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コロナがあってもなくても
暮らしは続くよ何処までも。
好きな面白い表現が沢山あった。
おいしい三色パン御馳走様でしたm(_ _)m
そして漢字凄い(^-^
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さくっと読めてふんわり考えるほんの少し前の私たちそれぞれのこと。
編集者、翻訳者、校正者のコロナの最中に感じることと思うことの書簡をまとめた本。
少し前のことって、案外思い出せない気がする。
それは思い出として醸されるのに十分な時間が経っていないからなのか、思い出すにはしんどいことだからなのか…多分その両方なのではないかと思う。
ほぼ一年になる、このいつもと違う時間を生きている私たちそれぞれが感じることにフタをせず、しんどくない程度に考えてできるだけ自分に機嫌よくすごしていくことは、これからしばらく続いていくかもしれない同じような日々をつらさで隠滅してしまわないためにも大事にしなきゃなと、思う。
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書店でふと目に留まり購入、その日のうちに読了した。本、に関わるお仕事をされているお三方の交換日記、というところに惹かれた。皆さんの視点、言葉の選び方がさすが。私も、いまの状況をもっと俯瞰して見られるようにしないとなあ、と思った…。一番心に残っているのは、やはりシチューのくだり。楽しい読書だった。
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女性3人のリレー日記に自分まで参加させてもらっているような距離感で読んだ。リアルタイムで読んでいたらもっと力づけられたかも。今も第2波が来たのか終わったのか終わってないのか、自粛の加減も人それぞれで、ますます逆に孤独な感じになっているのだけれど、でも、そんな生活にも慣れてきて、何がなんだかわからない毎日。お三方はどのようにお過ごしなのだろうか。
"人生って、年を重ねれば重ねるほど、うまくいかないことのほうが多いと思いませんか。若い頃は楽勝だと思っていた人生、ぜんぜん楽勝モードじゃないですよね?こんなはずじゃなかったのに。
それではどうすればいいのか?
たぶん、いろいろな荷物を抱えたまま歩いていくしかないと、私自身は思っています。いままで大丈夫だったのだから、きっとこの先も大丈夫だという思い込みでいいんじゃないでしょうか。次々とやってくる問題を、ひょいっと避けて知らん顔して生きたって、たぶん誰にも迷惑はかけていないのではと最近は思っています。
もちろん、頭の中にはいつも「自分が潰れない」というキーワードを置いておこうと思います。
村井理子 "
78ページ
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『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』で日記を寄せていた校正者の牟田都子さんの書かれていることに、親近感を持つことがあって、気になって手にした本。
私も同じように悩んだり、考えたなぁと思うことのオンパレードで、いろいろなところで、いろいろな人が本当にいろいろ悩み考えていたんだなぁという当たり前のことを、改めてしみじみ噛みしめながら読んだ。
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エッセイ、好きです。内容にもよるけれど。
同じ想いの人を見つけてホッとしたり、違う考えの人を見つけて感心したり衝撃を受けたり。
この本でもコロナ禍でモヤモヤごちゃごちゃしてた気持ちを少し整理できた気がしました。
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2020年は新型コロナウィルスが世界を変えた年。
感染者の数や医療体制、政府の対応などはニュースになり、記録として残るわけだけど、では、その渦中で過ごした人のことは?
この本は、物書きを生業としている三人が、コロナ禍の自粛生活の中で始めた交換日記です。
こんな状況でどう過ごすべきか。答えや正解はなく、日々の気づきや考えたことだけがモヤモヤと綴られる。
あるのは、こうやって生きていこう、という決意みたいなものと、でもなぁ、、、という迷い。
そんな想いへの共感が実は、こころの慰めになるのではないか。ではいっちょ私もやってみるか、というきっかけになったり、まあ少しこのまま休んでもいいか、というダメな自分をも肯定したり。こういう呟きも書き留められることで何かのヨスガになったり、未来の誰かに時代の気分を伝えたりするんだろう。
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コロナ第一波(2020.4〜6)の頃の女三人の交換日記。今年のことなのに、もう随分昔のように感じる。読み終わった今現在(2020.12)は第三波ど真ん中。東京の感染者数は1000人/日に迫る勢い。大きな括りで語られがちな社会状況を、個々人の生活、視点や想いから綴られる。いままで忘れてたことや蓋を閉じていたことが、目の前に。そう、そうだった。読み進むうちに涙が止まらなくなって、その理由も不明で。非常事態宣言中、出勤して業務を進めたことや、取り分け本を取り巻く状況や、いろいろ溢れ出してきてしまった。先が見えない不安や諦めや、どこかあっけらかんとしたそのうち何とかなるだろう感や。社会の一員の前に、誰もが一人の生活者なんだよな。つらい。
