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仮想化とコンテナ半々で書かれているのかと思っていたが、コンテナについて書かれてることの方が詳細だった。
仮想化を予備知識としてコンテナについて、知りたいと思ったら買うのが良いと思う。
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今や「仮想化って何ですか?」と聞かれると逆に答えに窮してしまうくらい当たり前になった技術の入門書。コンテナの解説は非常に丁寧で分かりやすい。個人的には楽天モバイルに関するニュースで名前だけ聞いていて結局何が新しいのかよく分かっていなかったネットワーク仮想化もカバーしてくれていて助かった。ただし、あくまで入門書なので既にDockerやk8sに慣れている人が読むと期待外れになるかと思います。
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コンテナのお勉強。難しい。。。
コンテナ型仮想化は、「コンテナ」というアプリケーションと実行環境をまとめて隔離する仕組みを利用し、OS単位ではなくアプリケーション単位で仮想化する技術です。…
コンテナ型仮想化の最大のメリットは柔軟性にあります。たとえば、ほかのサーバー仮想化技術で仮想サーバーを増やす場合、ゲストOSとアプリケーションのインストールを行う必要がありますが、コンテナ型仮想化ではコンテナを作成し、そこにアプリケーションを導入するだけで仮想サーバーを用意できます。インストールなどの手間が大幅に減ることに加え、仮想マシンやゲストOSを動かす必要がない分、パフォーマンスも高くなります。
コンテナには複数のアプリケーションを導入することもできますが、原則的に1コンテナに1アプリケーション(1プロセス)単位で構築し、複数のコンテナを組み合わせたほうがよいとされます。コンテナの作成コストは非常に低いため、複雑なコンテナを1つ作るより、シンプルなコンテナを複数作るほうが手間がかからず、あとからの設計変更などもしやすいからです。
ゲストOSを持たないということは、コンテナ内のアプリケーションもホストOSの機能(カーネル)を利用して動いていることになります。しかし、ファイルシステムが独立しているため、ホストOS内にインストールされたほかのアプリケーションやファイルなどの影響を受けません。
■Kubernetesができること
死活監視と停止したコンテナの再起動
エンドポイント提供と負荷分散
消費リソースを考慮したコンテナの配備
ローリングアップデートとロールバック
ストレージの管理
機密情報や構成情報の保管
■Kubernetesができないこと
自動ビルド
ログの記録や監視
ミドルウェア的機能(メッセージブローカー、データベースなど)
マシン自体の管理
Kubernetesを使うと、異なるクラウドを共通の手順で操作することが可能となり、クラウド間の相違点を吸収して開発や運用の複雑化を低減することができます。
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仮想化とコンテナを一緒くたに学ぶとなるといかんせんそれぞれが薄くなってしまうが、AWSやGCPのような「クラウド」サービスを理解するためにはここをまとめて把握しておくのはいい案だと思う。
一つ一つの解説は薄めながら、JenkinsやK8sなどを図で示してくれた点は理解の助けになった。
「しっかりわかる」とまで銘打つには、もうあとちょっとだけ踏み込んでほしいってのが本音。
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良書 目からうろこ、図表たくさんで、解説も短いので大掴みできました。
バラバラにもっていた用語が、”コンテナ”でつながりました。
・コンテナ 仮想化技術
・Docker コンテナ型仮想化環境を作りだすソフト
⇒手軽にサーバー仮想化できるので Docker が普及した
・オーケストレーション
⇒コンテナの管理・運用を自動化するツールが”Kubernetes”
⇒手に負えなくなったコンテナを管理するのが”Kubernetes”
⇒マスター・ワーカーによる Kubernetesクラスタの提供
・Kubernetesができること
⇒負荷分散と、死活監視
⇒スケーリング コンテナを自動で増減して負荷を軽減
⇒自動デプロイで、アジャイル開発を支援
・クラウド(AWS,GCP,Azure)
⇒Kubernetesによるオーケストレーションサービス
AWS:Amazon ECS/EKS
GCP:GKE
Azure:AKS
サーバーレスコンテナ実行環境、コンテナレジストリも整備済み
・Docker Enterprise で、一元管理でマルチクラウドを実現
構成は6章立て
1章 仮想化の基礎知識
2章 仮想化のしくみと技術
3章 コンテナ技術の基礎知識
4章 コンテナ型仮想化ソフトウエア「Docker」
5章 コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」
6章 クラウドのコンテナサービス
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しっかりわかる教科書というタイトル通りで、特にコンテナ、Docker、Kubernetesの概念を知ることができる。
ただ、オブジェクト指向を例えに出したりしているので、知識ゼロだと厳いかな。
少しシステム開発をしたことがある人なら読みやすい。
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コンテナの概要を把握するのに役立った。
図も多く分かりやすかった。
■用語の違い
仮想化:実態がないものをあたかも実在しているかのごとく表現する技術のこと
コンテナ:アプリケーションと実行環境をまとめて隔離する仕組み。OS上で実行されているプロセスと本質的には同じで、名前空間などの仕組みで他のコンテナやプロセスから隔離している。アプリケーション単位で仮想化する。
Docker:コンテナ型仮想化の代表的なソフトウェア。コンテナの実行やコンテナイメージの作成・配布を行うためのプラットフォーム。
オーケストレーション:コンテナの管理・ 運用を自動化すること
Kubernetes:コンテナオーケストレーションを行うツール。負荷分散、死活監視、エンドポイントの提供などが可能。
クラスタ:マシンの集合体
V
ノード:くパスタを構成する各マシン。ワーカーノードとマスターノードの2種類がある。
V
ポッド:Kubernetesがコンテナを管理するための最小単位。1つ以上のコンテナから構成される。
■その他
スケールアップ:サーバーのスペックを増強
スケールアウト:サーバーの台数を増やす
スケールイン:サーバーの台数を減らす
デプロイ:プログラムを配備し、システムを利用可能な状態にすること
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Dockerコンテナやkubenetesを軸に仮想化技術や運用管理についてまとまっていると思います。
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Kindleにて読了。コンテナ仮想化の勉強がしたいと思っていたところ、ちょうどXでフォローしている人がこの本で勉強するとポストしており、真似をして購入。
特に前半部分は、コンテナ仮想化と従来からある仮想マシンなどとの違いが分かりやすく説明してあるなど、勉強になった。
後半部分はdockerとkubernetes、さらにはGoogle、Amazon、Microsoftで提供している実際のサービスの概説だったが、ここは正直実際に手を動かして何かサービスをデプロイしてみないと理解は深まらないな、と感じてしまった。まずはローカル環境でdockerを走らせる程度のスモールトライから、徐々にオーケストレーションを試したりしていかないと、振る舞いやメリットがしっかりと頭に入るのは難しいな、という感想を持った。
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他の技術評論社の書籍と同じくわかり易くまとまっている。初心者向きの解説書というして重宝できる。後半ややテーマと離れるトピックで紙面が割かれた感じがあり、見開き2ページで1つのSubjectという構成にこだわらずに掘り下げて欲しい内容も散見された。