということがあるかと思えば「言われないとわからないと」いうこともある。
素直に自分の気持ちを伝えることができればこういう行き違いはなくなるのだろうが、言いたいけど言えなかったり、言わない方が良いだろうと遠慮することは多々あることだ。
元来日本には「言わぬが花」という言葉や「雄弁は銀、沈黙は金」という言葉があるように、とかく「思ったことをストレートに言わないことの美学」のようなものがある。それは学校でも会社でも同じで、思ったことを素直に口にする人には案外疎まれたりする。
「遠回しに話をして相手に察してもらう」というのが日本的な会話方法だったりするが、それが出来ない人を「空気が読めない」とか「天然だ」というように簡単に片付けちしまうのはいかがなものだろうか。
逆に、思ったことや感じたことをまっすぐに伝えてまっすぐに受けとることが出来るような間柄になれば、その関係性は非常に強いものになるのかもしれない。
湊かなえさんの「Nのために (双葉文庫)」に登場する人物は、誰も彼も相手のことを慮って(おもんばかって)行動し発言する。そのことが謎をさらに深めていくことになるのだが、小説の中だけではなく現実にもこういったことはあり得ることだ。
湊かなえさんの書かれる小説は女性を主人公としたものが多く、どの物語でも人の心の奥深くまで入り込むような一種の哀しさと切なさを感じる。この物語でも人の心の奥深くまで入り込んでいて、二転三転する意外な事実がそこに畳み込むように被さってくる。
物語の進行は章ごとに主体となる人物が変わっていき、それぞれの立場でひとつの事件を追いかけて行くことで進んでいくが、それぞれの立場で事件を描いて行くことで徐々に謎が解けていく。
人それぞれ、人生それぞれだが、人が人と知り合うことで自分では思いもしなかった方向に人生が転がって行く。そんな恐さや哀しさをも感じる一冊だった。
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Nだらけで混乱しました。結局、最後までどれが真実なのか??分からないまま?再読必要かも・・・。ドラマ化される様なので、映像で見ればより分かりやすくなるかなぁ。でも映像化不向きな気がします。
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登場人物のイニシャルに、みんなNがついています。
文中の『灼熱バード』という短編のお話しがすごくいい。登場人物の一人で、作家志望の西崎真人が書いたという設定です。その後の展開にとても効果的に関わっていきます。
10月にドラマ化されるそうです。安藤望に関しては原作を先に読んだ方が良いと思います。理由は読んでのお楽しみ!
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2019.02.16読了
途中退場が嫌なので、必死にページをめくってやっとの思いで読了した。時間の無駄、金の無駄。
読み始めから、なんとなく嫌な予感。ツマラナイ兆候。
そしてやっぱり。
とにかく支離滅裂。何を主張したいのか全く伝わってこない。
虐待は愛ではないと言いたいのか?
だったら、湊かなえ氏に「きみはいい子」/中脇初枝(著)
を読んでみることをオススメしたい。
直球でガツンと伝わってくる作品だ!
しっかし、この作品、湊かなえ著であることが悲しい。
リバースもとんでもなくつまらなかった。
こんなことでいいんですか?湊かなえ先生。。。
東野圭吾氏といい、湊かなえ氏といい、好きな作家さんだったのに、外さない作家さんだったのに、最近駄作が増えてきていませんか?どうか考え直して、数を撃つのではなく、バツグンの作品一発お願いします。