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秘密の持つ魔力が好きなら秘密を暴こうとしては野暮だなぁ。けど暴きたくなる知りたくなるのも「秘密」の持つ力か。
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乙女の本棚シリーズ♪
谷崎潤一郎さん×マツオヒロミさん
読んでみたかった谷崎潤一郎さん。
こういう感じの文章を書かれる方だったんですね〜!
うわ〜読みにク、、、( ̄b ̄)シーッ!
難しい漢字がたくさん出てきたりして、なかなか勉強になりました笑笑
読みにくさはあったけど、なんとも色気を感じる様な美しさのある文章と、マツオさんの妖艶で美しい装画がほんと絶妙にマッチしてて、めちゃくちゃ良かった〜!!
でも正直、この装画がなかったら初谷崎さん、ここまで楽しめなかったと思う。
日常に飽きてしまい刺激を求める男。
そんな男が見つけた「秘密」。
「秘密」というのは、秘密であるからこそ想像を掻き立てさせられ、心騒ぐもの。
暴かれてしまうと、途端に夢から醒めてしまう。
でも秘密と言われると絶対探りたくなるよな〜笑
欲に底なし。それが人間の性かな。
この男はこれからも夢から醒めるたびにずっと、次の刺激を探すんだろう。
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谷崎潤一郎。初めて読みました。
乙女の本棚シリーズは古典のハードルを下げてくれて、とても読み易いし、絵もとても美しくてスーッと入ってきました。
物語の世界に迷い込めます。
全部読んでみようかな?
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本棚フォローさせて頂いてる数名の方が取り上げていた乙女の本棚シリーズ。図書館で見かけてから私も気になっていたので手に取ってみました。
イラストと気になる作品掛け合わせで手に取った1冊目がこれ。
作品の雰囲気を増長させるイラスト、耽美的な作品にお似合いのイラストで、嗚呼ウツクシイ。
読ませるところとイラストで見せるところの緩急がすごく良い。
耽美的で荒廃的なクズ野郎。イラストが美しすぎて惑わされるが、主人公は近寄るな危険クズ野郎、です。近代文学ってこういうヤバいやつ多いから苦手なんだけど、ビジュがいいと騙されますねw
近代文学が身近に感じられて手に取りやすいシリーズでおすすめです。
2023.12.10
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明くる日の晩は素晴らしい大雨であった。
はい、18おネエでございますよ
潤一郎さんです
幼なじみに潤一郎って名前のやつがいるんですね
もちろん谷崎潤一郎からとったんですがね
幼心に(・д・)チッて思ってました
我が子にに潤一郎って名付ける親…なんかいけ好かない
もういいとこの子じゃん!
実際いいとこの子だったし!
あ、でも結果本人も親もいい感じの人たちでした
遊びに行くと普通にクッキーと紅茶が出てきました
間違えました紅茶じゃなくてお紅茶です
まぁそれはそれとして谷崎潤一郎です
ワタクシもあれですよ
さすがに18おネエともなるとだいぶ慣れてきました
このまだるっこしい感じ
いや、わかっとるわ!
文体がどうのこうのって分かって言ってるわ!
でもいいのです
別に学者先生でもなんでもなおですからね
まだるっこしいでいいんです
そして慣れてはきたが、さほど美しい文体とも思いませんでした
まだまだですね
奇っ怪な文体とは思いました
潤一郎、自由やな
潤一郎めっちゃ自由やな
なんていうかこう「お紅茶」のようなお話しでした(伝わるか!)
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乙女の本棚シリーズ初読み。
思ったよりイラスト数が多かったが、文字だけのページでは改行が少ないので少し読みにくい。また、背景が真っ赤なページも読みにくい。
イラストは妖艶で美しくて期待通りだった。
表紙の男も艶っぽく、美男だからこそ口紅を塗る様も色目かしく、もっと見たくなる。
"秘密"を求めたくなる気持ちも共感でき、"秘密"があるからこそ魅力的に感じる女、秘密がなくなった途端に終わり。
〜私の心はだんだん"秘密"などと云う手ぬるい淡い快感に満足しなくなって、もッと色彩の濃い、血だらけな歓楽を求めるように傾いて行った。
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話が進む事に「秘密」が指す事柄がどんどん変わっていって、読んでいて鳥肌が立った。非常に巧みな文才に加え、イラストもとても綺麗なので、この世界観にあっという間に引き込まれた。また読みたい…。
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谷崎潤一郎初読み。
秘密を抱えたままなら美しく見えるのに、秘密がなくなればそうでもなくなる。なんともいえぬ。イラストがとても綺麗でどちらかと言えばイラストばかり見てしまった。
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マツオヒロミの絵が好きで評価高め。もう少し絵が欲しかった。男の女装や仕草もみたかったなぁ。
秘密は解明すると媚薬ではなくなり朝の顔が疲れて?見えて感情がなくなる。女はそれを知っていて目隠しで素性を知れないように永く恋愛が続くようにしていた。悲しい話だなぁ。
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谷崎潤一郎文学忌、谷崎忌
1911年の作品
去年も文庫でレビューしてましたね
また読んでしまいました
男は気まぐれな考えから 今までの生活から離れて人生のかくれんぼ
秘密の遊戯の数々
嘘と秘密に見る儚い夢
「男」を秘密にして優雅で古風な女として街に出る
木原音瀬さんで似たようなシチュがありましたね
昔 秘密の関係を持った女に出会う
その妖しさに男は男に戻る
目隠しで秘密にされた女の在りか
その秘密を暴いてしまった男
そこにすでに甘美はない
マツオヒロミさんとのコラボ
このコラボは、とっても良い
美しく妖しく欲情的
アレステッド アット ラスト
見つけたわよ て感じかしら
転じて 逃がさないわよ とかどうだろう
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谷崎潤一郎の『秘密』が、『百貨店ワルツ』などで知られる大人気イラストレーター・マツオヒロミによって、鮮やかに描かれる。