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最初は面白かった。異世界トリップした主人公が持ち前のハーブの知識を生かし薬師として生活しているくだりは良かった。人に認められ、攻にも好意を持たれるに相応しい主人公だなと素直に思えた。
けれど、王宮に迎えられると愛され要素が強くなり、精霊にも愛される無敵な存在になり、まるっと何もかもを解決してしまうと、途端に色あせてしまった。
なんだかな…夕映さんの作品の良さはキャラの行動や知識に裏打ちされたリアリティさだと思うので、こういった非現実的な設定は向かないと感じてしまう。
夕映さんのファンタジーは自分には合わないかもしれない。
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守護精霊をもつ人々の居る世界に迷い混んだナギと死の精霊を守護にもつ王弟グウィンの相手を想い会う優しく暖かいお話
二人の清らかで平和と人を愛し、伴侶を愛する姿が美しく、穏やかな気分になりました
グウィンの愛するが故の苦悩をナギが受け止め乗り越える所など、お互いが相手と生きる覚悟だったり、自分で答えを見つける所などが甘々な中のスパイスで良かったです。
浮世離れした母を持つナギは、もしかしたら元々こちらの人なのでは?なんて妄想が楽しかったです。
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元々持っていたハーブの知識を活かして異世界で暮らすナギ。穏やかに暮らしていたナギだけど、グウィンと一緒にいるのを見ていて、自分の居場所を探していたのかも。と感じた。それはグウィンも同じかもしれないけれど。異世界から来たナギと、精霊が理由で恐れられているグウィン。理由は違うけれど孤独を抱えている2人が、お互いになくてはならない存在になっていくのが感じられて、嬉しくなった。
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異世界にきて田舎で元々のハーブの知識使って薬師やってた序盤が一番楽しかった。家と畑捨てるのだいぶもったいない。あとは受けが即王弟のこと信頼してて、その辺もったいぶってほしかった。さくっとくっついていつのまにかセックスしてるし。序盤の薬師と謎の客の関係が一番よかった