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プロローグ
第一章 予言者
第ニ章 黒蛇
第三章 使徒
第四章 悪魔
エピローグ
天海志津香はまだ理解できるけれど、阿久津刑事は謎の言動が多くてよくわからない。章ごとに語られる事の時間軸を読み取るのが難しい。真犯人が誰で、その後どうなったかは分かったけれど、若干消化不良。
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これまでの神永作品同様、特殊能力のヒーローに読者目線のヒロインが紡ぐ物語。登場人物の視点をうまく切り替えながら事件の真相に迫っていく展開は他の作品同様で、飽きることも間延びすることもなく、読み始めてから最後まで一気に読んでしまった。個人的には無難なラストだなと思ったけど、このラストの評価がこの作品の評価になるんだろうな… という感じ。
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終わり間際の展開が意外だった。こうなるかー!て思った。この後の展開、どうなるんだろう。つづきが楽しみな一冊でした。
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〈悪魔〉と呼ばれる連続猟奇殺人犯と、それを追う主人公の刑事、そしてミステリアスな相棒。
殺人犯はもちろん悪魔的だけど、事件を取り巻く人々もそれぞれ違う悪魔的部分を持っていて、目まぐるしくストーリーが進展していく。
続きが気になって読み出したら止まらない本でした!
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読み終え、あー楽しかった、と言う感じ。
時間作って一日で一気読みしたかった。
途中非現実的な展開に、これから尻つぼみかと思ったがそんなは事なく最後まで楽しませてもらった。
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ストーリーに飲み込まれるように、読むことに没頭してしまった。
違う視点からの違う時間軸の話を追いながら、少しずつパズルのピースが集まり、埋まっていっていることは分かるのに、大切な真実が手のひらをすり抜けていくような感覚があり、同僚の阿久津の掴めない心もあいまって、天海を通してもどかしさが伝わってきた。
そして悪魔の正体……。この本にはたくさんの悪魔がいる。本当の悪魔は誰だったのか、そして私の心にも悪魔が潜んでいるのだろうかと考えさせられた。
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連続殺人事件を追う特殊犯罪捜査室の阿久津と天海。一見無関係に思える被害者たち、隠された共通点に気がつくのはその秘密を知る者達。四百ページを超える長さなのに一気に読んでしまう面白さでした。
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やっぱり神永学はおもしろい!
時間を忘れて最後まで読んだ
早く続き〜!!!!!
主人公に少し影があるところが惹かれるんだよね!
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すごい展開に最後は一気読み!
初めの方で何人かの別視点で物語が進み、段々と人物が交差していく様はさすが。
この人が犯人かと思えば、違う事実がでてきてやっぱりこっちが犯人かと思ったり。
しかも思わぬ過去にも関連してきて…
想像以上に闇が深い事件だった。
最後の怒涛の展開にはまさかと思ってびっくり。
この結末からの続編とは、どんな話になるのか…次巻も読みたい。
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最初は様々なキャラクターの視点で物語が進み、最後にはすべて繋がる流れにグイグイと世界観に飲み込まれました。後半のえ?という想定外の展開にドキドキとワクワクが止まりませんでした。
『美しい』とは?『悪魔』とは?
最後は考えさせられる部分もありながら、読み終わってあー面白かった。という気持ちになりました。
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麻見和志「殺人分析班」シリーズや、河合莞爾「ダンデライオン」を連想させる猟奇的な現場。
そんな猟奇殺人犯と相対するのは、米国で犯罪心理を学んだ天海と、なにやら超常的なスキルを持っていそうな阿久津。
冷静な犯人に対して、主人公たちがどのように立ち向かっていくのか。また、犯人と天海が過去に何かしらの繋がりがありそうだったり、警察上層部と犯人にコネがあるあるなど、面白くなりそうな要素がちらほら。
ですが読後の印象としては、期待値が高すぎたかなぁ、という感があります。
まず、阿久津の能力が高すぎるので、犯人にも同等の能力がないと主人公側が有利すぎるように感じられたこと。
また、犯人と警察上層部との繋がりは、それを補って理不尽なまでに主人公たちを不利な状況に追い込められる可能性のある設定だと思うのですが、そうしたシチュエーションがなかったこと。
それらが原因なのか、主人公たちが危機的な状況に陥ることがあまりなく、あっても安心して読めてしまうので、ハラハラドキドキできなかったことが残念。
とはいえ、クライマックスでの阿久津が語る真実には驚かされましたし、先に挙げた要素の真相や結末が知りたくて、割と夢中になって読めていたようには思います。そう考えると総じて良い作品なのかも、という気もします。
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*
美しく頭脳明晰な天海と予言者 阿久津の
出会いの物語。
悪魔とは誰の心にも棲まう歪んだ精神、
でも悪魔は大天使ルシファーが天から
堕ちた姿でもあった。
それなりに分厚い本ですが、話にスピード感が
あるのでグングン進んで一気読みでした。
〜〜〜
首に逆さ五芒星の刻印を残す殺人犯を
警察は悪魔と呼んでいた。
悪魔が手を下した死体はこれまで4人で、
凄惨な姿で発見されていた。
また悪魔の刻印を記された死体が発見され、
死体は両手を吊るされ磔られていた。
その様は、まるで絵画のように美しかった。
特殊捜査班に引き抜かれた天海は、
パートナーになる阿久津誠と挨拶をかわすが、
初対面で誰にも話していない過去の
封印していた出来事を指摘される。
予言者と異名を持つ阿久津は、反面では
パートナーを精神疾患にさせる悪名も持っていた。
天海と阿久津は悪魔を追うが、その背後には
抗えない権利が隠れていた。
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神永マジックなるものは素晴らしかったと思います。
時間軸の交差が巧みで、次々変わる視点がスピード感を出しながら同時にトラップを隠しているところもお上手でいらっしゃって感心。
ダークヒーローかと言われれると、この1冊だけではそうとは思えなかったかな〜。ダークでもヒーローでもなかった。
最後の種明かしまでそもそもダークの部分は出せなかったわけだし、例えば顔を見せないまでもその凄惨なシーンが描かれるとかそういうのもなかったしさ、最終的な告白シーンでもそこに正当な正義が見えるかっていうと、そう感じさせるにはページ数少ないっていうかね。。。
最終的なオチは、そこは今までの神永先生作品にはないものだったかもしれないけど、それこそ「悪魔」とか「ダークヒーロー」と呼ぶには誠実過ぎたし純粋過ぎたし普通に悲しい人って感じは否めなかったな。。。期待し過ぎたってのがあるのかな〜。
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「心霊探偵八雲」の神永学の新シリーズ。米国で犯罪心理学研修を受けた天海志津香は、警視庁特殊犯罪捜査室にスカウトされる。「予言者」と呼ばれる検挙率ナンバー1を誇る阿久津とともに、遺体に逆さ五芒星を刻みこむ連続殺人事件の犯人「悪魔」を捜査することになる。
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逆さ五芒星を残す連続猟奇殺人事件の話。
これはハッピーエンドかバッドエンドか悩む話でした。
話に決着はつくから もやもやはしないので 嫌いな終わりではないです。