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兵庫に住むライターの青山ゆみこさん、東京に住む校正者の牟田郁子さん、翻訳者の村井理子さんの女三人コロナ渦リレー日記。
コロナ渦でのそれぞれの思い。
当たり前かもしれないけど、人類の未曾有の危機の中でも、生きているものは、それぞれの生活が続き、人生も続いてゆく。
悩みがあり、不安があり、喜びがあり、別れもある。
その中でこうやって適度な距離感を保ちながら、胸のうちを
吐露しあえる関係の人がいるというのは、心強いだろうと思う。
特にコロナ渦、最初の緊急事態宣言でのとらえどころのない不安を的確な言葉で書き著されていたのが印象に残った。
青山さんは「『わたし』である前に『わたしたち』でいなきゃいけないような『圧』が強くて、自分の頭と身体がうまく使えないような。」
牟田さんは「個々人のいろんな『苦しさ』が巨大な掃除機みたいなものに、ぎゅいーんと吸い上げられて、紙パックの中で、くるくる回転しているうちに、もやもやとした灰色の『みんなの苦しさ』に、いつのまにか変換されてしまう」
村井さんは「考えれば考えるほど、いま、この状況を目撃している私は、何をしたらいいのか、なぜこんなことになったのか、なぜこの時代に生きているのか、考えずに入られない」
でも、この最中でもペットの動物達は生きるべくして生きていて、村井さんの双子の息子さん達の食欲は旺盛。偉大だ。
青山さんは『ほんのちょっと当事者』村井さんは『兄の終い』の方。牟田さんは、はじめましてだったのですが、若松英輔さんのエッセイ『悲しみの秘義』に関わった方だそうだ。
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内容紹介 (Amazonより)
神戸在住のライター・ 青山ゆみこ、
東京で働く校正者・ 牟田都子、
琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家・ 村井理子。
いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変。
さあ、たいへん。めっちゃ辛い。
——そうだ、交換日記をやろう。きっとみんな、同じ気持ちを抱えているだろうから。
仕事、急に増えた家事、家族やペットのこと、必死で探したほっとする時間。
人生を揺るがす出来事を前に、戸惑い、恐れ、苦しむ。
でも、おいしいものを食べて、みんなで話せば何とかやっていけるかも。
日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。
不安だらけだけど、おしゃべりしてひと息入れよ?
このコロナ禍であまり深刻になり過ぎず 気軽に読めて共感出来る。
この1年間を振り返りながら読みました。
楽しみにしていたコンサートや 舞台鑑賞が出来なくなったのはとても残念でしかたなかったです。
幸い仕事には影響なく 今のところ過ごしていますが いつまで続くのやら...
買い物は週1で主人に運転を頼み大量買い 外食はもう1年以上していません。たまにお持ち帰りくらいです。
まぁ、どちらかというとインドア派なので たまに行く旅行が行けないのは寂しいですが 読書、映画、ドラマ三昧の毎日を送っています。
おかげでだいぶ視力が低下してしまった...
深刻に考えてもなるようにしかならないので ボチボチやっていきたいと思っています。
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ライター、校正者、翻訳家の女性3人の交換日記。コロナ禍での日常を切り取った本が出るほどコロナ禍になって久しいと実感させられる。
NDC 914.6
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コロナ第1波の自粛生活のモヤモヤを3人の女性がリレー形式でつづっている。
あとがきが2020年6月ということで、長い休校期間が終わり、日常が戻りつつあるような終わりになっているが、2021年9月に読むと、あのときはまだ甘かったなあという気持ち。
コロナ関連のものは、数年経ってからがいいかな。
青山さんの焼きそばレシピはぜひ試したい。
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ライター、校正者、翻訳家のコロナ禍交換日記。
前代未聞の状況下、モヤモヤを吐き出してカタチにすれば、なんだかふわっと救われるような…
脅威のウイルスに負けない、心ふくらむパン酵母のようなパワーをふんわりくれる本⚘⚘⚘
青山さんの焼きそばは何度も何度も作っていますᵕ̈*
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コロナ禍の初期の話。あの時、皆我慢と不安の中で生きていたんだなと思い出させてくれた(今も修まってはいないが)。 女の人は逞しいな。男はどう足掻いてもいずれは疎まれるんだな(笑)
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コロナ禍に自粛要請が続くとも、入院加療が必要な家族がいて、老いたペットがいて、休校の子どもに食事を提供し、本屋・図書館が閉まって資料本が簡単には手に入らないが、仕事は来る。それぞれに自粛出来ることと不要不急の事情は異なる。こういう話をしていかないと、この先しようとすることをコロナ禍だからと諦めたことが頑張ったことになるように思えてきました。