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好きな作家さんが入っていたので読んだ。
やはり、瀬尾さんの技はほっこりぞくぞくする。
柚木さんも最近好きな作家さん。同世代だから?
そうそうと共感、主人公と一緒になれるところが良かった。
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★かなしい食べもの
つらいとき、底に沈んでいってしまわないように、自分の手を掴んでくれた人。
その人が作ってくれた料理を、今も定期的に食べなければ落ち着かない女。
もうつらいことは過ぎているのに、落ち込むといつまでも同じ方法に縋る。
そうすることで、自分を安心させているのだ。
でも、そうやっていつまでも一人で膝を抱えているなんて、悲しすぎる。
今ある周囲との関わりを、自ら断ってしまっていることに、気づいているだろうか。
すぐに止めろとは言わないけれど、少しずつ減らしていこうよ。
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神様たちのいるところ、は江國香織と辻仁成の冷静と情熱のあいだを思い出す部分が。
運命の湯は面白かった。
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自分の求めるたった一人の人はこの世のどこかにいるはず!
をテーマにした女性作家6人のアンソロジー。
やっぱり 心にゆっくり染みわたる優しい 瀬尾まいこさんの作品が よかったです。
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「かなしい食べ物」と「運命の湯」は、個人的に好きな作風でした。
読んでいて、ハッとなったのは、「残業バケーション」という話。
自分も、面倒くさがったり、周りになんて思われるかという事を気にして、自分から、誰かや何かと繋がることを放棄してしまうような所があるから、種田君の言葉は心に残った。
自分でも気付かない内に、周りに壁を作ってしまってるのに、自分ではそんなつもりがないから、周りに遠ざけられてる気がして、悪い方、悪い方にばかり、考えてしまう・・・。
初めの一歩は、誰だって怖い。でも、その一歩を踏み出すからこそ、道が見えてくる。
待っていても何も変わらないし、始まらない。
自分から、アクションを起こしてみることも大切なんだと教えてもらった話でした。
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「神様たちのいるところ」飛鳥井千砂
10年間に交わした元彼との約束のためアテネへ向かう
「かなしい食べもの」彩瀬まる
枝豆チーズパン
「運命の湯」瀬尾まいこ
ロミオとジュリエット
「インドはむりめ」南綾子
30才独身女4人+独身男1人
「残業バケーション」柚木麻子
九十年代ドラマ研究所
しかし何で妙齢(過ぎてるか?)の独身女は煙草+不倫女ばっかりなの?
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神様たちのいるところ ★★★
良い意味で裏切られて嬉しかった。
かなしい食べもの ★★★★★
一段落が長く感じて少し読みにくかった。
けど、お話的にはすごくすき。
運命の湯 ★★
銭湯に行きたくなりました。
宇田川のマリア ★★
西さんの作品は、「サラバ!」しか読んでないからわからないけど、西さん作品に出てくる女の人は面白いなぁ。
インドはむりめ ★
うーん、って感じ。全部中途半端に終わった。
タイトルが弱い気がする。
残業バケーション ★★★★★
よかった〜。心がほっこりしたし、
ラストに近づくたびにきゅんきゅんした。
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知ってる作家さん、好きな作家さんがいたので思わず買っちゃった。そして1日で読破しました。1番好きな話は柚木さんの『残業バケーション』かな。最後に主人公と種田くんの距離がぐっと近くなったところにきゅんとした。「僕」から「俺」に変わる小さな変化に弱い。笑 全体的に恋愛恋愛してなくてよかったかも。どの話も運命の人を探して、まだその途中にいる感じ。短編だからしっかりとは終わらない。けど、まだ話は続いていくみたいな終わり方が良い。良き読書時間でした❀
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お気に入りの作家、飛鳥井さんと柚木さんの作品が読みたくて購入。目当ての二人の作品は安心の面白さ。彩瀬さんと瀬尾さんのもよかった。運命の人、ていうとつい恋愛関係かと思っちゃうけど、それだけじゃないですよね。
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最初にこの本を見た時に、いろんな作者さんがいろんな恋愛小説を描くんだろうなと勝手に思っていました。
でも、この本を読んでいくにつれて、運命って恋愛に限らないんだなって思いました。
いろんな人との出会い自体が運命なのかもしれないなぁと思いました。
人との出会いを大切にしたいと思いました。
私は特に、「神様たちのいるところ」「かなしい食べ物」「残業バケーション」がすきでした。
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それぞれの作家さんの作品が面白くない訳じゃないですが、このタイトルと表紙から想像するお話とは違う方向の話が多かった。
綾瀬さんと、南さんの文章は好みですけどね。
タイトルや表紙とフィットするのは、最後の柚木さんの作品くらいしかなかったなあ……。
同期ふたりのやり取りに、にやにやできました。
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神様たちのいるところ/飛鳥井千砂
かなしい食べもの/彩瀬まる
運命の湯/瀬尾まいこ
宇田川のマリア/西加奈子
インドはむりめ/南綾子
残業バケーション/柚木麻子
読後一番の感想は、「恋愛アンソロジーじゃないやん!」です。運命は恋愛だけじゃない。
好きなのは【運命の湯】
おもしろかったのは【神様たちのいるところ】
意表をついたのは【宇田川のマリア】
彩瀬まるは、もっといろんな話を読んでみたい。
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キュンとするのかな?と思いながら読んでしまったため、ちょっと物足りない気分です。
短編で作者がそれぞれ違うので、色んな雰囲気を楽しめて良かったです。
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西さんより前の短編で、そういう感じかーって読んでたら。西さん! 飛ばしてんなあ。運命の人はどこですか⁈って感じ。他のも悪くないのに、この本の1番を西さんがかっさらっていった。
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キュンキュンとした甘めの話が多い印象だと思ったが、そうではなく、恋愛に留まらない様々な出会いの形、大人の恋愛もあり、様々な視点から物語を楽しめた。男女の視線から感じる思い、運命を感じた瞬間、乙女心が疼くといった、恋をするということを体感する。良かったのは瀬尾まいこさんの話。銭湯に通う女子大生と銭湯のマスターのおじいさんとのエピソード、二人がロミオとジュリエットの名前だという奇遇は思わぬ発見だという驚きも感じる。飛鳥井千砂さんの話は現実的だが、キュンとくるものがあり、運命に疼く心情が描かれていて良い。